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不動産・住宅各社で入社式

 不動産・住宅各社は1日、2022年度の入社式を執り行なった。各社の社長挨拶の要旨については、以下の通り(順不同)。
◆三井不動産(株)◆三菱地所(株)◆住友不動産(株)◆野村不動産ホールディングス(株)◆東京建物(株)◆(株)大京◆(株)長谷工コーポレーション◆森ビル(株)◆森トラスト(株)◆三菱地所レジデンス(株)◆東急グループ◆住友不動産販売(株)◆東急リバブル(株)◆三菱地所リアルエステートサービス(株)◆東京建物不動産販売(株)◆大和ハウス工業(株)◆積水ハウス(株)◆積水化学工業(株)◆住友林業(株)◆旭化成ホームズ(株)◆トヨタホーム(株)◆パナソニック ホームズ(株)◆三井ホーム(株)◆ポラスグループ◆ハウスコム(株)
◆三井不動産(株)代表取締役社長 菰田正信氏
 入社おめでとうございます。皆さんを心から歓迎します。  三井不動産グループの歴史は、日本の経済・社会の発展とともに、その時代の「パラダイム転換」を捉えた、新たな「価値創造」の歴史です。現在は、DX、GXを積極的に進めることにより、様々な社会課題を街づくりを通して解決するスマートシティの実現に取り組んでいます。新たな価値創造に果敢にチャレンジし、常に自らのビジネスをイノベーションすることが、当社グループのDNAであります。
 入社にあたり、皆さんに期待すること、心掛けていただきたいことは、以下の5点です。  まず「自立した個人」になること。自分が仕事を進めていくうえで一番大事にしなければならないものは何かなどを自分で確立し、自分の行動の結果には自分で責任を負い、高い志を持って自己実現を果たしてください。  二つ目は、「幅広い視野を持つ」こと。変化のスピードが速いダイバーシティの現代において、自らの可能性を最大限に伸ばしていくためには、人間としての知識と経験の幅を広げていかなければなりません。社内外・世代を問わず、「人との交流」「出会い」を大切にし、物事を見る視野・人間の幅を「外向き」志向で広げてください。  三つ目は、「チャレンジスピリットを発揮する」ということ。既成概念が通用しない現代においては、皆さんのフレッシュな発想が大きな強みになります。ただ、今までやってきたことを変えようとしたり、新しいことをやろうとすると、大きなリスクを伴います。そういう時こそ、当社グループのDNAであるチャレンジスピリットを発揮していただきたいと思います。  四つ目は、「健全な心身を保つ」こと。常に心と身体の健康を保てるよう、十分な自己管理を心掛けてください。  当社は、多様な人材が自分にあった働き方でその能力を最大限発揮できるよう「働き方改革」に取り組んでいます。労働時間に制約があるという前提で、限られた時間で最大限の成果をあげ、それ以外の時間は、家族と過ごす時間も含め「個人を豊かにする時間」に充てようというものです。それが、個人としての人間の幅を拡げ、ひいては会社の組織としての力を強くすることにつながり、さらには社員の心身の健康を守ることにもつながるからです。  そして最後は、「社会人としてのコモンセンスを持つ」こと。世の中の不祥事のほとんどは、常識の欠如に起因するものです。「コモンセンス」がしっかりしていれば、ごく自然に法の精神や考え方が理解できるはずです。
 新型コロナウイルスについては今なお収束に至っておりませんが、ワクチンや治療薬、感染防止対策に加え、ウイルスの弱毒化と相まって、いずれインフルエンザ並みの病気となって収束していくと思われます。当社事業についても大きな影響がありましたが、大部分は一過性のものであって、我々にとって大事なのは、コロナ禍がもたらした人々の暮らし方・働き方の不可逆的な変化を的確にとらえてビジネスを革新していかなければならないということです。  それは一言でいうと、デジタルとリアルの最適な組み合わせを考えるということ、そしてデジタル技術で代替できないリアル空間の価値を最大限に高めるということだと思います。今年度はポストコロナ新時代のビジネスモデルの確立を最 大の経営課題と位置付けています。  当社の行っている事業は、社会的意義が大きく、人々に夢と感動を与えられる産業です。当社グループが、魅力あふれる企業グループであり続け、今後もたくましく成長していけるよう、共に頑張りましょう。
 
◆三菱地所(株)執行役社長 吉田淳一氏
・三菱地所グループは、2030年を目標に「長期経営計画2030」を策定し、事業を推進している。時代の変化をチャンスに変えていく企業グループへの変革を目指しており、新しい領域にも積極的にチャレンジしている。
・新型コロナウイルス感染症の継続的な流行による環境の変化は激しく、これまでの成功体験が役に立たない時代になった。新入社員の皆さんにはこれから様々なことを学んでいただくが、基礎が分からないから意見を言っていけないということはない。チームの中で様々な視点を持って遠慮なく発言し、議論を深めて、より良い価値を世の中に提供していただきたい。
・まちづくりは、100年後を見据えた長期的な視点が必要となる。まちを利用するお客様や働く方々といった様々なステークホルダーと連携しながら、サステナブルにまちを育てていくという観点が欠かせない。また、仕事をするうえでは「誠実・信頼」を常に念頭においてほしい。
 
◆住友不動産(株) 代表取締役社長 仁島浩順氏 
 住友不動産グループを代表して、皆さんの入社を心より歓迎します。
 当社は、4月より新しい中期経営計画がスタートします。  前計画では、コロナ禍の影響を受けつつも、グループ職員の創意工夫と努力の結果、一年で経常最高益に復帰し、再び成長路線に向かう基盤ができました。
 コロナ禍がなかなか収束しない中、資源高や物価高騰の影響など、先行きは予断を許さない情勢が続いておりますが、当社は、全部門で高い目標を掲げ、グループの「総合力」でこの難局に立ち向かい、引き続き「持続的な成長」を目指します。
 皆さんには、スローガンである「信用と創造」に込められた“信用を大切に新たな価値を創造する”を念頭に、柔軟かつ独自の発想でそれぞれの仕事に取組み、住友不動産グループのさらなる飛躍のため大いに活躍していただきたい。
 これから共に頑張ってまいりましょう。
 
◆野村不動産ホールディングス(株) 代表取締役社長 グループCEO 沓掛英二氏 
 野村不動産グループ役職員全員で、総勢263人の皆さん一人一人の入社を歓迎いたします。 特に、本年入社の皆さんは、3年目を迎えるコロナ禍と戦い、対応しながら粘り強く学生生活を送ってきたことと思います。また本年2月末からのロシアのウクライナ侵攻により地政学的リスクが極度に高まり、まさに世界が一変しました。2022年4月、歴史的な変動のその時に入社をした皆さん、と言っても過言でないと思います。
 入社に当たり、皆さんへメッセージを送りたいと思います。  今まさに世界経済や日本経済、ひいては我々の不動産を取り巻くビジネス環境が激変しようとしています。そして不動産やそれらを取り巻くサービスが、DXのめざましい変化と共に我々の想像を超えて、様々なものが大きく変わろうとしています。この激動の変化の時こそ、今日から社会人としての一歩を踏み出す皆さん一人一人の「学び」と「成長」の絶好の機会と捉えて頂きたいということです。「学生時代の学び」と社会人としての「実践の学び」は違います。若い、柔軟な皆さんは、この世の中の大きな変化を確りと捉えて、自分の能力は努力次第で成長することができるという一人一人の「成長・マインドセット」を是非実践していただきたいと思います。大きな変化の波の中で、「学び」と「成長」の為には自分自身の明確な「目標」であり「夢」を持つことが大変大切です。今日からの社会人生活、辛いこと、苦しい時が必ずあると思います。その時を乗り越えるためにも、自分の「目標」や「夢」の設定は大きな意義を持ちます。是非ともこのことを心に刻んで、焦らず、一歩一歩進んで行ってください。
  我々、野村不動産グループは、本年度より2030年に向けて、新たな成長を目指していきます。 人々の様々な生活、LIFEと、一人一人の過ごす時間、TIMEの、LIFEアンドTIMEの2つの軸を大切にして、グローバルに新たな価値を創造し、まだ見ぬ、未来を切り拓いていく方針です。同時に、サステナビリティを重視し「EARTH PRIDE 地球をつなぐ」のポリシーのもと、その課題にも確りと向き合った経営を進めていきます。 野村不動産グループの財産は何よりも人材です。今日(こんにち)まで一人一人の社員の育成を最も大切に経営してきました。少しでも不安や心配があったら人事やインストラクター、先輩に気兼ねなく相談してください。皆さんの「目標」と「夢」の実現に向けて会社はあらゆる環境を整えてきています。 皆さんの成長と当社グループの成長は一緒です。 共に一歩ずつ歩んで行きましょう!
 
