不動産用語TERMINOLOGY

基礎的な用語から専門用語まで、不動産にまつわる用語を幅広く集めました。
買取や売買についてだけでなく、不動産、民法、税制、法規制など、
不動産に関するあらゆる用語を幅広く網羅、分かりやすく解説しています。

TERMI-
NOLOGY

RC [アールシー]

鉄筋とコンクリートは、コンクリートの芯に鉄筋を配することで強度を高めたものを指す。コンクリートと鉄筋をあわせることにより強度や耐震性を高めることができる。

RMBS [アールエムビーエス]

RMBS(Residential Mortgage Backed Securities)とは、住宅ローンを担保として発行される証券のこと。貸付債権担保住宅金融支援機構債券(「住宅金融支援機構」発行)などがRMBSです。住宅ローンの特性として、長期固定金利という側面がありますが、債務不履行、繰上げ償還などのリスクがあり、それらのリスクを投資家に分散する手法として日本でも証券が発行されてきました。高い流動性や高い信用力、高い利回りなどが魅力ですが、世界経済に大きなダメージを与えた米国のサブプライムローン問題は、RMBS商品によるものです。

IHクッキングヒーター [アイエイチクッキングヒーター]

IHとは、Induction Heaterの頭文字を取ったもの。IHは、電磁誘導加熱といって、磁力で金属鍋の底を加熱する仕組みです。そのため、調理には鉄・ステンレスの鍋を使います。オールメタルといい、金属製鍋全般に対応できるものもありますので、お手持ちの鍋を引き続き使うならオールメタルの機種を検討しましょう。残念ながら、IHに対応していない土鍋やガラス鍋を使っての調理はできません。

ISDN [アイエスディーエヌ]

ISDNとは、Integrated Services Digital Network(統合デジタル通信網)の略語。統合デジタル通信網と訳される。デジタル回線による電話サービスで、高速で安定したデータ転送が可能。NTTが提供するサービスとしては64Kbpsの回線を使用する一般向けのINSネット64と光ファイバーケーブルを使って1.5Mbpsのデータ転送が可能なINSネット1500がある。回線と通信機器の接続にはDSUやTAといった専用装置が必要。

IoT(インターネット・オブ・シングス) [アイオーティ]

IOTとはInternet of Thingsの略語。様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。それによるデジタル社会(クロステック)の実現を指す。経済産業省が推進するコネクテッドインダストリーズやソサエティー5.0との関連でも注目を集めている。近年ではIoTに次ぐ技術として、ヒトのインターネット(Internet of Human:IoH = ヒトがインターネットと繋がる)、能力のインターネット化であるIoA (Internet of Ability) が言われている。

ICT [アイシーティー]

ICTはInformation and Communication Technology(情報通信技術)の略語で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
ICTは、ITに「Communication(通信、伝達)」という言葉が入っており、ITよりも通信によるコミュニケーションの重要性を強調しています。単なる情報処理にとどまらず、ネットワーク通信を利用した情報や知識の共有を重要視しています。スマートフォンやIoTが普及し、さまざまなものがネットワークにつながって手軽に情報の伝達、共有が行える環境ならではの概念です。

IT重説 [アイティージュウセツ]

IT重説とは、テレビ会議などのITを活用して行う、不動産賃貸借契約における重要事項説明。 従来は宅地建物取引士自らが対面で説明を行わなければならないことになっていたが、リモートでの実施が可能になった。2017年10月1日から運用を開始。

IP電話 [アイピーデンワ]

IP電話とは、インターネットプロトコル(Internet Protocol)と呼ばれる技術を利用して通話を行う電話サービスのこと。わかりやすく簡単に表現するならば、インターネットを通じた電話ができるサービスを指す。IP電話サービスはインターネットへの接続を行うプロバイダによって提供されており、携帯電話や固定電話でも利用できます。一般的な電話は音声の通話のみですが、IP電話ではテレビ電話のような動画の通信も可能です。IP電話の例として挙げられるのは、LINE・Skype・Facebookメッセンジャーなどが代表的です。

IPフォン [アイピーフォン]

IP電話ともいう。インターネットをベースとした格安の音声電話サービスのこと。インターネットプロトコル(Internet Protocol)と呼ばれる技術を利用して通話を行う電話サービスのこと。わかりやすく簡単に表現するならば、インターネットを通じた電話ができるサービスを指す。IP電話サービスはインターネットへの接続を行うプロバイダによって提供されており、携帯電話や固定電話でも利用できます。一般的な電話は音声の通話のみですが、IP電話ではテレビ電話のような動画の通信も可能です。IP電話の例として挙げられるのは、LINE・Skype・Facebookメッセンジャーなどが代表的です。

アイランドキッチン [アイランドキッチン]

アイランドキッチンとは、壁から離れたところに独立して設けられたキッチンのことです。それがまるで島(アイランド)のように見えることからこう呼ばれています。

アウトフレーム工法 [アウトフレームコウホウ]

アウトフレーム工法とは、鉄筋コンクリート造の建築物を建てる際の工法のひとつ。柱と梁を外壁に突き出すように作る工法である。アウトポールとも呼ばれる。ラーメン構造の短所である「室内に柱と梁が張り出すことで、空間が狭く見える」「無駄な空間が多くなる」といった点を克服するための工法として、近年よく用いられている。特にマンションなどの建築物に見られる。

アウトレットモール [アウトレットモール]

アウトレットとは英語で「出口」という意味。アウトレットの定義は、シーズン中に売り切れなかった商品やキズ物、サンプル品などを直接メーカーが割引価格で販売すること。アウトレットになるのは先に書いたキャリー品(在庫あまり)、B品(キズもの)の他にサンプル品やアウトレット専用商品などもあります。割引率は商品によりそれぞれですが、3割引から8〜9割引など、とても高い割引率で販売されている。アウトレット商品を販売するアウトレットモールが初めてできたのは1980年のアメリカで、90年代に急成長しました。

青色事業専従者給与 [アオイロジギョウセンジュウシャキュウヨ]

青色事業専従者給与は、青色申告者が事業に携わっている家族に対する報酬を控除できるものです。 白色申告の事業専従者控除が配偶者86万円、その他の親族は50万円と決められているのに対して、青色申告専従者給与は金額が決められていないため、妥当性のある報酬を設定することができます。

青色申告 [アオイロシンコク]

青色申告とは、確定申告を行う際に、複式簿記等の方法により記帳する申告制度のこと。 1949年8月に発表された日本税制報告書に基づき施行された、青色申告制度が発祥の由来となっています。

青田売り [アオタウリ]

青田売りとは、造成工事や建築工事が完了していないのに、宅地や建物の販売などをすることをいいます。 未完成販売ともいいます。 完成前の説明と完成したものの内容が違うなどのトラブルが生じやすいので、開発許可や建築確認など、工事に必要な行政の許可を受けてからでないと、広告や契約をしてはならないことになっています。

青地 [アオチ]

登記所に備え付けられている公図上青く塗られた部分のことで、国有地である水路や河川敷を示すもの。本来は一般の宅地にはならないが、水路が事実上廃止されるなどして、青地を含む敷地上に住宅が建っていることもあります。このように、敷地内に青地を含む住宅を購入する場合には、青地を国から払い下げてもらう手続きを要することがあります。

青道 [アオミチ]

「青地」と同じ。登記所に備え付けられている公図上青く塗られた部分のことで、国有地である水路や河川敷を示すもの。

赤地 [アカチ]

登記所に備え付けられている公図上赤く塗られた部分のこと。国有地である道路を示すもの。本来は国有地であるから、一般の宅地にはならないが、時間の経過により道路であることが忘れられるなどして、赤地を含む敷地上に住宅が建っていることもあります。このように、敷地内に赤地を含む中古住宅を購入する場合には、赤地を国から払い下げてもらう手続きを要することがあります。

赤道 [アカミチ]

「赤道」と同じ。登記所に備え付けられている公図上赤く塗られた部分のこと。国有地である道路を示すもの。本来は国有地であるから、一般の宅地にはならないが、時間の経過により道路であることが忘れられるなどして、赤地を含む敷地上に住宅が建っていることもあります。このように、敷地内に赤地を含む中古住宅を購入する場合には、赤地を国から払い下げてもらう手続きを要することがあります。

上がり框 [アガリカマチ]

