首都圏既存マンション価格、4ヵ月連続で下落

　（株）東京カンテイは24日、2023年6月の三大都市圏の中古（既存）マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。
　首都圏の既存マンション価格は4,834万円（前月比0.1％下落）となり、小幅ながら4ヵ月連続の下落。都県別にみると、東京都は6,427万円（同0.4％下落）、神奈川県は3,668万円（同0.1％下落）、埼玉県3,034万円（同0.2％上昇）、千葉県2,805万円（同0.9％上昇）となった。東京都が2ヵ月連続下落し、神奈川県も小幅ながら反転下落。埼玉や千葉で続伸したが、年初のピークを下回る水準で推移している。
　近畿圏の平均は2,907万円（同0.1％上昇）と小幅ながら上昇。大阪府は3,092万円（同0.1％下落）、兵庫県は2,541万円（同0.2％上昇）と小幅な動き。大阪府では、年明けからの下落傾向が継続している。
　中部圏の平均は2,297万円（同0.4％下落）。愛知県は2,483万円（同0.2％上昇）と3ヵ月ぶりに上昇した。