◆東京建物(株) 代表取締役 社長執行役員 野村 均氏
 皆さん、本日は入社おめでとうございます。新しい仲間を迎えることができ、大変嬉しく思います。(一部省略) 当社は、1896(明治29)年10月に旧安田財閥の創始者・安田善次郎翁により設立され、近代日本資本主義の父である渋沢栄一も創業に深くかかわりました。昨年創立125 周年を迎え、これまで一世紀を超えて企業活動を続けられたのは、安田善次郎翁が旨とした“お客様第一の精神”と時代の流れを先んじて捉える“進取の精神”を社員一人ひとりが原点として大切にしてきたからだと考えます。 また当社は、これまで売上や資産規模の拡大を無理に追い求めるのではなく、質も重視し、すべてのステークホルダーから信頼を得ることを第一義として事業を営んできました。長年のその積み重ねを経て、結果的に様々な成果や信頼の獲得へとつながりました。当社が現在のデベロッパーとしての地位を確立できた所以と考えます。
 当社の企業理念は「信頼を未来へ」です。この企業理念は、お客様や地域の方々から信頼を得るためにはどうすればよいか、社員一人ひとりが考え抜き、行動し続けることによって、初めてその意味するところが相手に伝わり、理解されるものです。また、この企業理念は社外に対してのものだけではありません。社内や東京建物グループ内においても、お互いに仲間として信頼し合い、「この人とまた一緒に仕事がしたい」「この仲間と最後までやり遂げたい」と互いに思いあうことにより、初めて本当の意味でのシナジーが生まれてくるものと考えます。 当社は、この企業理念「信頼を未来へ」のもと、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指すため、2030年頃を見据えた長期ビジョンとして「次世代デベロッパーへ」を掲げ、また2020〜2024年度の5年間を対象にした中期経営計画を策定しました。 今年は中期経営計画の3年目、折り返しの年となります。新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた事業もありましたが、全体としては定性・定量目標ともに進捗は順調であり、将来の成長に向けた事業の「種まき」もできています。またESG 経営の重要性を意識し、各事業で新しい取り組みも進められています。引き続き、重点戦略を着実に実行するとともに、長期ビジョンである「次世代デベロッパーへ」の実現に向けて挑戦をし続けてまいります。 昨年、持続可能な社会の実現に貢献するため、「脱炭素社会の推進」や「価値共創とイノベーション」等、事業を通じて社会と共有する価値を意識した取り組むべき14 の重要課題、マテリアリティを発表しました。マテリアリティは長期ビジョンである「次世代デベロッパーへ」を実現するため、「社会課題の解決」と「企業としての成長」をより高い次元で両立するための重要な課題として捉えております。全グループ社員で共有して事業活動を推進し、社会との共有価値を創造し、すべてのステークホルダーにとっての「いい会社」を目指してまいります。
 最後に、コロナ禍であらためて重要性を認識するところとなりましたが、身体はすべての資本であり、健康なくして何事も成し得ることはできません。当社は、優れた健康経営を実践している企業として、健康経営優良法人の認定を6 年連続で取得し、上位500社のみに与えられる「ホワイト500」称号も2 年連続5 回目の取得ができました。今後も一人ひとりの健康の維持・増進に繋がる施策を積極的に推進しますが、健康管理は自らで責任を持ち、くれぐれも留意し社会人生活を過ごしてください。 皆さんと一体となって信頼を未来へつなげる企業であり続けるその挑戦の歩みこそが、すべてのステークホルダーの皆様への価値提供であると私は信じています。 皆さんの挑戦と成長が当社発展の原動力となることを期待しています。
 以上、私からの祝辞といたします。
 
◆(株)大京 代表取締役社長 深谷敏成氏
 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。総勢98名の方を新入社員として迎えられることを、大変うれしく思います。コロナ禍での学生生活と就職活動を、苦労しながら過ごされてきたことと思いますが、オリックスグループである大京各社を選んでいただき、ありがとうございます。役職員一同、心より歓迎いたします。また、本日は、社会人として新たな第一歩を踏み出す記念すべき日になります。ご家族をはじめ、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れずに、社会人としての自覚をもって、新生活をスタートさせてください。
 さて、我々を取り巻く環境は大きく変化しています。とりわけ対応すべきは「サステナビリティ」を意識した事業の推進であり、それが企業活動の基本であると考えています。大京各社では、マンションを中心とする住宅関連事業と、ビルや商業施設の施設管理事業などを主に行っています。オリックスグループでは、2030年までにGHG(CO2)排出量を2020年度比で実質的に50%削減、2050年までに実質的にゼロとする目標を掲げており、不動産事業においても、これまでの発想を転換しつつ、省エネと創エネに最大限配慮した、商品・サービスを開発・提供していかなければなりません。
 同時に、事業のデジタル化(DX)を推進しています。お客さまとの接点を含め事業・営業活動のあり方、内部の業務プロセスすべての変革が必要です。皆さんは、これから業務研修を受けて配属されるわけですが、これらサステナビリティとDX推進に関しては、即戦力として大いに期待しています。柔軟な発想と、広い視野をもって積極的に関わっていただきたいと思います。我々の使命は、安全安心を第一に、環境への配慮、脱炭素化の実現、そして地域社会と共生して、不動産事業に新たな価値を創造していくことです。事業を通じて社会に貢献し、ともに持続的な成長を目指していきましょう。
 私から、社会人の先輩として、4つアドバイスします。
(1)与えられた仕事の中で、小さな目標を持つこと、それを達成する楽しみをみつけること。(2)先をみること。テーマは何でもいいので、自分なりの仮説をたてて、予測してみること。(3)自己啓発。業務以外で毎年何か一つ勉強して、自身の幅を広げること。(4)いろいろなことに興味を持ち、楽しんで取り組むこと。
 最後に、皆さんの社会人生活が充実して実り多いものになること、皆さんとご家族のご健勝を祈念して、お祝いの挨拶とさせていただきます。皆さんと一緒に仕事をするのを楽しみにしています。
 
◆(株)長谷工コーポレーション 代表取締役社長 池上一夫氏
 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
 前期は全役職員の頑張りで期初予想を達成できる見通しですが、今期は中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan」(略称:NS 計画)の中間地点である3年目にあたるとともに、最終期である2025年3月期に経常利益1,000億円を目指すための重要な年になります。事業を取り巻く環境は大きく変わり、新しい価値観によって住まいや働き方などに今まさに変化が起きています。新入社員の皆さんは、まず好奇心旺盛にいろいろなものを吸収し、自身の中にたくさんの引出しを持ってください。そして、長谷工グループの一員としてそれぞれの会社、部署で頑張って頂きたいと思います。
 困難を乗り越える時に頼りになるのが同期入社の仲間です。私も仲間と励まし合い、仕事への思いを語り合い、時には一緒に遊んで今に至っています。同期の仲間を大切にし、絆を深めてください。また、仕事を進めていく上では、ルールやマニュアルを覚えて守っていくことが必要になりますが、常に「本質」を理解して欲しいと思います。そこに書かれていることの理由や背景を理解することで、ルールやマニュアルにない事象が発生した時に臨機応変に対応できるようになるからです。
 NS計画の中で“DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進”を掲げていますが、最前線で仕事をする現場からアイデアをあげてもらうことが不可欠です。ITツールに慣れ親しんだ皆さんは、新入社員だからと臆することなく、意識を高く持って積極的に提案をして欲しいと思います。
 何事にも好奇心をもって一生懸命取り組むことで、たくさんの経験を積むことができ、いろいろな発想が生まれてきます。皆さんが一日も早く成長し、グループの一翼を担う人材として活躍されることを期待しています。
 