主に玄関の上がり口で履物を置く土間の部分と廊下や、玄関ホール等の床との段差部に水平に渡した横木をいう。まれに式台の部位を指すことがある。日本建築における床の間の段差部では床框(とこがまち)と呼び区別する。

空家対策特別措置法 [アキヤタイサクトクベツソチホウ]

「空き家等対策の推進に関する特別措置法」により雑草が長期間放置されていたり、今にでも朽ち果てそうな空き家や適切な管理が行われていない空き家は、その地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていると考えられ、「特定空き家等」と認定され、行政が所有者等へ改善を求める助言や指導、勧告、命令等の措置を行うことが可能となった。

空家に係る譲渡所得の特別控除 [アキヤニカカルジョウトショトクノトクベツコウジョ]

相続の開始の直前において居住の用に供されていた家屋で一定のもの「(被相続人居住用家屋)又は、その相続開始直前において被相続人居住用家屋の敷地の用に供されていた土地等」を、その相続により取得をした個人が、平成28年4月1日から平成31年12月31日までの間に譲渡をした場合は、その譲渡に係る所得税の譲渡所得の金額について、居住用財産の譲渡所得の3

アクアリウム [アクアリウム]

水生生物の飼育設備を指す。水族館のような大型施設から個人宅に設置するような小規模のものにまたがる概念である。英語の原義では公的施設の水族館と、個人などの趣味の範疇にあるものは明確に区別されず、要するに水生生物の飼育施設・設備を指す。日本ではその中でも特に、観賞用に熱帯魚(観賞魚)や水草などを飼育・栽培すること、またはそのために構築された水槽を含む環境を指すことが多い。

アクリル板 [アクリルバン]

アクリル板とは、板状に加工されたアクリル素材のことです。 ショーケースやディスプレイ、工作や水槽まで幅広い用途で利用されています。 透明性や成形性に優れたアクリル板はガラスの代用品として使われることも多く、額縁のガラス部分に用いられたり、仕切り板としてであったり、模型創作に用いられるなど、さまざまな場面で使用可能。

アコーディオンカーテン [アコーディオンカーテン]

アコーディオンカーテンとは、楽器のアコーディオンのジャバラのように、開いたり縮めたりする構造をもつ間仕切りのことです。 「アコーディオンドア」ともいいます。 主に開口部の間仕切りに使用され、素材は塩化ビニールのものが多いようです。 住宅用の簡易なものから大型の業務用まで、色、柄、サイズなど、様々な種類があります。

アスファルトシングル葺き [アスファルトシングルブキ]

アスファルトシングルとは、基材(無機系材料)にアスファルトを塗覆した柔軟性のある板状の材料である。 軽量かつ安価で、複雑な屋根でも加工しやすく、防水性、耐震性にも優れている。

アスベスト [アスベスト]

石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が 吸入してしまうおそれがあります。以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止さ れました。その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。
石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

アセットマネジメント(Asset Management) [アセットマネジメント]

アセットマネジメント (AM) もしくは資産運用(しさんうんよう)とは、広義としては、投資資産の運用を実際の所有者・投資家に代行して行う業務のことである。従って、株式・債券・投資用不動産、その他金融資産の運用を代行する業務一般を意味する。不動産業界においては、投資用不動産を投資家に代行して管理・運用する業務を指す。プロパティ・マネジメント (PM) との違いは、PMが主に不動産の物理的な管理、賃借人などの契約管理・賃料の収受、管理費用の支払い代行などの業務を行うのに対し、アセット・マネジメントは、投資家・所有者の代理人としてPMの選択・PMに対する指示などを行い、投資家に対しては投資利回りを最大化する責務を負うことである。

頭金 [アタマキン]

頭金(あたまきん)とは、分割払いなどで最初に支払うある程度のまとまった金銭。一般では消費者が住宅や自動車などの高額な購入をする際に、ローンでの支払いを選択した場合に最初に支払うこととなるまとまった額の金銭。

UPREIT [アップリート]

Umbrella Partnership REITの略で、資産の譲渡にともなう譲渡益課税を繰り延べることを可能にする米国の不動産投資信託(REIT)における仕組みで、REITが不動産を直接保有するのではなく、リミテッド・パートナーシップ(LP)の共同出資者として間接的に不動産を保有すること。一般的には「アップリート」と読む。

アティック [アティック]

屋根裏のスペースは秘密基地のようで、子供に人気の場所。ロフトや小屋根収納がポピュラーですが、屋根裏部屋は「アティック」と呼ばれることがあります。

アトリウム [アトリウム]

もともとはローマ時代の中庭や中庭付きの大広間のことだが、現代ではグリーンや池などを設け、人工的な自然環境をつくり出す、建物に囲まれた中庭、吹抜けなどの内部空間を指す。

アパート [アパート]

英語の「アパートメント(apartment)」を略した言葉。わが国では1階建てもしくは2階建ての共同住宅で、建築構造が木造または軽量鉄骨構造のものを一般的に指している。しかし最近では2階建ての共同住宅であっても、重量鉄骨構造のものがあり、また外壁・内壁も軽量気泡コンクリートパネル等としているものもある。このため、マンションとアパートの外観上・構造上の区別がつきにくくなってきている。

アパート経営 [アパートケイエイ]

アパート経営とは、所有するアパートの部屋を賃貸し、その入居者から家賃等をもらう不動産事業です。アパート経営のメリットは、景気の影響を受けにくく、長期安定収入を得られること、土地にかかる固定資産税、相続税を節税できることがあげられます。

アプローチ [アプローチ]

アプローチとは、道路や広場から、建物の門や玄関へと通じる通路、またはその周辺のことです。インテリアではなく、エクステリアにあたります。日本の住まいの多くでは、門から玄関までの通路のことを指し、砂利を敷き詰めたり、芝生を張ったり、植物などでデコレーションされることが多いスペースです。

雨戸 [アマド]

雨戸(あまど)は、防風・防犯・遮光・目隠しといった目的のために建物の開口部に設置する建具[1]。窓や庭へ出る戸などの外側に立てる建具。寝殿造の時代には無く、書院造以後、次第に用いられるようになった。日本の住宅では一般的だが、その他の国の住宅ではあまり見られない地域も多い。日本国内でも、地域差が見られる。欧米の家屋の窓には、錠が内蔵されていない装飾用の雨戸がついている場合もある。

雨どい [アマドイ]

雨樋(あまどい)とは雨水を集めて排水させる筒状の建材のことです。プラスチック製品(塩ビ)をつかうことが多い。雨どいのことをとよやとゆとよぶ人がいます。どれも意味は同じです。

アメニティ [アメニティ]

快適性、快適な環境、魅力ある環境などを意味する語、つまりは、「住み心地のよさ」「居住性(のよさ)」を表す概念である。

アルコーブ [アルコーブ]

アルコーブはマンションの各住戸の玄関前のスペースのこと。 もともとはヨーロッパでよく見られる部屋や廊下の壁の一部を、わずかに後退させて作るくぼみや空間を意味する言葉でした。 この言葉が日本に入ったとき、マンションの共用廊下から少しくぼんだ玄関前の空間を指す言葉に変化し、そちらの意味が広く定着しました。

アレンジャー(Arranger) [アレンジャー]

証券化のプロセスにおいて資金調達者と投資家の間を取り持つ金融仲介者のこと。

アンカーボルト [アンカーボルト]

アンカーボルトとは、構造物や器械、機器を固定するために、コンクリートに埋め込んで使うねじの一種です。コンクリートの基礎部分と木造建築をしっかり繋いだり、壁や床に器機や器械をしっかり固定する目的で使用します。取り付けた器械、器機、建造物などが揺らがないよう、高い強度を求められ、施工の肝になる部分での使用が多いようです。直接ねじ込んで使うもの、取り付け物の上から施工できるものなど、使用する場面ごとに豊富な種類のボルトが揃っています。

あんこう [アンコウ]

屋根の水は屋根から軒樋に流れ、そこから縦樋に流れ敷地外に排水されます。 軒樋から縦樋へと移行する部分に、設置する呼び樋(よびどい)の通称を「鮟鱇(アンコウ)といいます。その姿が呼び樋、即ち鮟鱇に似ているところからこの呼び名が付いたものです。

暗号化 [アンゴウカ]

暗号化とは一定のルールに従って文字列を変えるなどして、データの内容を第三者にわからなくする技術または手法です。

安心R住宅 [アンシンアールジュウタク]

