オープンH、桐生の旧高校を地域交流拠点に

　（株）オープンハウスグループは29日、地域共創事業の一環として進めてきた旧桐生南高校跡地（群馬県桐生市）の活用事業について、施設名称を「KIRINAN BASE」とすると発表。同日より、利用申し込みの受付を開始した。
　旧高校の校舎、グラウンド、体育館を、そのままレンタルスペースとして活用することで、地域の交流拠点として再生する。校舎は学校机や椅子、黒板、グラウンドはサッカーゴール、体育館はバスケットゴールやパイプ椅子などの備品も利用が可能。
　会議や部活動、楽器演奏、映画の撮影などさまざまな活動での利用を想定している。貸出料金は、グラウンドが1時間1,700円。体育館と校舎は1時間1,100円〜。予約は原則ホームページから受け付ける。
　なお同社は、2023年3月に桐生市と「災害時等における避難場所の施設利用に関する協定」を結んでおり、この協定により、同跡地は、従来の校庭に加え、体育館も含めて指定避難所として指定される。