◆森ビル(株) 代表取締役社長 辻 慎吾氏
 森ビルが手掛ける都市づくりには、長い時間と莫大な資金がかかる。しかも、我々の夢や想いだけではなく、地元の地権者や共同事業者の想いや人生も背負っており、大きな社会的責任もある。だからこそ、なんとしてもやり遂げなければならないし、成功させなければならない。森ビルは「できること」ではなく、「やるべきこと」をやる会社だ。そういった意味で、誰よりも時代を先取りして動く挑戦者でなければならない。これまでも前例がなくても挑戦してきたし、今も「ヒルズの未来形」を創り上げようとさまざまな挑戦を続けている。
 来年、我々は「虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト」と「虎ノ門・麻布台プロジェクト」を現実の街として世に出す。この2つのプロジェクトを含め、我々の戦略エリアにあるヒルズを連携させることで、新たな文化・経済圏「ヒルズエリア」を創り出し、東京の磁力となるような国際新都心へと育て上げていく。これは森稔会長が思い描いていたグランドデザインであり、東京が国際都市間競争を勝ち抜くための都市戦略でもある。六本木ヒルズの隣接地では「六本木5 丁目プロジェクト」も都市計画提案に向けて推進中だ。
 都市づくりのリーダーを目指すうえで大切なことは、「与えられたものから学ぶ」のではなく、「自分から貪欲に学びにいく」姿勢だ。インターネットや本でわかったような気になるのではなく、自分で現地に足を運び、自分の目で現物を観て、感じることが大事だ。どう観るか、どこを観るか、どんなふうに観るかによっても、得られるものが違ってくる。また、初めて観たときと、いろいろな経験を積んでから観たときとでも感じ方が違ってくる。そういう経験を1つ1つ積み重ねていくことで、物事をさまざまな角度から観る能力や、全体を俯瞰して観る能力が身についてくる。その能力はリーダーとしていろいろな判断をする立場になったときに絶対に必要になってくるはずだ。共に挑戦し、共に成長しながら、東京を元気にし、人々をワクワクさせるような都市づくりをしていこう。
 
◆森トラスト(株) 代表取締役社長 伊達 美和子氏
 本日は入社おめでとうございます。皆さんの新しい門出に心からお祝い申し上げます。 この数年、コロナ禍において大きく生活スタイルが変わりました。皆さんも、学生生活最後の2年間は活動制限もあり、こうして集まることもままならなかったのではないでしょうか。本日ここで皆さんと直接お目にかかれることは、大変喜ばしいことです。
 ただ残念なことに、長引くコロナ禍の出口はまだ見えません。それに加え、ウクライナ情勢、円安、株価の変動など、社会・経済の状況はますます不透明さを増しています。特にここ数年好調であった観光事業は、インバウンドが蒸発し、厳しい状況が長期化しています。加えて、出社制限によってテレワークも増え、働く場の在り方も問われる時代となりました。つまり、皆さんが大学に入学されてから卒業するまでの間に、ビジネス環境は一変しているのです。では、そのような中社会に一歩踏み出す皆さんは、どのような視点で業務に臨めばよいのでしょうか。
 観光業においては、海外旅行ができない一方で、近場での旅行需要は堅調です。これは、新たなニーズの創出とポジティブに捉えることができます。また、テレワークの普及によりワーケーションという新たな観光スタイルにも注目が集まっています。しかしながら、今顕在化しているニーズと、環境が変わる局面で出てくるニーズは異なります。アフターコロナでインバウンドが復活するときには、アウトバウンドも復活します。環境の変化からマーケットの変化を読み、その先の展開を考えて未来を先導するという視点が大切です。
 オフィスについてはどうでしょうか。テレワークが浸透したことで、これまでの環境に一石が投じられているのは事実ですが、だからこそオフィスの役割が見直されようとしています。事務作業をする場所という従来の単調な役割から、集まりたいと思える場所、活動したいと感じる場所、憩うことにより快適性を実感できる場所といった、付加価値や目的性が求められる時代となります。人々が集まることでイノベーションが生まれ、組織へのエンゲージメント向上につながる場所こそが、ニューノーマルの先にあるオフィス像であり、リアルの価値となるのです。
 また、コロナにより、オンラインコミュニケーションが普及するなど、デジタルへの人々の許容度が高まったと感じます。こうした動きは社会のDXをさらに加速させる可能性を秘めています。森トラストが昨年策定したDX戦略では、デジタル技術を導入することをゴールと捉えるのではなく、それを活用して既存の価値観を再構築し、新たな仕組みづくりにチャレンジしていくことを目指しています。このように、価値や目的を見出せる場所を創造し、新しい視点を持って挑戦することこそが私たちディベロッパーの役割であり、今日入社される皆さんに託される使命です。そこで、皆さんに養ってもらいたい力は、(1)短期・中期・長期の視点で物事を考える力、(2)多様性を受け入れ物事を多角的に捉える力、そして最も重要なのは、(3)見えない未来を見据え、未来を創造する力です。皆さんには、フレッシュな感性を活かして、共に未来に向かって進んでいただき、将来人財として様々な変革の起点となり活躍されることを期待しています。
 本日は皆さん、本当に、おめでとうございます。
 
◆三菱地所レジデンス(株) 代表取締役 社長執行役員 宮島正治氏
 当社は三菱地所グループの基本使命である「まちづくりを通じた社会貢献」を実現するため、まち全体や地球環境へも配慮しながら、住まいづくりに取り組んでいる。
 2021年度は新型コロナウイルス感染症の継続的な流行により、予断を許さない状態が続いていたが、マンション市場は引き続き好調に推移し、賃貸事業、投資アセット開発事業、リノベーション事業や海外事業が着実に成長していることから、会社発足以来の過去最高益を達成する見込みである。これは社員一人一人が、それぞれの業務を全うした結果だと感じている。
 しかし当社は現状に満足せずに、それぞれの事業を成長させつつ、今後もリーディングカンパニーとして先頭を走る企業でありたいと考えている。ライフスタイルの変化や多様化が加速する中で、時代の変化にいかに柔軟に対応できるかが成長のカギだと感じている。この変化局面をチャンスと捉え、様々なことに挑戦していきたい。
 SDGs達成に向けた取り組みについても、全社員一丸となってさらに加速させていく。本年1月には、業界のトップランナーとして脱炭素社会の実現に貢献するため「CO2排出量削減戦略」を策定し、CO2排出量を2030年までに2019年比で50%削減するという目標を掲げた。今後はマンションのZEH化も推進し、お引き渡し後もお客様とともにCO2削減を目指し、環境を大切に暮らしている実感を持っていただけるような住まいづくりを目指す。
 住まいにおいては、資産性に加えて住み心地の重要性が増してきている。「メリット」となるマンションの特長だけでなく、そのマンションでどのような暮らしを実現できるかという「ベネフィット」が重要である。 お客様に選ばれ続けるには、従来のやり方に固執せず、視野を広く持つことが必要になる。自分で考え判断し行動・実践できる力を養い、生活目線を取り入れたユーザーインの発想のもと、マニュアルや慣例に捕らわれず、事業にとって、お客様にとって何が良いことなのか考えて、誇れる仕事をしていこう。そしてこれから成長する上では、自分の感性や工夫を作り出して、自分なりの味付けをして仕事を仕上げていくことを大切にしてほしい。皆さんの活躍を期待している。
 
◆東急グループ グループ代表 野本弘文氏(東急(株)取締役会長)
【正しい判断力をするために「何のため、なぜ、もし 」を考える習慣を身に付けよう】 東急グループは今年で創立100周年を迎えます。交通事業をはじめ、建設、不動産、生活サービス、ホテル・リゾート事業など、お客さまの生活に密着した幅広い分野で事業を展開しており、皆さんの夢をかなえる土壌は十分にあります。もし無ければ、新たに創れば良いのです。 創業者の五島慶太翁は、「自分が現在携わっている仕事については、つねに第一人者となるよう努力することが大切」だと言っています。これから、いろいろな業務に就くと思いますが、どのような仕事であっても、面白くするも、しないも、皆さんの考え方一つです。つまらないと思う仕事も工夫次第では面白くも、また、価値あるものにもなります。
 皆さんは、社会人としてこれまで以上に物事を判断する機会が増えてくると思います。その時、正しい判断ができるかどうかで、その先の結果も異なってきます。少しでも正解に近い判断となるよう心がけることが重要です。 そうした判断力を、若い時から是非鍛えてください。会社の仕事も自分のこととして、言われたままやるのではなく、「何のためにその仕事をやるのか」、「なぜそうしなければならないのか」、「もっと良い方法はないのか」など、いつも「何のため、なぜ、もし」の三つの疑問を常に意識し、しっかりと考え、行動してほしいと思います。
 正しい判断をするためには、いつも何が正しいのか、本来あるべき姿は何かなど、考える習慣を身に付けることが大切です。その上で、いつもいろいろなものに興味を示し、果敢に挑戦し、経験を重ねてください。経験は、想像力を豊かにし、物事を判断するときの力となります。そして、自分の中に多くの判断基準を持ち、判断基準のレベルが上がることによって、より大きな判断・大きな仕事ができるようになります。
 今年は、東急グループ創立100周年という記念すべき年です。まちづくりをはじめとする数々の事業を次の100年に向けて継続、時には変革し、成長させていくためにも、皆さんには勇気をもって正しい判断をしていただきたいと思います。
 