既存住宅の流通促進に向けて、「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、国土交通省の告示による「安心R住宅」という制度

アンティーク [アンティーク]

家具や道具、衣類やアクセサリーなどの装身具、絵画やインテリアなどの品で、製造されてから100年以上経過したもの、かつ美術的・芸術的価値のあるもの、とされています。アメリカでは関税法で"100年以上経過したものを"アンティーク"とみなす"、と明確法律で定められています。

e内容証明(電子内容証明) [イーナイヨウショウメイ(デンシナイヨウショウメイ)]

インターネットを通じて、内容証明郵便を24時間発送できるサービスです。Wordファイルで作成した内容証明文書をインターネット上にアップロードしていただければ、完全自動化された機械で、印刷・照合・封入封かんし、内容証明郵便として発送します。

生け垣 [イケガキ]

生垣は文字通り「生きている垣根」という意味で、生きている木を並べて植えて垣根(境界)としたものです。生垣は1種類の苗木を横一列に並べて植え、成長させて壁の様に仕立てる事を想定しており、苗木を植える際は丸太と竹で作った骨組みへ結束して固定します。生垣が持つ役割は多くが「境界線」であり、道路や隣地との区切りとするのが一般的です。生垣の高さは80cm〜1.6m辺りとする事が多いですが、高垣と呼ばれる生垣は数mの高さで維持され、ブロック塀やフェンスなどでは対応出来ない部分を補います。生垣の樹種は目的や楽しみ方で選ぶ事が出来ますが、生垣として維持する事が可能な木は限られておりますので注意しましょう。

遺言 [イゴン]

遺言(いごん・ゆいごん)とは,被相続人の最終の意思表示のことです。 遺言を作成しておくことにより,相続財産の承継について,被相続人ご自身の意思を反映させることが可能となります。 ただし,遺言はただの遺書とは違います。 法律で定められた方式で作成されたものでなければ法的効果を生じません。

遺産分割 [イサンブンカツ]

遺産分割(いさんぶんかつ)とは、被相続人が遺言を残さずに死亡した場合に、一旦は相続人全員の共有財産となったものを、各相続人へ話し合いによって具体的に分配していくことを言い、相続税の申告期限は別にして、遺産分割の時期ついては決まった期限はありません。

意思能力 [イシノウリョク]

意思能力(いしのうりょく)とは、意思表示などの法律上の判断において自己の行為の結果を判断することができる能力(精神状態・精神能力)。

意思表示 [イシヒョウジ]

意思表示とは、一定の「法律効果の発生」(売買契約などの成立)を欲する意思を外部に表示する行為のこと。

意志無能力者 [イシムノウリョクシャ]

意思無能力者とは、未成年者の中でも幼児等から小学生(だいたい10歳未満)ぐらいの者のことを言います。 未成年者でもあまりに幼い者がした法律行為は、意思無能力者の行為として無効となります

移住 [イジュウ]

移住とは、他の場所に移り住むこと。地方創生が叫ばれる昨今、地方都市への移住や田舎暮らしがクローズアップされる機会も増えている。また、受け入れ側となる各地方自治体も、住宅探しや補助金制度、仕事探しや起業、育児に関する支援策など、さまざまな生活シーンにおける支援制度が充実してきている。

囲障の設置 [イショウノセッチ]

所有者を異にする2棟の間に空地があるときには、境界に囲障(塀、柵のような通行を妨げる構築物)を設置できるとするルール。 民法の相隣関係の一つとして認められている権利で、「囲障設置権」という。

遺跡台帳 [イセキダイチョウ]

宅地を造成したりすると、稀に「遺跡」が発見されることがあります。集落跡や貝塚・古墳、城館跡などを総称して遺跡と呼び、これらの遺跡について時代、種類、所在地、面積、主な出土品などを記載した台帳のことを遺跡台帳と呼びます。

遺跡地図 [イセキチズ]

古墳や貝塚、住居跡といった遺跡が位置する区域を明らかにした地図です。 文化財保護法の規定に即し、原則的に市町村の教育委員会が作成します。 台帳は、一般の閲覧が可能です。

遺贈 [イゾウ]

遺贈とは、遺言により人(自然人、法人を問わない)に遺言者の財産を無償(法律上の無償の意。一定の負担を要求できるが対価性があってはならない)で譲ることである。遺贈は単独行為である点で、契約である死因贈与と異なる

一次エネルギー消費量 [イチジエネルギーショウヒリョウ]

建築や住宅で用いる冷暖房をはじめ、換気、給湯、照明などの設備機器のエネルギーを熱量換算した合計の値のことです。ただし、太陽光発電やエコキュートなどによる省エネ効果は評価の対象となり、全体の合計値から引かれます。

一時金 [イチジキン]

毎月支給される給与以外に、年2回程度支給される臨時給与の総称。賞与、ボーナス、期末手当、決算手当等様々な名称で呼ばれる。

位置指定道路 [イチシテイドウロ]

私道の中でも、特定行政庁から指定を受けた私道が位置指定道路です。 位置指定道路は建築基準法上の道路(原則として幅4m以上)として認められている私道で、位置指定道路に面した土地には、建物を建てることができます。

一団地認定 [イチダンチニンテイ]

一団地認定を得れば、その土地に複数の建物を建築する場合でも(ただし、建物は総合的に設計されていなければならない)、一つの敷地に建築するとみなして建築規制が適用される。 緩和適用される規制は、接道義務、容積率制限、建ぺい率制限、日影規制等である。

一括競売 [イッカツケイバイ]

一括競売とは、土地に対する抵当権設定の後に、その設定者が抵当地に建物を建てた場合に、土地抵当権者が土地と建物を一括して競売することができる権利のことをいう。 ただし、抵当権者は土地の売却代金からのみ優先弁済を受ける。

一級建築士 [イッキュウケンチクシ]

建築物の設計や工事管理、施工管理を行なうことのできる資格。建築士法に基づき、国土交通大臣の行なう一級建築士試験に合格し、大臣から免許を受けることによって得ることが可能。建築物の設計・工事管理は、用途、構造、規模に応じて定められた一定の建築物について、一級建築士、二級建築士または木造建築士が行なわなければならないとされている(建築基準法)。この場合、二級建築士および木造建築士については設計・工事管理を行なうことができる建築物に制限があるが、一級建築士は、すべての建築物について設計・工事管理を行なうことができる。ただし、一定規模以上の建築物の構造設計または設備設計に関しては、構造設計一級建築士または設備設計一級建築士による構造関係規定または設備関係規定への適合性の確認を受けるか、それらの者が自ら構造設計または設備設計を行なう必要がある。

一戸建て [イッコダテ]

一戸建てとは、「一つの建物に一世帯のみが住んでいる住居」のことを指します。しかし例外的に、二世帯住宅の場合も一戸建てと呼ぶことがあります。いずれにしても、家族が一緒に住む住宅のことを「一戸建て」と呼びます。

一般建築物 [イッパンケンチクブツ]

建築物といえば、一般住宅から学校、官庁、警察署、派出所、畜舎、工場など、実に様々な用途に分かれます。建築基準法においては「特殊建築物」と「大規模建築物」とのどちらにも該当しないものを「一般建築物」と呼びます。

一般財団法人 [イッパンザイダンホウジン]

一般財団法人は、一般社団法人と同じく平成20年12月からはじまった「新公益法人制度」により、新たに設立できるようになった法人形態です。「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」という法律を根拠としており、一般社団法人やNPO法人と同じく非営利法人に分類されます。旧制度上の財団法人とは異なり、団体の公益性の有無や活動目的の内容は問われず、一定の財産があれば誰でも設立できます。

一般社団法人 [イッパンシャダンホウジン]

一般社団法人とは、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」という法律を根拠に設立される「非営利法人」を言います。一般社団法人は、人(社員)が集まり、法律に規定されている手続きを踏むことによって成立します。「人が集まることによって設立できる」と法律に規定されていますから、当然ですが、1名では設立することはできません。2名以上の人(社員)が必要になります。

一般承継人 [イッパンショウケイニン]

一般承継人とは、死亡した被相続人に帰属していた権利義務の法律関係を全部又は割合的に、法律関係を特定しないで一般的に承継している者のことをいう。 民法は、一般承継は権利・義務の一切を承継すると定めているので、相続人は権利は承継するが義務は承継しないとすることができない

