不動産の高額売却・買取の秘訣③マンション編

マンション売買が
得意な不動産会社へ

まず気を付けたいのが、不動産会社選びです。「有名大手なら安心」「ご近所が便利」「一番見積もりが高額だったところ」―そういう基準で選びたくなるかもれませんが、「何が得意か」を見極める必要があります。というのも、不動産会社によって一戸建て・分譲マンション・土地など得意な物件種別が異なるからです。特にマンションの売却の場合は、共有施設の調査や利用規約を売主に正確に伝えなければならないため、こういうスキルやノウハウを有するマンション売買に長けた不動産会社に頼むほうがスムーズです。と同時に、マンション売買の実績が豊富、ということは、的を射た広告活動ができて早く買主が見つかったり、売るノウハウもある自信から高値を付けてもらえたりします。

というわけで、不動産会社によって特徴も査定額もまちまち。査定は必ず複数の不動産会社に依頼して比較することが重要です。「不動産買取カウンター」なら一度に複数の不動産会社に査定を依頼できるだけでなく、不動産会社の得意分野や得意エリアをチェックすることも可能です。同エリアのマンション売買を得意とする不動産会社の中から、一番適正で高額な査定をしてくれる会社を簡単に探すことができるのです。

高値売却は「見た目」が大事！

物件に対する印象は、玄関を開けてわずか数秒で決まると言われています。一般の内覧者はもちろんですが、買い取り業者も人間です。そんなことに左右されてはプロじゃない、という人もいるかもしれませんが、やはり基本の部分では、マンションの高値売却には「見た目が大事」と言わざるを得ません。

理想は、部屋がきれい、物が少ないという状態です。掃除が行き届いているか、はもちろんですが、スッキリ片付いていると部屋が広く見えます。また、キレイな状態を保っているということは、部屋を丁寧に使っている、という印象にもつながります。自分が買い主の立場になった時、雑に使われた部屋よりも、丁寧に大切にされてきた部屋に住みたいと思いませんか？　築年数はどうにもできません。だからこそ、「状態」が判断を左右します。そこには、持ち主の部屋への愛情が現れてくるからです。

ただし、「物が少ない方がいい」と言っても、ずっと空き家で何もない状態は、一般の購入者にとっては魅力的とは言えません。欧米ではホームステージングといって、売却物件を家具や照明などインテリアで室内を演出し、そこでの具体的な暮らしをイメージできるようにするのが当たり前になっています。日本でも対応している不動産会社が増えてきています。こういうサービスを利用するのもいいでしょう。

住宅のポイントは
キッチンと浴室！

特に気を付けたい場所は、キッチンと浴室です。というのも、この2か所はリフォーム時に費用が高くつくため、交換が必要か不要かで大きく査定価格が異なるからです。

水垢だらけの水回り、カビだらけの浴室、油でギトギトのキッチン…衛生面に関わる箇所なだけに余計に気になりますよね。プロが見れば、掃除でキレイになるのか、設備の入れ替えが必要なのかは判断がつきますが、「ここまで汚かったら手遅れ…」と思われてしまわないように、できる限りキレイな状態を取り戻すことをお勧めします。

内覧前に部分的なハウスクリーニングを行うのもいいでしょう。「不動産買取カウンター」では、室内を確認させていただき、内覧に向けてどのような準備が得策かをご提案させていただけます。「掃除は嫌い」「どうせ汚いから」とあきらめず、少しでも高額査定がつくよう、一緒に策を練りましょう。

不動産の高額売却・買取の秘訣

• 不動産の高額売却・買取の秘訣①近所の不動産会社と比較！

• 不動産の高額売却・買取の秘訣②一括査定サイトと比較！

• 不動産の高額売却・買取の秘訣③マンション編

• 不動産の高額売却・買取の秘訣④土地編

• 不動産の高額売却・買取の秘訣⑤戸建て編