◆住友不動産販売(株) 代表取締役社長 竹村信昭氏
 新入社員の皆さん、入社おめでとう。 皆さんが入社した住友不動産販売は、住友不動産グループでビル事業、マンション事業に次ぐ利益を上げる中核会社であり、これからさらに成長していく会社です。 当社で活躍し、健康で心豊かな、充実した社会人人生を過ごして いただきたいと思います。
 今日から共に働く皆さんに、仕事で大切にしてほしい事を三点 お伝えします。 一点目は「お客様の満足第一」を目指すということ。 個人のお客様は不動産取引を一生に何度も経験することはありま せん。お客様が感じる不安に寄り添い、「適正な価格で安心・安全な 不動産取引を成立させること」によって、お客様に満足していただくことを目指してほしい。 二点目は「基本をマスターしプロを目指せ」ということ。不動産取引には宅建業法を始めとする法令などのルールが数多くあります。これらをマスターし、安心・安全な取引を行う「不動産 取引のプロ」になってほしい。これから始まる研修には、社会人と しての自覚を持って取り組んでください。 三点目は「会社の信用を高める人材」を目指すということ。 創立以来47年、先輩方が培ってきた「住友不動産販売」の信用 は、当社の宝です。 皆さんも「お客様の満足第一」をモットーに、「不動産取引のプロ」として活躍し、自分の信用と会社の信用を高められる人材になってほしい。
 
◆東急リバブル(株) 代表取締役社長 太田陽一氏
 新入社員の皆さん入社おめでとうございます。
 恵まれた環境とは言えない中での就職活動は大変だったことと思います。お疲れ様でした。本日、皆さんを東急リバブルへ迎えることができ大変嬉しく思います。
 10年以上前にこんな話をしたことがあります。「これから、私たちはグローバリゼーション、ダイバーシティ、ITといった環境変化の中に身を置くことになる」と。以来、特に IT の進化は著しく、コロナ禍で起こる様々な問題も ITの支え無しに乗り越えることはできないでしょう。そのような技術の進歩に伴い、仕事の仕方も変わってきました。しかし、働く人の基本は変わらないのです。
 では、働く人の基本とは何かということですが、一つには、仕事には責任が伴うということです。皆さんが真っ先に背負うのは「成長する責任」になるでしょう。多くの経験が人を成長させます。仕事の場では、自身の役割の中で、自分で考え行動を起こすということを積み重ねていきます。この積み重ねによって、自身の成長や将来担う責任が変わってきます。ぜひ成長の機会を自ら積極的に捉えていってください。 次に、仕事は組織で行うということです。仕事は一人でできるものではなく、互いに協力し合い、強みを生かし弱みをカバーすることで価値は創られてきます。一緒に働く人たちとのコミュニケーションを大切にしてください。人とのつながりは、これから皆さんが活躍するための武器となっていくはずです。 そして、私たちは誠実な人格を持って、人として成長し社会に対する責任を果たしていくことになります。
 皆さんのチャレンジを会社も支えていきます。それは、皆さんの行動が会社の業績となり、皆さんの努力が会社の成長へとつながり、皆さんとそのご家族の幸せが会社や社会が持続するエネルギーであるということです。
 皆さんの今後の活躍を楽しみにしています。共に頑張りましょう。
 
◆三菱地所リアルエステートサービス(株) 取締役社長 湯浅哲生氏
 入社、誠におめでとうございます。本日、新たに20名の仲間を迎えることができ、大変嬉しく思っております。 また今年は、当社の創立50周年にあたります。大きな節目に入社されたわけで、これも格別の縁かと思います。 みなさんの船出に際して、2点激励の言葉を送りたいと思います。
 1点目ですが、現在なおウィズコロナの試行錯誤が続く中で、ウクライナの戦禍は終わりが全く見えない状況にあります。既に長い間、不透明或いは変化の時代と言われてきましたが、地球環境の問題も含め、もはや混迷・混沌の時代と言えるのかもしれません。しかしながら悲観主義に流されることなく前を向いた観点から見ると、次々に新たな気づきが生まれ、それらが価値感の多様化を加速させながら、次々に新たな価値を生み出して行く、まさに大転換期に入ったと言うこともできます。 Z世代であるみなさんは、「減価償却」の固定的な思考ではなく、「アップグレード」の価値観を持っていると言われています。バーチャルによる世界観の広がりと同時に、リアルなもの、本物であることの価値は一層高まります。そもそも価値を多角的に捉え、更なる価値を加えて行くことに不動産並びに不動産サービスの魅力と存在意義があります。つまりバリューアップの精神です。みなさんには是非、当社のビジネスを通じて、持ち前の価値観を存分に発揮して頂きたいと思います。多様性のポテンシャルは変化や個性を許容し、新たな価値創造へと繋がる導火線のようなものです。多様性とこの可変性をセットで捉えて、想像力(イマジネーション)を思い切り広げ、それぞれの創造力(クリエイティヴィティ)に繋げて頂きたいと思います。
 2点目は、「企業人」としての「心の構え」についてです。 みなさんは今日から地所グループの一員、即ち三菱の一員になります。その原点には「三綱領」という根本理念があり、「社会貢献」「フェアプレイ」「グローバル精神」の尊重を謳っています。また地所グループの行動憲章は「誠実」「信頼」「活力ある職場」への希求を謳っています。これらの高い志が収斂する言葉として「誠実・インテグリティ」が上げられます。先ず何より高度な綜合性を身につける。そうすると一貫した言動が備わってくる。一貫した言動は信頼を生む。このプロセスの全体が「誠実」を実践するということです。 これから必ずみなさんの支えとなり拠り所となる行動規範です。悩んだり、自信を失くしたときは、是非思い出してみて下さい。
 最後に、今日共にスタートを切った同期の仲間は、いろんな意味で特別な存在です。 これから先もずっとお互いを大切にして下さい。これから研修が始まりますが、もとよりゼロからのスタートですから、肩肘張らず、先ずは元気に取り組んでください。以上です。
 
◆東京建物不動産販売(株) 代表取締役 社長執行役員 福居賢悟氏
 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。 皆さんを当社の仲間として迎えることができましたことを、大変嬉しく思います。 新型コロナウイルス感染症の流行をはじめ、気候変動問題やウクライナに代表される地政学的リスクの高まりなど、社会は大きな転換期にあります。 そうした中、当社を含む東京建物グループは、「次世代デベロッパーへ」という長期ビジョンを掲げ、“サステナブルな社会の実現に向けて、「社会課題の解決」と「企業の成長」をより高い次元で両立し、すべてのステークホルダーにとっての「いい会社」となる”ことを目標としています。そして、次世代の視点を持ち、これまでの枠を超えて、どのような局面でも、しなやかに対応ができる企業体となることを目指しています。 当社の主な事業領域である「流通事業」、「アセットソリューション事業」、「賃貸事業」においては、“不動産を通して様々な付加価値を提供する”ということが共通したテーマとなりますが、“世の中で評価される価値”は刻々と変化していきます。時代の流れを先読みし、“評価される価値”を生み出し続けることが当社の仕事です。皆さんには、それを実現出来るように成長して頂きたいと思います。一方で、お客様の信頼を得ることができないと不動産の仕事はうまく行きません。お客様に信頼いただき、付加価値を創造することで未来に繋がり、事業を続けていくことができるのだと思います。 また、当社は営業の会社ですので、これから仕事に取り組む中で、皆さん一人ひとりに、自分の営業のスタイルを確立して欲しいと思います。はじめは先輩の真似をすることから始まりますが、自分の長所をどんどん磨いて、自分のスタイルを見つけて下さい。 最後に、新型コロナウイルスの収束にはもう少し時間がかかると思われます。会社員は体が資本です。くれぐれも健康には気をつけて会社生活を送ってください。 今日から皆さん一人ひとりが当社の顔となります。学び合い高め合って新たな時代を築いていきましょう。
 