一般定期借地権 [イッパンテイキシャクチケン]

一般定期借地権とは50年以上もの長期間にわたり、土地を利用することのできる借地権です。契約の更新や延長、建物の買い取り請求権がなく、契約の終了時には土地を更地に戻したうえで、貸主へ返還しなければなりません。契約の延長や更新はないものの、新たに一般定期借地権を結びなおすことは可能となっています。一般定期借地権には利用目的の制限が存在しません。そのため、事業用や居住用など、建物の使用目的に左右されずに利用することができます。重要な注意点として、一般定期借地権は書面によって契約しなければならないという点があります。

一般媒介契約 [イッパンバイカイケイヤク]

一般媒介契約は、専属専任媒介契約・専任媒介契約とは異なり、複数の不動産会社に仲介を依頼することができる契約。また、依頼者が自分で購入希望者を見つけた場合も売買をすることが可能なので、制限が少なく、比較的自由に売却活動ができる種類の媒介契約。指定流通機構(レインズ)への登録義務も任意で行え、販売状況の報告もありません。一般媒介契約では、当事者同士で自由に決めることができますが、国土交通省の定める標準媒介契約約款では3カ月以内が一般的とされている。標準媒介契約約款に基づく契約であれば、3カ月以内の期間。一般媒介契約には「明示型」と「非明示型」の2種類があり、依頼者はどちらかを選択することができる。なお、標準媒介契約約款では、明示型の一般媒介契約を提示している。そのため、非明示型を選択する場合は、明示型の根拠となる約款部分を不適用とし、明示する義務を負わないとする特約事項の記載が追加される。どちらを選択しても、売却が成約した際は、どの不動産会社によって契約が結ばれたのかを速やかに通知しなければなりません。明示型の場合依頼主は、仲介を依頼している不動産会社以外に複数の会社と契約をしている会社がいるのか、また複数の会社で媒介契約を締結している場合は、どこの不動産会社にお願いをしているのかを知らせる方法。非明示型の場合、複数の会社に依頼しているのか、また複数社と媒介契約を結んでいる場合にどの会社にお願いしているのかを知らせる必要がありません。

一筆の土地 [イッピツノトチ]

土地登記簿において、一個の土地を指す単位を「筆」という。従って、「一筆の土地」とは「土地登記簿上の一個 の土地」という意味である。

移転登記 [イテントウキ]

登記の態様の一つで、登記された権利の承継を登記することである。本稿では日本の不動産登記における移転登記について説明する。登記された権利が現在の登記名義人から他人に承継された場合、第三者に対抗するためには原則として移転登記が必要となる(民法177条)。その方法は一般承継か特定承継かによって一部手続きが異なる。

移動等円滑化経路協定 [イドウトウエンカツカケイロキョウテイ]

バリアフリー化するための経路の整備、管理に関する協定をいう。「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に基づき、土地所有者等の全員の合意によって締結され、市町村長の認可を得て公告される。移動等円滑化経路協定は、高齢者、障害者等が生活上利用する旅客施設、官公庁施設、福祉施設などが所在し、バリアフリー化のための整備を進めるべく指定される一定の地区(重点整備地区)内の一団の土地について締結され、経路案内設備、エレベーター、エスカレーター等の整備、管理などに関して定められる。

イニシャルコスト [イニシャルコスト]

イニシャルコスト(initial cost)とは、新しく事業を始めたり、新しく機械や設備などを導入したり、新しく建築物を建築したりするときなどに、稼働するまでの間に必要となる費用のことである。 初期費用ともいう。

委任契約 [イニンケイヤク]

委任契約とは 委任契約は、 当事者の一方が法律行為をすることを相手方に委託し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生じる契約。

委任状 [イニンジョウ]

委任状とは、本来なら自分自身で行うべき一定事項の手続きを、第三者に委任したことを記載した文書のことです。会合などの議事を委任する場合や、第三者に手続きを依頼する場合などに作成します。

居抜き [イヌキ]

居抜きとは、店舗や工場など、前のテナントの設備・家具・調度などを残したまま、売り渡したり貸したりすることをいいます。

犬走り [イヌバシリ]

犬走り(いぬばしり)とは、垣と溝の間や土手の斜面に設けられた細長い通路や平地部分。 犬が通れるくらいの幅しかない道という意味合いから呼ばれる。

違反建築物 [イハンケンチクブツ]

建物を建築する場合には、「建築確認申請」を提出し、役所の許可を得たうえで建築し、完成検査を受け「検査済証」を取得するというルールがあります。また、一定の増改築・用途変更等についても同様です。このルールに反した場合、その建物は「違反建築」となってしまいます。建築確認申請の内容と異なった建物を建ててしまった、建物建築後に敷地の一部を売却してしまった、 無許可、あるいは許可内容と異なる増改築をしてしまった、 許可を受けた用途と異なった用途に使用している等が違反建築物に該当します。

違約金 [イヤクキン]

違約金とは、債務の不履行があった場合、債務者が債権者に対して支払うよう約束した金銭のこと

違約手付 [イヤクテツケ]

手付の一種で、債務不履行が発生した場合には、手付が没収される(または手付の倍額を償還する)という手付のこと。手付とは原則として解約手付とされているが、解約手付であると同時に違約手付であってもよいとされている。

入会権 [イリアイケン]

民法は、入会権を、利用する土地等を共有する性質がある場合と特定の目的に従って利用するだけの性質の場合に分類し、前者は所有権の共有の規定を、後者は地役権に規定をそれぞれ準用するとしたうえで、地域の慣習に従うとしている。もっとも、民法は入会権の内容についてなんら規定しておらず、その内容、効力等は地域の慣習によって定まることとなる。

遺留分 [イリュウブン]

遺留分とは、相続人に法律上保障された一定の割合の相続財産のこといいます。 この場合の相続人とは配偶者又は子(※場合によっては直系尊属)に限られます。 この相続人を遺留分権利者といいます。 被相続人は生前に自分の財産をどう処分しようと当然に自由です。

印鑑証明書 [インカンショウメイショ]

印鑑登録とは、印鑑により個人及び法人を証明する制度である。 印鑑登録をしたことを証するものを印鑑登録証、印影と登録者の住所・氏名・生年月日・性別を記載したものを印鑑登録証明書という。登録者が請求すると、各自治体の首長の証明印入りで発行されるため、本人証明書類としても有効。

印紙税 [インシゼイ]

印紙税は、課税文書に対してかかる税金のことを指します。課税文書とは、基本的に経済取引に関わる文書のことで、印紙税法では不動産等の譲渡契約書、請負契約書、約束手形、為替手形、株券、定款、継続的取引の基本契約書、預貯金証書、金銭又は有価証券の受取書のような文書が課税文書に該当すると定められています。

インスペクション [インスペクション]

インスペクションとは、調査、検査、視察、査察などを意味を持つ英単語。 住宅業界では住宅の設計・施工に詳しい専門家が、住宅の劣化状況、欠陥の有無などを診断する「ホームインスペクション(住宅診断)」の重要性が指摘されています。

インスペクター [インスペクター]

インスペクター (inspector) とは、検査員、監視員のこと。

インターホン [インターホン]

インターホンは、建物などに設置される構内専用の電話である。法的には有線電気通信法および有線放送電話に関する法律の規制が適用されないものをさす。

インテリア [インテリア]

インテリア(interior)とは、英語で内面を意味する単語であり、転じて、日本語で室内装飾品という意味であり、部屋や乗り物の室内の装飾やそれに付随する照明、装飾家具("Decorative arts")を表す。広義のインテリアは室内を構成する部材全般を指すが、狭義ではその中で装飾性に特化されたものだけを指す。

インテリアコーディネーター [インテリアコーディネーター]

インテリアや住宅や商品に関する幅広い知識・専門的な技術などを駆使し、家具やカーテン、照明等の商品をトータルにプロデュースすること

インナーバルコニー [インナーバルコニー]

インナーバルコニーとは、家の一部が屋外になっているスペースのことを指します。 一般的なバルコニーは建物の外に張り出していて屋根がなく、奥行きもおよそ90cmと基準があります。

ウィークリーマンション [ウィークリーマンション]

短期賃貸マンションとは、一般の賃貸住宅とホテルの中間の滞在を目的としたマンション。 一般的にはウィークリーマンション、マンスリーマンションと呼ばれる。 同じ名称で、旅館業に則って運営されているタイプと、不動産業に則って運営されているタイプがある。