◆大和ハウス工業(株) 代表取締役社長 芳井敬一氏
 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。役職員を代表して心よりお祝い申し上げます。 本日は皆さんにとって人生の新しい物語の始まりです。当社に入社される皆さんの新たな門出に、5点お話しがあります。 1つ目は挨拶の徹底です。「おはようございます」「ありがとうございます」「お疲れ様です」などの挨拶は、皆さん自身を職場の人に知っていただく、また、上司、先輩、同僚とのコミュニケーションの入り口です。気持ちよく元気に挨拶のできる人になり、皆さんが率先して事業所を活気づけてください。 2つ目は「勉強」です。本や新聞を読んだり、歴史を学んで知識をつけてください。インターネットのように「いつでも、どこでも、誰にでも」の手軽な情報ではなく、自ら探し出した「今だけ、ここだけ、私だけ」の情報から知識を積むことでより深い理解を生みます。そうして学んだ知識はすぐには役に立たなくても、これから経験していく様々なシーンの中で実を結びます。 3つ目は、私の今年の一文字「楽」です。私は、仕事でも趣味でも、人は楽しんで取り組んでいるときが一番成長できると思っています。業務に真剣に向き合う中で壁にぶつかった時でも、楽しみを見出しながら乗り越えることで、自身の成長につなげてください。 4つ目は「健康と感謝」です。仕事をするうえで、皆さんとその家族の健康が最優先されます。また、現場では安全より優先されることは何一つありません。これからは、健康管理も大切な仕事です。しっかりと念頭に置いておいてください。また、今月末、皆さんは初任給を手にしますが、これまでお世話になった家族や先生など、大切な人に感謝の気持ちを伝えてください。 5つ目は、「大和ハウスグループの社員として」です。社会人としての生活が始まると様々な迷いが生じます。その時には創業者の著書「わが社の行き方」を開いてください。場面、場面で、様々なことを私達に教え、思考の方向性を示してくれます。しっかりと目を通して、自分を見つめ直すきっかけにしてください。 今から33年後の創業100周年(2055年)には、皆さんの中から主要な経営層が輩出されることになります。これから日々研鑽に励み、業務に邁進してください。皆さんの成長が当社グループの成長を押し上げます。今後の活躍を大いに期待しています。
 
◆積水ハウス(株) 代表取締役社長 仲井嘉浩氏
 【最高の価値を提供してきた60年】
 新入社員の皆さん、本日は入社おめでとうございます。 さて、皆さんは本日から社会人となったわけですが、社会人になるということはどのようなことでしょうか。 皆さんは今まで学生として様々なことを学び、体験して社会人になる準備をされてきたと思いますが、学生の時と違い社会人になるということは、世の中に対してある価値を提供する立場になったということです。 価値というのは様々な価値がありますが、皆さんが積水ハウスグループに入社されたということは、積水ハウスのブランドや技術、先輩達が構築してきた顧客基盤などを活用してお客様に対して価値を提供していく、そういう立場になられたのだと考えています。そして、これから皆さんと一緒に多くの価値を世の中に提供していきたいと思います。 当社は戦後の高度経済成長期に入った1960年に創業しました。当時はまだ非常に住宅難であり、それを救いたいということで工業化住宅にチャレンジすべく創業した会社です。創業から30年間である第1フェーズの1960年〜1990年では、耐震性能や防火性能、耐風圧性能、耐衝撃性能のような住まい手の命と財産をいかに守るか、そういう研究を重ね提供してきました。1990年〜2020年までの第2フェーズでは「快適性」を提供してきました。断熱性能や、お年寄りからお子様までに優しいバリアフリー、ユニバーサルデザインの研究などです。特に断熱性能に関しては進化を続けた結果、世界最多のネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの販売実績に繋がり、これが第2フェーズ30年間の功績になりました。
【これからの30年ビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする。”】
 そして2020年から第3フェーズが始まっています。第3フェーズからのグローバルビジョンとして“「わが家」を世界一幸せな場所にする”を掲げ、「幸せ」を提供していこうと考えています。 グローバルビジョンでは、サブビジョンの一つとして「ハード・ソフト・サービスを融合し幸せを提案」することを掲げています。「ハード」は断熱性能や耐震性で、「ソフト」では生活提案を進めています。 今好評なのが、「Family Suite」という大空間リビングでの新しい家族の住まい方提案で、住まい方に共感をいただいた多くのお客様に採用いただいています。「サービス」は幸せに資するサービスを考えており、幸せを「健康」と「つながり」と「学び」の3つに因数分解しています。 これらのサービスを提供する「プラットフォームハウス構想」では、中でも健康が重要と考え、住宅内の非接触のセンシング技術により脳卒中や心筋梗塞を早期発見し、急性疾患から救う「HED-Net」の研究を進めています。このような健康に関するサービスを住宅業界としても積極的に提供していきたいと考えています。
【キーワードは「イノベーション&コミュニケーション」】
 このような第3フェーズの価値提供へ向けての社内のキーワードは「イノベーション&コミュニケーション」です。 住宅を通じてお客様にどのように「幸せ」を提供していくのかというアイデアを常に考えていれば、イノベーションは起こるのではないでしょうか。皆さんのアイデアをコミュニケーションとりながらブラッシュアップしていくと、それが一つの事業になる可能性もあります。どのような「ハード」「ソフト」「サービス」を提案していくべきなのか、皆さんにも積極的にアイデアを出してイノベーションを起こしてほしいと思います。  今年から新たな人事制度もスタートします。年功序列ではなく価値を提供するスキル、ノウハウ、経験によって評価が反映される当社独自のオリジナルな人事制度です。住宅業界では、建築、不動産法規や、ファイナンシャル、に加え「ソフト」や「サービス」に関することまで非常に多岐に渡る勉強と知識が必要になります。新たな価値の提供に向けてこれから一つひとつスキルを積み重ねていただければと思います。 最後になりますが、お客様に幸せを提供するためには、まず皆さんが幸せになっていただきたいと思います。皆さん自身が自律的にキャリアを伸ばし、スキルを高めていくことが重要です。“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向けて一緒に頑張っていきましょう。
 
◆積水化学工業(株) 代表取締役社長 加藤敬太氏
 新入社員の皆さん、積水化学グループへの入社おめでとうございます。心よりお祝いと歓迎の意を表します。長引く新型コロナウイルスの影響で、今年もグループ全体で一堂に会しての入社式ができず誠に残念ですが、新入社員の皆さんに私からの期待をお伝えします。
 積水化学グループはESG(環境・社会・ガバナンス)を経営の中心に据え、2030年に業容倍増を目指す長期ビジョンを掲げて全従業員が一丸となって取り組んでいます。積水化学グループはこれまでも、社会課題の解決に貢献する製品を世の中に送り出すことで成長してきましたが、その製品や社会課題解決力は今後ますます必要とされ、企業価値向上や持続的成長の原動力になります。私たちの仕事そのものがESGだと考えています。このような積水化学グループの姿勢は、「世界で最も持続可能な100社」への5年連続7回目の選出をはじめ、世の中からも非常に高い評価をいただいています。皆さんは今日から事業を通じて社会課題の解決に貢献できる会社の一員だという自覚と誇りをもって、これからの社会人としての人生を送っていただきたいと思います。
 当社は今年創立75周年を迎えました。長期ビジョンで目指す2030年、その先の創立100周年に向けた積水化学グループの成長と発展には皆さんの挑戦と成長が不可欠です。新入社員の皆さんの成長がこれからの積水化学グループの成長の原動力となることを大いに期待しています。
 今日、新入社員の皆さんに申し上げたいのは、「挑戦の意識無くして成長は成しえない」ということです。挑戦とは自分自身の「ありたい姿」を描き、現在の自分とのギャップ、すなわち現在の自分に足りないところを認識し、仕事や自己啓発を通じて一歩ずつでも埋めようとすることです。このことを意識して日々の仕事に取り組むのと、意識せずに単に頑張るというのでは、成長に大きく差がついてきます。自分自身のありたい姿というのは、漠然としてイメージが湧かないかもしれませんが、まずは自分自身と先輩との差を認識し、先輩や上司のアドバイスなども参考にしながら、将来のありたい姿を徐々に形成していってください。
 積水化学グループは「挑戦」をキーワードに長期ビジョン達成を目指しています。挑戦を促すための人事制度の改革や、失敗をとがめない組織風土の醸成も進めています。組織の目標達成とともに、一人ひとりが自己の成長を実感できるような活力ある会社を一緒に作り上げていきましょう。
 
◆住友林業(株) 代表取締役執行役員社長 光吉敏郎氏
 皆さん、社長の光吉です。本日は入社おめでとうございます。住友林業を代表して、心から歓迎いたします。 新型コロナ感染状況が全国的に高止まりの傾向を示している状況下ですが、事前のPCR検査へのご協力も含め、万全の感染対策をした上で、こうして皆さんにお会いできたことを、非常に嬉しく思います。 皆さんは、期待と不安の中、本日の入社式に臨まれていると思います。私も、毎年4月1日になると、同じ思いで過ごした、自分自身の新入社員時代を思い出します。 本日は、皆さんがキャリアをスタートするにあたり、私から3つのお話をしたいと思います。まず、「住友林業グループの歴史と経営理念」 次に、「住友林業グループの事業のこれからの方向性」、最後に「皆さんに贈る言葉」です。 それでは、まず「住友林業グループの歴史と経営理念」についてお話しします。 当社の創業は、住友家が四国別子銅山を開坑した1691年に遡ります。当時、別子銅山の山林部門として、施設の建設資材や坑道を支える坑木、燃料としての木材調達を担ったことが事業の始まりです。 19世紀後半に、銅の精錬による煙害や木材の過剰な伐採により荒廃した山を元に戻すために「大造林計画」を実行、毎年100万本、多い年では200万本の植林を行い、現在のような緑を取り戻しました。それ以来、山林事業を拡大し、現在、国内に国土の約800分の1にあたる約4万8千ha、海外でも約23万1千ha(神奈川県全体に匹敵)、合計27万9千haの森林を所有・管理しています。 戦後から高度経済成長期に掛けては、増加する建築資材需要を担うべく、木材建材事業を立ち上げました。国内外の木材調達網を整備し、製造拠点を拡充することにより、現在では業界No.1 の地位を確立しています。 また、1975年には国民のより良い住環境へのニーズにお応えするために、木造注文住宅事業をスタートし、現在では注文住宅業界のリーディングカンパニーとして揺るぎない地位を築きました。 近年は、国内では、リフォーム事業や非住宅建築の木造化・木質化を進める木化事業、介護事業、木質バイオマス発電事業、海外では従来の植林事業や木材・建材の製造事業に加えて、主に米国、豪州そして東南アジアにおける住宅・不動産事業の拡大など、事業領域は益々広がっています。 このようにその時々の社会のニーズに事業活動を通じて応えることで、現在では、森林経営から木材・建材の製造流通、住宅建築、木質バイオマス発電事業などを軸に住生活に関する事業をグローバルに展開する企業となりました。 しかし、今日までの道のりは決して平坦なものではなく、長年にわたる先輩方の並々ならぬ苦労や献身的な努力の上に成り立っていることを忘れてはなりません。いかなる時でも、失敗を恐れず、変化する時代の要請に対応するため、自らを変革しながら、事業を通じて社会課題の解決に貢献するという、高い志が私たちのDNAの中に刻まれているのです。 そして、この歴史を作った我々の事業の根底にあるのは「住友の事業精神」であり「経営理念」です。皆さんにお伝えしたいと思います。 400年ほど前に、住友家の家祖である住友政友は、文殊院旨意書の中で「商いのことは言うまでもなく、何事も粗略にせず、全てのことに丁寧、慎重に、心をこめて励むように」と商売人である前に誠実と努力を重んじ、人格を磨くことを説いており、この、目先の利益を追わず、公正、信用を重んじ確実を旨とする経営姿勢が、住友の事業精神の真髄です。 明治時代に、別子銅山の近代化を推進した、住友家の初代総理事である広瀬宰平は「公利公益を旨として営業の針路を取る」と公益との調和を掲げ、大造林計画を実行した 第二代総理事の伊庭貞剛も「住友の事業は、住友自身を利するとともに、国家を利し、かつ社会を利するほどの事業でなければならぬ」と述べています。 「信用を重んじ確実を旨とし、浮利にはしらず」と、「自利利他公私一如」といって「事業は自身を利するともに、天下国家社会を利するものでなければならない」というのが住友の事業精神なのです。 この住友の事業精神に基づき、人と地球環境にやさしい「木」を活かし、人々の生活に関するあらゆるサービスを通じて、持続可能で豊かな社会の実現に貢献するという、住友林業グループの経営理念を、皆さんと共に実現して行きたいと思います。 次に、住友林業グループの事業のこれからの方向性をお話します。 現在、企業活動において、SDGsという考え方が重要視されています。SDGsは、Sustainable Development Goalsの略称で、2015年の国連サミットで採択され、2030年に向けて世界各国が合意した持続可能な開発目標のことですが、持続可能性(サステイナビリティ)という観点で、住友の事業精神に繋がるものです。 また、2016年に採択されたパリ協定を契機に世界中が脱炭素社会に向けて本格的に動き出しました。日本でも2020年に菅前首相の所信表明演説で「我が国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことをここに宣言すると表明するなど、脱炭素は地球規模の課題でもあり、すべての企業が取り組む最重要テーマであることは、ご存じの通りです。 このような中、今年2月に住友林業グループの2030年に向けた長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定しました。 これは当社グループが、地球環境、人々の暮らしや社会、市場や経済活動に価値を提供することで、将来世代を含むあらゆる人々やすべての生き物に、地球が快適な住まいとして受け継がれていくことを目指すものです。これまでも強みとしてきた「森」と「木」の価値を活かし、深め、新たな未来の力へと変えていきます。これからの研修でも触れられると思いますが、2030年に向けて住友林業グループの進むべき方針を示すもので、これからの日々の業務において、皆さんも一翼を担って頂き、成し遂げる長期ビジョンです。 この長期ビジョンを達成するため、重点課題を「地球環境への価値」、「人と社会への価値」、「市場経済への価値」に紐づけた上で、この3つの価値を同時に満たす事業活動を推進していきます。 川上から川下まで、「森林」、「木材」、「建築」の3分野において、「ウッドサイクル」を回すというキーワードのもと社会の脱炭素実現に貢献していこうとしています。このビジョンはまさにSDGs の時代に即したビジョンなのです。 住友林業は、長い時間をかけて森を育む森林経営、地域毎に取引先との長年に亘る信頼関係を構築してきた木材建材事業、災害に強く安心安全で環境に優しい木造住宅事業とリフォーム事業、そして高齢化社会においてお客様に寄り添う介護事業、再生可能エネルギーを長期的に供給する木質バイオマス発電事業などを通じ、常に、社会環境の変化に対応しお客様の要請に応え、木を活かしながら社会問題の解決に取り組み、企業としての信頼を築き上げてきました。 このような当社の事業が提供できる価値は、事業活動による売上と利益を得る従来の経済的価値の創出にとどまりません。例えば、川上から川下に至るサプライチェーンにおいて、山に植林を行い、育てた木を伐採して木造建築などに使用し、また植林するという森林・木材・建築を軸にした持続的な「ウッドサイクル」を回すことにより、長期にわたり二酸化炭素を吸収・固定して脱炭素に貢献しているのです。 さらに、健全な森林を保つことは、洪水や土砂災害を防ぎ、生物多様性の保全にも貢献します。また、木造建築によるまちづくりは地球温暖化防止に貢献しながら人々の快適な暮らしを支えます。当社の事業活動そのものを通じて、経済的な価値のみならず、「地球環境への価値」、「人と社会への価値」を提供することで、SDGsの達成に取り組みます。住友林業グループ全体での脱炭素化を推進するだけでなく、国内外の多くの企業、社会全体の脱炭素シフトに向けたパートナーとして住友の事業精神にもある「自利利他」を実践していきます。 しかし、これは、社員皆さんの力なくして成し遂げることはできません。当社の将来を支えるもの、一番大切な財産は一人一人の社員の皆さんです。社員全員が目先の収益に追われるのではなく、高い志と熱い情熱を持ち、「Mission TREEING 2030」のビジョンを共有し経営理念・行動指針に沿って、社会やお客様からの信を積み重ねることで、私たちは、選ばれる企業となり、持続的に発展することができるのです。 これからは、多様な価値観を尊重しながらも自分の意見を持ち、活発に議論できる人財が求められます。画一的な行動ではなく、それぞれが考えに考え抜いて個性を発揮し合える、活気とやりがいに溢れた企業にしていきましょう。 最後に、皆さんに私が座右の銘としている言葉を贈りたいと思います。 それは「艱難汝を玉にす。=Adversity makes a man wise.」というヨーロッパの古い格言です。人は困難や障害を乗り越えることで、立派な人物になるという意味で、ハードルが高くとも、挑戦をしてこそ成功を収めることができ、大きな成長を遂げられる。 また、挑戦の結果、失敗しても、そこから学び、今後に生かすことが非常に大切だと説いています。 これからの住友林業グループの歴史は、みなさん一人一人が担っていくのです。業務遂行にあたっては、常に、謙虚で正しい心で、何事にも誠意をもって臨み、業務にも役立つ様々な資格取得に向けた勉強など自己研鑽に励んで、余暇を利用した趣味やスポーツなどを通じて豊かな感性を磨いて、新しいことにチャレンジして下さい。 一方、仕事や生活の中で、苦労や失敗をすることもあるでしょう。その時は是非この言葉を思い出して下さい。そして、充実した社会人生活を送るとともに、一緒に住友林業の未来を築いていきましょう。 皆さん、本日から社会人として独り立ちをされますが、こうして今日という日を迎えることができたのも、これまで支えて下さったご家族や多くの方々のサポートがあってこそだと思います。これからも感謝の気持ちを大切にして下さい。 また、コロナ感染の状況は、全国の新規感染者数は、ピークアウトしたものの、現在は高止まりの状態で予断を許しません。くれぐれも感染予防を含め健康管理と安全管理には気を配ってください。日頃の食事や睡眠、生活習慣をしっかり自分自身で管理し、メリハリをもって仕事に集中することができるように努めて下さい。また、車の運転の機会も増えると思いますし、台風や水害、そして地震などの自然災害にいつ直面するか分かりません。ご自身の安全を守ることはご自分でしかできません。 今日から住友林業という舞台での挑戦が始まります。皆さんの大いなる活躍と発展を祈念して、私のお祝いの挨拶といたします。本日は誠におめでとうございます。
 