Web内覧会 [ウェブナイランカイ]

インターネットサービスを使って物件の室内などを公開すること。

ウォークインクローゼット [ウォークインクローゼット]

ウォークインクローゼットとは、人が入れるサイズのクローゼットのこと。ウォークインクローゼットは間取り図で、「WIC」と書かれています。ウォークインクローゼットをハンガーパイプや棚のレイアウトから見ていくと、狭めのウォークインクローゼットではL字型が多く、細長いスペースの場合は、一列型が向いています。

ウォークスルークローゼット [ウォークスルークローゼット]

ウォークインクローゼットとウォークスルークローゼットは、どちらも人が入ることができるクローゼットです。しかし、これらには明確な違いが1つあります。それは、「入り口の数」です。ウォークインクローゼットは、入り口が1つであるのに対し、ウォークスルークローゼットには、入り口が2つあります。この違いにより、ウォークスルークローゼットは、ウォークインクローゼットに比べ、風通しや採光が良いという特徴を持っています。また、入り口が2つあるということで、部屋と部屋を繋げる役割も持ちます。

浮床工法 [ウキユカコウホウ]

浮床工法とは、RC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の集合住宅や大型の一般住宅などで、床の遮音効果を高めるために用いられている工法の1つ。
コンクリートスラブなどの床構造体と床材とを離し、その間に防振材を挟み込むことで、床の音が直接構造体に伝わることを防ぐ。
一般に、コンクリートスラブの上にグラスウールやロックウールなどの防振材を敷き、その上にコンクリートを流し込む方式を「湿式浮床工法」、木材や合板、ボード、成形材などでつくった床構造体を床材の間に支持脚を挟み込む方式を「乾式浮床工法」という。
他の根太床工法、置床工法と合わせて、「二重床工法」と総称することもある。

請負契約 [ウケオイケイヤク]

「請負契約」とは、「業務受注者が、委託された業務を完成させることを約束し、業務発注者は完成された仕事の結果に対して報酬を支払う契約」のことです。

雨水浸透阻害行為 [ウスイシントウソガイコウイ]

雨水の浸透を妨げる恐れがあるとして、その実施に当たって都道府県知事等の許可を必要とする行為をいう。「特定都市河川浸水被害対策法」に基づき制限される行為である。

内金 [ウチキン]

内金(うちきん)とは商業用語の一つ。 売買契約が成立した場合に、商品が引き渡される以前に買い手から売り手に対して支払われる代金や報酬の一部を内金と言う。 似たような言葉に手付金というものがあるが、内金は手付金とは違い法律で定められている言葉ではない。

内法 [ウチノリ]

内法(うちのり)とは、内側から内側までの寸法(距離)をいいます。例えば、大梁の長さの「内法寸法」といえば、柱の幅を控除した値です。逆に、外側から外側までの寸法を、外法といいます。内法と外法は、建築でもよく使います。

ウッドデッキ [ウッドデッキ]

ウッドデッキとは、縁側を拡大した建物である。ウッドデッキでリビングと一体化させてアウトドアリビングを楽しむことが流行。ベランダの上にすのこ状のパネルを敷き詰めるウッドパネルとは区別される。

埋戻し [ウメモドシ]

埋め戻しとは、基礎工事の際に掘削した土を、型枠取り外しの後、再び元の位置に戻すことです。

売建住宅 [ウリタテジュウタク]

売建住宅とは、デベロッパー(不動産開発業者)が宅地を分譲した後、購入者と建築請負契約を結び、その土地に一戸建てを建設して引き渡す方式。あらかじめデベロッパーが建てた住宅を購入する「建売住宅」と異なり、文字通り、売ってから着工するから「売・建」となる。ただし、こうした物件は、購入者が決まる前からその土地に合わせた図面は完成されており、基本的には、確認申請も済んでいるのが一般的である。つまり、使用する設備や建材はすでに決まっている状態で、土地の購入者が請負契約を締結した時点で建築工事が動き出すという流れになる。また、設備や部材については、発注前であるため、仕様や色などの変更はある程度は可能。ただし、プランについては、軽微な変更レベルと考えておいたほうがよい。

売主 [ウリヌシ]

売主(売主)とは、不動産売買の取引態様の1つで、土地や住宅を購入しようとする買主にとって、売買契約を結ぶ相手を売主という。 新築マンションや建売住宅、大規模住宅地内の宅地、建築条件付き土地などの場合は、不動産会社やデベロッパー(不動産開発会社)が売主になる。

売渡証書 [ウリワタシショウショ]

売渡証書とは、所有権移転の登記を申請する際に添付する原因証書です。 記載される内容は、売主の住所氏名、買主の住所氏名、売買される不動産の概要です。 一般的には売主、もしくは買主からの依頼により、登記手続を担当する司法書士が、不動産売買契約書を基に作成します。

売渡承諾書 [ウリワタシショウダクショ]

売渡承諾書とは、買い受け希望者に対して当該物件を売り渡す意思を表明する書面のことをいいます。

上物 [ウワモノ]

土地の上にある建物など。

SRC [エスアールシー]

鉄筋コンクリートに、鉄骨を内蔵させた建築構造。頑丈な鉄骨の周りを鉄筋とコンクリートでさらに補強している点が構造上の特徴。コストがかかるため高層建築に多用されている。

AR [エーアール]

ARは、「Augmented Reality(オーグメンテッドリアリティー)」の略で、現実の空間にデジタルで作られた情報を重ねて表示する技術や体験を表します。セットで語られることが多いVRとの違いは、ARが現実の空間に視覚情報を重ねて表示させるのに対し、VRはデジタル世界、たとえばスクリーンなどの限定された空間に仮想的な映像を表示させるという点。同じ視覚を利用する技術であっても大きく異なります。

ALC [エーエルシー]

ALCとは、Autoclaved Light-weight Concreteの略。 発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートのこと。 板状にしたものはALC板あるいはALCパネルという。 軽量で施工、加工が容易で、断熱性・耐火性も高い。

ALC造 [エーエルシーゾウ]

ALC造とは、Autoclaved Lightweight Concreteの略で、気泡加工し軽量化したコンクリートを壁に使った建物です。軽量気泡コンクリートと言っても、実際に使われるものは板状の「ALCパネル」です。運搬や組み立てが簡単なので建設コストがやや低いです。

ADSL [エーディーエスエル]

ADSL(エーディーエスエル、Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)とは、デジタル加入者線(DSL)の一種である。一般のアナログ電話回線(ツイストペアケーブル通信線路)を流用してブロードバンドインターネット接続サービスを提供することができる高速デジタルデータ通信技術、もしくは電気通信役務であり、日本では2000年代前半に急速に普及した。非対称(Asymmetric)とは、アップロードとダウンロードの理論上の通信速度が異なることを意味する。

エアコン [エアコン]

エアコンとはair conditionerの略語。空調設備の一つで、室内の空気の温度や湿度などを調整する機械である。日本での通称はエアコン(以下「エアコン」と表記)。 狭義では、冷媒による蒸気圧縮冷凍サイクルの蒸気圧縮冷凍機のパッケージ・エア・コンディショナーや家庭用のルーム・エア・コンディショナーのうち、水以外の熱媒体で熱を搬送する装置、つまりヒートポンプを指す。 なお「エアコン」は「エアー・コンディショニング」または「エアー・コンディション」の略として使用される場合もある。

営業保証金 [エイギョウホショウキン]

営業保証金とは、不動産業者が営業を開始する前に供託所に供託する金銭等のことです。 不動産保証協会に加入した場合、弁済業務保証金分担金を納付することで営業保証金の代わりとすることができます。

営業利益 [エイギョウリエキ]

営業利益とは、損益計算書上に表される利益のひとつで、企業が本業で稼いだ利益を表します。 売上高から売上原価を差し引いた「売上総利益」から、さらに「販売費および一般管理費(販管費)」を差し引いて計算します。 一般的な商売であれば、商品を仕入れて販売するのが本業です。

永小作権 [エイコサクケン]

永小作権(えいこさくけん)とは、小作料を支払って他人の土地において耕作又は牧畜をする権利。 日本の民法では第270条以下に規定が設けられている。 ただ、今日の小作関係のほとんどは賃借権の設定による賃借小作権で永小作権が設定されている例は少ないとされる。