◆旭化成ホームズ(株) 代表取締役社長 川畑文俊氏
 皆さん、入社おめでとうございます。このたびは数ある企業の中から旭化成ホームズを選んでくださったことに感謝申し上げます。皆さんがこの会社で大きく成長できるよう最大限努力していくことをお約束します。 本年、当社は創立50周年を迎えます。この記念すべき年に、私たち旭化成ホームズグループは過去最高レベルの売上高を達成する見込みです。住宅事業においては、ヘーベルハウスおよびヘーベルメゾンの請負事業が原点ですが、これらは旭化成グループのなかで環境貢献商品として位置づけ、世の中に提供しています。つまり私たちがお客様にヘーベルハウスやヘーベルメゾンをお建て頂くことは、そのままサステナブルな社会実現にも貢献できる、とても幸せな仕事であると私は理解しています。 ここで、創業時の想いをお話しします。私たちには50年前から現在まで受け継がれるもの、近年でいう「パーパス(purpose)」があります。それは、「日本の住宅を吾らの力で向上させます」です。この想いをベースにお客様満足を追求していく中で、世の中から必要とされ、感謝される会社を目指すこと。これが当社の大きなパーパスです。新入社員の皆さんも是非心に留めてください。 皆さんはまず、ヘーベルハウスやヘーベルメゾンの請負事業に原則配属となりますが、そこでしっかりと成長して、そこから請負事業とともにグループを支える不動産事業やリフォーム事業、海外事業など、今後の事業ポートフォリオ拡大を担う人材になっていってほしいと期待しています。 最後に皆さんへのお願いです。是非失敗を恐れずにチャレンジしてください。誰しも痛みを伴う失敗は避けたいものですが、仕事ではそれが当たり前です。たくさんの失敗をした人ほど成長する、というのは先輩方が培ってきた教訓です。私たちはチームで仕事をしていますから、困ったときには必ず周りの人が助けてくれるでしょう。決して一人で抱え込まずに周囲の人に相談して頼ってください。それを繰り返すことが皆さんの大きな成長に繋がります。また、同時に仲間に感謝の気持ちをしっかり持ちましょう。皆さんが本日入社式に臨むことが出来ているのも、ご家族やご友人、支えてくださった方々のお陰です。いつでも感謝の気持ちを持って、失敗を恐れずチャレンジしてほしいと期待しています。 本日はコロナ禍でのオンライン入社式になりましたが、今後、皆さんお一人お一人と会える日を楽しみにしています。本日は誠におめでとうございます。
 
◆トヨタホーム(株) 取締役社長 後藤裕司氏
 今日こうして、みなさんをトヨタホームの一員としてお迎えすることを、心からうれしく思います。2021年度を振り返ってみますと新型コロナウイルス感染症の拡大が継続し、心落ち着かない中、新たな生活様式の定着が進んだ1年でした。また、ウクライナ紛争など世界情勢が混とんとし、原油や鋼材価格の高騰、為替相場も円安が進行し、住宅市場を取り巻く環境は厳しさを増しています。一方で、住宅取得減税の延長など、住宅業界には政府による支援施策がありました。そして、在宅勤務が広がりにより新築の戸建てやマンションを求める方、リフォームをしたいというお客様が増えるなど、明らかに市場の変化が起こっています。 当社はこうした環境変化に迅速に対応し、トヨタホームの強みをお客様にしっかりお伝えし、安全・安心で快適に暮らせるというご期待に応えてきました。今後はこれまでの活動に加えカーボンニュートラルにチャレンジしていきます。まずは当社が提供する新築戸建て住宅の80%を2025年までにゼロ・エネルギー・ハウスとし、あらゆる事業活動でCO2排出量を削減してまいります。 今年はプライム ライフ テクノロジーズが発足して早くも3年目に入ります。「くらしのあたりまえをかえていく」企業グループを標榜するプライム ライフ テクノロジーズの一員として、街づくりなどにアグレッシブに取り組み、さまざまな連携活動を通じてシナジーを発揮し、PLTグループ一丸となって成長していきたいと思います。 そして新入社員のみなさんには、3つのお願いがあります。第1に自分に厳しくすることです。目標達成に向けては、決して妥協せず、自分自身に甘えることなく、やり切っていただきたい。第2にコミュニケーションを大事にすることです。コロナ禍により、オンラインと面着のコミュニケーションを両方活用して、仕事を進めていかなければなりません。新入社員のみなさんは、自ら学ぶ姿勢で、元気よく素直さを持って先輩社員に接してください。第3は、常に感謝の気持ちと謙虚な姿勢を大事にすることです。こんにちの皆さんがあるのは、ご家族や周囲の方々の支えや協力の賜物です。常に周囲の方々への感謝の気持ちを忘れず、謙虚で礼儀正しい行動を心掛けてください。 新入社員の皆さんがトヨタホームに入り、成長して、将来、ここで頑張って良かったと思ってくれる会社にすることが私の想いでもあります。一緒に頑張りましょう。
 