HRC [エイチアールシー]

HRCとはhigh-strength concreteの略語。高強度コンクリートといい普通コンクリートよりも強度が高い。

HPC [エイチピーシー]

鉄骨プレキャストコンクリート造(HPC造)とはHard Precast Concreteの略で、鉄骨とプレキャストコンクリートを組み合わせた建築構造のことです。重量鉄骨のH版に、プレキャストコンクリートパネルを接合して建てる工法です。専用の工場で生産されるため精度が高く、断熱性・耐火性・遮音性に優れつつ工期は大幅に短縮できるのが特徴。低層マンションに多い素材です。

液状化現象 [エキジョウカゲンショウ]

液状化現象は、地震の際に、地下水位の高い砂地盤が振動により液体状になる現象。これにより比重の大きい構造物が埋もれ、倒れたり、地中の比重の小さい構造物が浮き上がったりする。ゆるく堆積した砂質土層では、標準貫入試験で得られるN値が10程度以下と小さい場合が多い。

エクステリア [エクステリア]

住宅敷地まわりのエクステリアを指す場合には一般に屋外構造物の門扉、塀といった外柵、車庫などのほか、庭とそこに設置されるウッドデッキ、トレリス、パーゴラ、植栽、その他の設備なども含め敷地内の外部空間全体をさす場合が多い。

エクステリアプランナー [エクステリアプランナー]

エクステリアプランナーとは、外壁や庭園などの建物廻り(外構)の設計・工事管理に関する専門知識と技術を有し、より快適な住環境や生活環境の向上を図るエクステリア工事のスペシャリストです。

エクスパンションジョイント [エクスパンションジョイント]

エキスパンションジョイント とは、異なる性状を持った構造体同士を分割し、構造物にかかる破壊的な力を伝達しないようにする継目である。地震、温度変化による伸縮、地盤が不均一なため発生する不同沈下など、様々な外力を吸収するために設けられ、損壊を最小限に抑える役割を持つ一般的な建築金物である。

エコキュート [エコキュート]

ヒートポンプ技術を利用し空気の熱で湯を沸かすことができる電気給湯機のうち、冷媒として、フロンではなく二酸化炭素を使用している機種の商品名である。

エコスタイル [エコスタイル]

環境負荷が小さい生活様式。 和製英語。 例えば、適正冷房の徹底、夏季の軽装勤務、3R(Reduce、発生抑制)、(Reus、繰り返し利用、(Recycle、再利用)によるごみ減量化などを取り入れた生活は、エコスタイルである。

エコハウス [エコハウス]

エコハウスとは 地域の気候風土や敷地の条件、住まい方に応じて自然エネルギーが最大限に活かされることと、さらに身近に手に入る地域の材料を使うなど、環境に負担をかけない方法で建てられることがエコハウスの基本となります

エコロジカル [エコロジカル]

英語「ecological」の音写で、「環境保全に役立つ」「生態学的な」といった意味の語。「エコな」と略される。

SRC [エスアールシー]

鉄骨鉄筋コンクリート構造とは、鉄筋コンクリート の芯部に鉄骨を内蔵した建築の構造もしくは工法。英語の"steel reinforced concrete"の頭文字からSRC構造またはSRC造と略される。

SI [エスアイ]

SI住宅とは、建物のスケルトン(柱・梁・床等の構造躯体)とインフィル(住戸内の内装・設備等)とを分離した工法で、分譲マンションなどの集合住宅に多く見られるが、ユニット工法による戸建住宅も同様の考え方で造られている。

ESCO事業 [エスコジギョウ]

ESCO事業(エスコじぎょう)とはEnergy Service Company事業の略。 顧客の光熱水費等の経費削減を行い、削減実績から対価を得るビジネス形態のこと。

S造 [エスゾウ]

建築物の躯体に鉄製や鋼製の部材を用いる建築の工法・構造のことです。SはSteel(鉄)の略で、鉄骨構造とも呼ばれます。

SDGs [エスディージーズ]

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

NGO [エヌジーオー]

非政府組織という言葉が、国際的なものとして使われており、「国際協力に携わる組織」や「政府を補完する側面」というような場合に使用される。ただし、英語ではNGOは可算名詞としてみなされているため、原則としてNGOsと表記される。

NPO法人 [エヌピーオーホウジン]

特定非営利活動法人(NPO法人)制度とは 特定非営利活動促進法は、特定非営利活動を行う団体に法人格を付与すること等により、 ボランティア活動をはじめとする市民の自由な社会貢献活動としての特定非営利活動の健全な発展を促進することを目的として、平成10年12月に施行されました。

エネファーム [エネファーム]

エネファーム とは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの愛称である。2008年6月25日に燃料電池実用化推進協議会 が家庭用燃料電池の認知向上を推進する取り組みとして、企業などに関係なく統一名称を決定した。 エネファームは、わが家で電気をつくり、お湯も同時につくり出す家庭用燃料電池です。

FRP [エフアールピー]

繊維強化プラスチックとは、エポキシ樹脂やフェノール樹脂などに、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させた強化プラスチックである。

LED照明 [エルイーディーショウメイ]

LED照明は、発光ダイオード を使用した照明器具のことである。2017年現在、照明器具の主力光源となっている。 LEDを使用しているため、低消費電力で長寿命といった特徴を持つ。定格範囲内で使用する限り発光素子自身は比較的長寿命であり、熱による劣化が寿命の決定要因となる。

LCCM住宅 [エルシーシーエムジュウタク]

LCCM住宅とは LCCM(エルシーシーエム)(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする住宅です

L値 [エルチ]

L値とは、床衝撃音に対する遮音性能を表す単位です。 上階の床で生じる音が下階でどの程度に聞こえるか、その指標となる遮音等級のことをいいます。

LDK [エルディーケー]

LDKとは、Lはリビング(居間)、Dはダイニング(食事室)、Kはキッチン(台所)の意味で、居間と食事室と台所が一体となった空間のこと。 例えば「3LDK」と表示されていれば、3つの居室とリビング、ダイニング、キッチンがある間取りだということ。

LPガス [エルピーガス]

プロパン・ブタンなどを主成分とし、圧縮することにより常温で容易に液化できるガス燃料(気体状の燃料)の一種である。

エレベーター [エレベーター]

人や荷物を載せて垂直または斜め・水平に移動させる装置で昇降機ともいいます。

縁側 [エンガワ]

縁側は、日本の和風家屋の独特の構造で、家の建物の縁部分に張り出して設けられた板敷き状の通路である。庭等外部から直接屋内に上がる用途ももつ。欧風建築では、ベランダ、ポーチといったものが意匠的には似通っている。

延焼防止性能 [エンショウボウシセイノウ]

火事の際に延焼しないための建物性能。防火のために必要とされる性能のひとつである。

沿道地区計画 [エンドウチクケイカク]

沿道地区計画は、幹線道路のうち交通騒音が著しく沿道に相当数の住居が密集している道路(沿道整備道路という)の沿道の地区について、緑地帯などの緩衝帯の整備、沿道の建築物の建築の規制などにより、騒音被害の防止を図ろうとする計画である。

エントランス [エントランス]

エントランスとは、建物の出入口、表玄関のことです。 エントランスとは、正面玄関に面した建物の出入口をいいます。 最初に人を迎え入れる所で、建物の顔ともいえる空間です。

塩ビ管 [エンビカン]

塩ビパイプ(VPパイプ・VPパイプ)とは 硬質の塩化ビニル樹脂でできた配管資材です。 鉄管と違い、抵抗が少ないため流体の流量が多く、腐食に強いため、通気、給排水用の管として広く用いられています。

エンボス加工 [エンボスカコウ]

エンボス加工・デボス加工は、凹型や凸型の版を用いることで印刷物に凹凸をつけます。印刷物そのものに、浮き出して見えるような立体感を作り出す加工方法です。

OL(オープンエアリビング) [オーエル(オープンエアリビング)]

オープンエアリビング(open air living)の略語。オープンエアリビングとは、バルコニーと連続した開放感の高いリビングおよびリビングのように使える広いバルコニーのことをいいます。

オートバス [オートバス]

オートバスとは、スイッチ1つで一定量の湯を浴槽に張ったり、保温や追い焚きをすることができるシステムが付いたバスのこと。 湯量が減ると設定した量まで自動的に湯を足してくれるものや、キッチンなど浴室以外からでも操作ができるものもある。