◆パナソニック ホームズ(株) 代表取締役社長 井上二郎氏
 入社おめでとうございます。コロナ禍に加えて世界情勢が激動する中、本日、晴れて入社式を 開催し、皆さんにお会いすることができ、非常に嬉しく思います。皆さんには、ご両親をはじめ 今まで支えてくださった多くの方々に対して感謝の気持ちを忘れずに、今日の日を大切な思い出 にしていただきたいと思います。
 私は、松下電器産業(現パナソニック)に入社後、長きにわたり様々な仕事を経験してきた上で、5年前に当社に来て大きく感じたことは、過去の経験が大いに生かされていることに加えて、 住宅事業は非常に面白いということです。住宅事業は、営業・設計・部材生産・物流・建設・ アフターサービスのそれぞれを担当する人が連携して一体となり、お客さまへ住宅を提供し お付き合いが続きます。これほどお客さまのお声を実感できる仕事はなく、社会の一端を担って いることを実感しています。皆さんは、社会人の第一歩からこの仕事に携わることになるので、 羨ましく、また、大きく成長して欲しいと思います。 当社が展開する、新築請負・ストック・街づくり・海外の4つの事業においても、様々な仕事が あり、いろいろな経験を積むことができるので、ぜひ積極的に携わってください。
 そして、当社が目指す姿は、(1)社会や人々に必要とされる会社であり続けること、(2)会社を生成 発展させていくこと、であると考えています。当社は、松下幸之助創業者の“良家づくり”の想いで設立され、以来60年近くにわたり住宅事業を続けています。この先も、お客さまのご要望を取り 入れた“良い家”を、完全な形でお引渡し、お客さまにご満足をお届けすることで、社会からの 信頼を得て「社会や人々に必要とされる会社であり続ける」ことができます。 また、良い家をお客さまにお届けし続けるためには、当社の社員や組織だけでなく、資材・部品 メーカーや住宅部材の製造請負、物流、施工等のあらゆる外部会社の協力が必要不可欠であり、 オーナー様はもちろん、当社や協力会社の社員・家族のためにも、会社を生成発展させていくこと は必要なことだと考えています。
 当社が目指す姿を実現するために最も注力すべきことは、「お客さま第一」です。私は、当社に 着任以来このことを使命としてCSの向上を目指し、組織も改革して取り組んできました。結果、 当初の想定以上にこの使命が社員や組織に浸透し、オーナー様と従業員の満足度の向上に繋がっています。皆さんには、「この仕事はお客さまのためになっているか?」を常々考えながら仕事をしてもらいたいと思います。 加えて、「人の連携」が重要だと考えます。各工程に携わる人が連携を密にしてお客さまと向き合い、会社としての信頼を得なければなりません。また、お客さまのお困りごとやニーズを連携 して拾い上げることも、新しいビジネスを生むチャンスになります。
 最後に、皆さんへのお願いです。 先ずは、「任される仕事に一つとして無駄なものはない」気持ちを持ってください。当社を定年退職する社員は、皆自分の仕事に誇りとやりがいを持ち、まだまだ生き生きしている様子が伺えます。 仕事には困難がつきものですが、仕事の本当の意味を理解し、誇りを持って欲しいと思います。 次に、「可能な限り挑戦して失敗をして欲しい」ということです。失敗は反省に繋がり自身が成長しますので、若いうちに何事にもチャレンジしてください。 最後に、「物事の本質・真因を探ることを身につけて欲しい」と思います。会社の中には課題が 色々ありますが、課題を表面的に捉えずに真因を分析し、対策を講じ、改善を繰り返すことで会社が成長します。だからこそ真因を探る癖を身に付けていただきたいと思います。
 コロナ禍が依然続いて大変な状況にありますが、くれぐれも健康に留意してはつらつとして会社生活を送られることを願っています。
 
◆三井ホーム(株) 社長 池田 明氏
 三井ホームへの入社、誠におめでとうございます。三井ホームを代表して、心より歓迎いたします。
 当社は、1974年の創立以来、ツーバイフォー工法を専業にする道を選び、その普及と拡大に努め、日本に家づくりの新しいスタンダードをもたらしました。加えて、ツーバイフォー工法のリーディングカンパニーとして品質を磨き続けた結果、三井ホームの家は、日本の気候風土により適した「プレミアム・モノコック構法」という独自の形に進化を遂げました。
 当社の「住まいづくり」における哲学は、お客様の「住まいに対する想い」を、一つひとつ丁寧にカタチにすることです。そして、三井不動産グループ共有の「経年優化」という思想を背景として、「住まうほどに美しく、街全体の豊かさにもつながる」住まいを作ることです。当社は、これまでに24万棟超の建築実績を通じて「安心・ 感動・満足・豊かさ」という高い価値を提供してきましたが、今後は急速に変化する社会経済情勢において、注文住宅事業で培った自社の強みと、三井不動産グループとの連携を活かした総合力で、施設系事業・ストック事業・海外事業へと事業領域を拡大し、力強く継続的な成長を目指します。また、三井不動産グループはESGならびにSDGsを重要な経営戦略と位置づけ取り組みを強化していますので、CO2排出量の少ない木造建築を主要な事業とする当社は、脱炭素化に向けた取り組み「GX(グリーントランスフォーメーション)」を追い風にしなければなりません。昨年11月に竣工した日本最大級の木造5階建てマンション「MOCXION INAGI(モクシオン稲城)」は、当社が長年培ってきた木造建築技術を活かし業界に先駆けた戦略的なGX商品であり、今後も「MOCXION」の全社的な展開を推進していきます。
 皆さんは、今日から三井ホームの一員であると同時に、三井グループの一員となります。「三井」ブランドには、江戸時代からの先人たちの確かな仕事ぶりによって、社会に認められた「高い信頼」があります。また、三井のDNAには、失敗を恐れず新しいことにチャレンジする「フロンティアスピリット」が受け継がれています。このブランドを担う誇りと責任を持ち、失敗を恐れずに仕事に取り組んでください。
 新たに社会人となる皆さんに目指していただきたいことは「プロフェッショナルになる」「信頼される人間になる」ということです。プロフェッショナルとは、その分野において「一流の仕事をする人になる」という意味で、豊富な専門知識を身につけ、実務能力を極め、期待を超える仕事をすること、そして顧客志向を徹底することではないかと思います。そして、どのような仕事をする上でも、一人の人間として、「信頼を得る」ことを目指してください。信頼というその財産が、多くの場面で皆さんを助け、力を与えてくれるはずです。
 当社には、皆さんが自分を成長させ、自分の可能性を広げる機会が沢山あります。
 「高品質な木造建築の提供を通して、時を経るほどに美しい、持続可能なすまいとくらしを世界に広げていく」当社のパーパス(存在意義)を共に実現し、「三井ホーム」というブランドをさらに輝かせていきましょう。
 
◆ポラスグループ グループ代表 中内 晃次郎氏
 新型コロナウイルスの感染拡大やウクライナ問題など、私たちを取り巻く環境は先行きが読みづらい状況になっています。これまで、日本経済は長い間、物の価値が上がらないデフレの時代でしたが、昨今の原材 料高などの状況を見るとインフレ傾向になってきています。住宅業界にもこの傾向はすでに表れており、今後、局面ごとに難しい判断に迫られることも想定されます。是非、新入社員の皆さんと一緒に様々な難局を 臨機応変に乗り越えていきたいと思います。 社会人となった皆さんには、自己投資をお願いします。特に新聞の購読と資格取得とお願いします。新聞は、自分が興味のない分野でも俯瞰的に紙面を見ることで、時代背景が理解できたり、一見関係がないように見える記事でも繋がっていることに気が付いたり、仕事に直結することがあります。資格取得は業界の知識やルール、法律を学ぶことができ、プロとしての知識と知恵と力量を身に付けることができます。 今日から、皆さんが社会人として世の中の役に立つ本番がスタートしました。採用選考の過程において、ポラスグループで頑張れる、プロとして活躍できると判断した方々を採用させていただいておりますので、今後大きく成長する皆さんと一緒に仕事をすることを楽しみにしています。そして会社だけでなく皆さん一人一人が各分野で成功されることを期待しております。
 
◆ハウスコム(株)代表取締役社長執行役員 田村 穂氏
 ご入社おめでとうございます。  社会人になるということでみなさん楽しみにしていると思います。ぜひ長い人生の中のある一つの時期、これから先に夢を持ってください。  世の中の動きを見ると、新型コロナウイルスにより人との接触が制限され、リアルでコミュニケーションがとれなくなったり、戦争による人種差別が起こったり、地球上で大変な変化が起こっています。この状況の中で社会人になったみなさんは、 いろんなチャンスに恵まれています。 この変化によって、自分らしさを強調できる時代になりました。この時代に生き、社会に貢献できるということを誇りに思ってください。そしてこれからは周りの支えの中ではなく、自分の判断で社会貢献ができるようになるのです。
 さて、ハウスコムは今年、創業25年の節目の年を迎えます。 今年度から持株会社への移行を検討していく予定です。これは大きな変化であり、当社のミッション「 住まいを通して人を幸せにする世界を創る」に対して地域社会にどうやって貢献、寄り添っていくか、どう実現していくかを考えていく為に、組織の変更を行っていきます。 皆さんには、地域の中の一つの会社に属していくということを認識してほしいと思います。その為に、ぜひ皆さんの自分らしさを出してください。そして会社を変える原動力になってほしいです。  最初は大変なことが多いと思いますが、夢と野心を持ち、ぜひこの会社を変えてください。どうやって変えるかは、人それぞれで良いと思います。 社会に出るということは、周りの人にどうやって貢献するかということです。少しでも良いので自分を変えていき、組織、 仲間を変えるための行動をしてください。そんな人材が、この会社から出てきてくれたら嬉しいです。さまざまなチャレンジをし、自分らしさを前面に出していってください。 最初の1年は、お客様と話をすること、たくさん失敗をすること、失敗しても落ち込まないこと、そして無理をしないで自分らしさを忘れないことを、大切にしてください。
 共に新しいハウスコムを創っていきましょう。

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運営会社 株式会社PINTCULL(ピントクル)
設立 2017年6月27日
住所 〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通3丁目10−6
TEL 050-6865-3388
URL https://kaitori.pintcull.jp
事業内容 インターネットメディアの企画・開発

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