オートライト [オートライト]

オートライト は、文字通り、自動車、自転車にて周りが暗くなると自動的に点灯するヘッドライトである。使用するには、自転車なら専用のライトとハブダイナモと呼ばれる車軸一体型の発電機、自動車なら専用のユニットが必要である。

オートロック [オートロック]

オートロックは、ドアが閉まると自動的に施錠する仕組みを持った錠またはそれを中心とするシステムの総称。「自動」を意味する auto と「錠」を意味する lock を組み合わせた和製英語である。

オーナーチェンジ [オーナーチェンジ]

オーナーチェンジとは、賃貸住宅の所有者が、入居者が入ったままの状態で、その住宅を売却することです。

オーバーハング [オーバーハング]

家屋建築物の屋根の先端が突き出た構造

オープン外構 [オープンガイコウ]

外構とは、敷地と隣地や道路との境界部分の構造のこと。 塀やフェンスを設置して敷地内を囲う構造のことを“クローズド外構”、反対にそれらを設置しない外構を“オープン外構”と言います。

オープンキッチン [オープンキッチン]

オープンキッチンとは、キッチンがリビングやダイニングと壁で遮られていないものです。 広々とした開放感のある空間を手に入れたい方にはおすすめのキッチンとなります。

オープンスペース [オープンスペース]

大規模なビルやマンションに設けられる空地であって、歩行者用通路や植栽などを整備した空間をオープンスペースという

オープンハウス [オープンハウス]

特定の案内日を決めて、数日前から物件周辺にチラシ等を配布して、売り物件があることを知らせます。
案内日に来訪したお客様は、自由に物件を見ることができ、業者はお客様の中から有力候補を探します。
実際の居室を見学できるので、買い手にとっては実生活を容易にイメージすることができます。

オール電化システム [オールデンカシステム]

オール電化とは、冷暖房、給湯、調理など、家中で使用するエネルギーのすべてを電力でまかなうことです。ガスや灯油などを使用せず、火を使わないため、高齢者にも安心だといわれています。

追いだき [オイダキ]

風呂(ふろ)の湯が冷めたとき、新たに湯を足すのではなく、冷めた湯を再び沸かすこと。

応急借上げ住宅 [オウキュウカリアゲジュウタク]

大規模災害が発生した場合において、住宅を失われた被災者の住居が早急に確保されるよう、
災害救助法に基づき、「応急仮設住宅」が被災者に供与されます。

屋外広告物条例 [オクガイコウコクブツジョウレイ]

屋外広告物及び広告物を掲出する物件並びに屋外広告業について必要な規制を行うことにより、良好な景観若しくは風致(自然の美しさ)の維持及び公衆に対する危害を防止し、併せて地域の良好な景観の形成を図ることを目的としています。

屋外広告物法 [オクガイコウコクブツホウ]

屋外広告物法は、日本の法律。目的は、良好な景観の形成・風致の維持、公衆に対する危害の防止のため、「屋外広告物の表示」、「屋外広告物を掲出する物件の設置と維持」、「屋外広告業」について、必要な規制の基準を定めることにある。

屋外電源 [オクガイデンゲン]

家屋の外側に設置する電気供給設備。たとえば、外壁等に設けた電源コンセントがこれに当たる。

屋上防水工事 [オクジョウボウスイコウジ]

屋上防水とは、主にビルや陸屋根と呼ばれる平らな屋根(=屋上)に施工される防水層のことです。 通常の勾配(傾斜)がある屋根であれば、雨が降った時に下へ流れていきますが、屋上などの平らな屋根は雨水が溜まりやすいので、防水工事が必要になります。 この防水層によって、雨水の侵入を防ぎ建物の耐久性を維持しています。

屋上緑化 [オクジョウリョクカ]

屋上緑化とは、建築物の断熱性や景観の向上などを目的として、屋根や屋上に植物を植え緑化することである。同様に、建物の外壁を緑化することを壁面緑化という。

奥行 [オクユキ]

奥行とは、建物や家具などの正面から反対側までの距離を言う。 敷地の場合には、前面の道路境界線から反対の隣地境界線までの距離を指します。

押入れ [オシイレ]

日本の住宅や和室において寝具・衣類・道具などを収納するための空間。

汚染土地の指定 [オセントチノシテイ]

土壌の汚染状態が基準に適合していない土地として指定すること。土壌汚染対策法に基づく措置で、土壌汚染状況調査の結果によって都道府県知事が指定する。指定は公示され、台帳に記載して公衆の閲覧に供される。

汚染土地の指定台帳 [オセントチノシテイダイチョウ]

汚染土地として指定された区域の所在地、土壌汚染の状況等を記載した台帳。土壌汚染対策法に基づき、都道府県知事が調製する。

乙区 [オツク]

乙区とは、不動産登記簿の記載事項の一部分の呼び名で、所有権以外の権利に関する事項を記載した部分のことをいう。乙区に記載される権利は、主に抵当権、根抵当権、賃借権などで、所有権以外の権利の登記がない不動産については、甲区に登記記録が設けられる。

おとり広告 [オトリコウコク]

おとり広告とは、客寄せのための架空広告のことです。 最も悪質な不当表示として、広告規約で禁止されています。

踊り場 [オドリバ]

踊り場とは、階段の途中に設けられた幅の広い平坦な面のことです。 階段の方向転換や、小休止、転落の危険を緩和するなどのために設けられます。 デパートなどでは休憩場所や化粧室として利用されているケースも多く、踊り場を設けることで階段の負担感が軽減されます。

親子ドア [オヤコドア]

親子ドアとは扉が2枚ついておりロックを解除することで両側の開閉することができます。名前の通り、親子ドアは大きいサイズと小さいサイズに分かれており、普段使うのは大きい方を使い、小さい方はロックして使用しないのが一般的です。

温水洗浄便座 [オンスイセンジョウベンザ]

洋風便器に設置して温水によって肛門を洗浄する機能を持った便座のことである。

温水ルームヒーター [オンスイルームヒーター]

温室効果ガスとは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体のこと。

オンライン申請(不動産登記における〜) [オンラインシンセイ(フドウサントウキニオケル〜)]

従来書面によって行っていた申請・届出等をインターネットを利用して行うことです。 オンライン申請により、行政機関の窓口に出向くことなく、自宅やオフィスからインター ネットでの申請・届出や証明書の取得が可能になります。

カーシェアリング [カーシェアリング]

複数の者が自動車を共同で使用すること。利用する者をあらかじめ特定または登録し、決まった場所でその者が自動車を借り、一定時間経過後に同じ場所に返却する方法で行なわれるのが一般的である。

ガーデニング [ガーデニング]

植物栽培を趣味として行うこと。ガーデニングは、庭やベランダを活用して行なわれる場合が多いが、家庭菜園でのガーデニングもある。

カーテン [カーテン]

室内の空間・窓・壁などにつるす布。開閉して日の光が入るのを調整したり、部屋を装飾するために使われます。部屋の仕切りとして使う場合もある。

カーテンウォール [カーテンウォール]

カーテンウォールは建築物の主要な構造を柱と梁として、その構造体に外壁を張り架ける施工。

カーテンレールボックス [カーテンレールボックス]

カーテンをスムーズに開閉するためのレールやカーテンを吊すフックをカバーするための箱状のもの。天井に埋め込んだり、窓枠上部に取り付けたりする。

カーペット [カーペット]

床に敷く厚手の織物。フローリングの上に敷いて使用する。織り方や繊維素材によって多数の種類がある。

カーポート [カーポート]

屋根と柱のみで壁がない簡易な自動車車庫をいう。車庫と違い建物ではないが、青空駐車場と違って雨を避けることができる。

買い換え特約 [カイカエトクヤク]

不動産の「買い換え」の際、手持ちの物件が売却できない場合に備えて、売買契約に白紙解除できる旨の特約をつけることを言う。こうした買い換えでは、別の不動産の売却が不調に終わったときには、当該不動産の購入ができなくなるケースが多い。そのため実際の不動産取引では、別の不動産の売却が不調に終わった場合には、買主は不動産を購入する契約を解除し、契約を白紙に戻すことができるという特約を盛り込むことがある。こうした特約を「買い換え特約」と呼んでいる。「買い換え特約」は、買主が一定の場合に解除権を行使することを認める特約であるので、「買い換え特約」では次の事項を明記しておくのが望ましい。

街区 [ガイク]

市街地を構成する単位で、 市街の(道に囲まれた)一区画のこと。都市計画、景観計画、市街地再開発計画などにおいて空間の特性等を把握する上での基本単位とされることが多い。不動産評価や不動産開発においても、個別の土地や建物だけでなく、周辺の空間特性、社会的環境などを十分に把握・評価することが重要であるが、街区はその際の基本的な単位となる。

外構 [ガイコウ]

外構とは、塀や門、庭、植栽、アプローチ、車庫など、建物の周りのことをいう。敷地の境界を形づくるとともに、建物の壁面などと一体となって敷地の景観や雰囲気を形成する。

開口部 [カイコウブ]

壁・床・屋根などに設けられた開口部分のこと。窓や出入口、天窓などがそれにあたる。

解除条件 [カイジョジョウケン]

法律の効果が、将来不確定な事実が発生することによって消滅し、当該不確定になる事実をいう。例えば、マンション購入契約の際に、物件が完成するまでの間に転勤になったら契約を失効させるという条項を入れた場合、転勤になることは解除条件である。

改善命令(宅地造成等規制区域における~) [カイゼンメイレイ]

宅地造成等規制区域の中の宅地において、崖崩れや土砂の流出を防止するために必要な、擁壁や排水施設の設置が不完全である場合に、知事(または政令市・中核市・特例市の市長)が必要な改善工事を行なうことを命令すること。

解体工事施工技士 [カイタイコウジセコウギシ]

建設業法に基づく国家資格。(公社)全国解体工事業団体連合会が実施している。解体工事に必要な知識および技術を確認するための試験に合格した者。解体工事施工技士は、一般建設業である解体工事業の営業所の専任技術者および工事現場の主任技術者または監理技術者の資格を満たすとされている。また、建設業法の許可を得る必要のない解体工事業を営む場合には、都道府県知事の登録が必要とされ、工事現場における解体工事の施工の技術上の管理をつかさどる技術管理者を置かなければならないとされている(「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」)。解体工事施工技士は、この場合の技術管理者として認められている。

階高 [カイダカ]

ある階の水平基準面から直上階の水平基準面までの高さのこと。

階段下収納 [カイダンシタシュウノウ]

階段の下に設けた収納スペース。デッドスペースを有効に利用する方法。

改築 [カイチク]

建築物の全部もしくは一部を除却し、これと同様の規模・構造の建築物を建てることをいう。

買取再販 [カイトリサイハン]

既存住宅を買い取り、ウハウを有する宅地建物取引業者が中古住宅を買い取り、効率的・効果的にリフォーム工事を実施した上で販売する事業形態をいう。

買主の地位の譲渡 [カイヌシノチイノジョウト]

契約当事者たる買主の地位を包括的に第三者に譲渡することをいう。契約上の地位を譲渡する旨の契約を締結することにより実現する。

開発許可 [カイハツキョカ]

宅地造成等を行なう際に必要とされる許可のこと。都市計画法に基づく制度である。

開発計画 [カイハツケイカク]

狭義には開発許可の申請に当たって必要となる計画、不動産開発事業の計画をいう。

開発行為 [カイハツコウイ]

都市計画法上の開発許可の対象となる行為のこと。主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画くかく形質けいしつの変更を言う。

開発整備促進区 [カイハツセイビソクシンク]

都市計画で定める地区計画の一つで、大規模集客施設の立地を可能とする地区をいう。

開発道路 [カイハツドウロ]

都市計画法による開発許可を受け開発行為によって区域内に設置された道路のこと。

買戻 [カイモドシ]

債務者(または物上保証人)の所有する不動産を、債務者(または物上保証人)が債権者に譲渡し、債務を全額弁済すると同時に債務者(または物上保証人)が債権者からその不動産を買い戻すという制度である。民法では売買の特約としてこの買戻を規定しているが、実際上は不動産を担保に入れて金銭を得るための手段である(民法第579条)。

買戻特約 [カイモドシトクヤク]

不動産の売買契約から一定期間が経過した後、売主が売買代金と契約の費用を返して、その不動産を取り戻すことができるという特約のことで、売買契約と同時に交わします。所有権移転登記と同時に買戻特約を登記しないと、第三者に対抗できない。また、売主が買戻権を行使できる期間は最長10年である。新住宅市街地開発事業等による宅地分譲において建築義務、転売規制などを担保するため、あるいは、債務弁済による買戻特約を付けて不動産を譲渡して担保機能を確保する(売渡担保)ために利用される。

解約 [カイヤク]

法律行為の一つで、意思表示により契約関係を消滅、解除させることをいう。意思表示の時点から将来に向けて契約消滅の効果が生じる。

解約手付 [カイヤクテツケ]

手付の放棄によって、任意に契約を解除することができるという手付金の一種のこと。通常、契約を解除するためには、解除の理由が必要である。具体的には、「法律上の解除原因の発生(債務不履行、売主の担保責任)」か、または「契約成立後に当事者が解除に合意したこと(合意解除)」のどちらかが必要である。しかしわが国では、手付を交付することにより、契約を解除する権利を当事者が保持し続けるという手法を用いることが非常に多い。
これは、売買契約成立時に買主が売主に手付を交付し、買主は手付を放棄すればいつでも契約を解除でき、手付相当額以外の損害賠償を支払わなくてよいというものである(これを「手付流し」という)また売主も、手付の倍額を買主に償還することで、いつでも契約を解除でき、手付相当額以外の損害賠償を支払わなくてよい(これは「手付倍返し」という)。このように、手付相当額の出費を負担するだけで、いつでも売買契約関係から離脱できるのである。また判例(昭和24年10月4日最高裁判決)によると、「契約において特に定めがない場合には、手付は解約手付であると推定する」こととなっている。つまり契約上、単に「手付」とされた場合には、反証がない限り、解約手付として扱われる判例が確立している。宅地建物取引業法ではこの判例よりさらに進んで、売主が宅地建物取引業者である売買契約では、契約内容の如何にかかわらず、手付は必ず「解約手付」の性質を与えられると規定している(宅地建物取引業法第39条第2項)。これを解約手付性の付与という。なお、手付流し・手付倍返しによる契約解除はいつまでも可能ではなく、契約の相手方が「履行の着手」を行なった時点からは、このような契約解除ができなくなるとされている(詳しくは履行の着手へ)。

カウンターキッチン [カウンターキッチン]

キッチン(台所)とダイニングルーム(食事室)の間に、料理などを受け渡しできるカウンター(台)を設置する方式又はその方式で造られたキッチンをいう。キッチンを開放的な空間とする方法として用いられている。カウンターの設置方法には、キッチンとダイニングルームの間仕切り壁に大きな窓を空けてカウンターを置く方式、ダイニングルームの一角に調理台を設置しそれにカウンターを直接付置する方式などがある。なお、カウンターキッチンの多くは、調理台がダイニングルームと開放的に向き合う配置となっているが、このような配置方式を「対面キッチン」という。

替地 [カエチ]

土地の交換をすること。公共事業の用地買収などの際に、金銭に替えて譲渡される土地のことで、代替地ともいう。公共用地の買収の対価(補償金といわれる)は金銭で支払うのが原則であるが、土地所有者の要求により、その要求が相当であるときには替地を提供することがある。替地は、買収する土地と地目、地積などが照応している必要がある。土地市場が十分に発達していれば金銭による補償で問題は生じないと考えられるが、ダム事業のように大規模に生活の拠点が失われる場合や、公共事業による土地価格の上昇が期待されるようなときには、生活の安定や事業用地を提供することに伴う不公平感の是正のため、替地が要求されることがある。
そして、替地は土地収用の対象とはならず任意交渉で取得しなければならないため、不動産会社がその取得に協力する場合もある。

家屋倒壊等氾濫想定区域 [カオクトウカイトウハンランソウテイクイキ]

堤防決壊に伴って家屋の倒壊・流失が起きる恐れのある区域。国土交通大臣又は都道府県知事が指定する。家屋倒壊等氾濫想定区域は、家屋の倒壊・流失の原因に応じて、洪水の氾濫流による恐れがある範囲と、洪水時の河岸侵食による恐れがある範囲の種類がある。指定された区域では、避難は、屋内での待避(垂直避難)ではなく、避難所等への立ち退き避難(水平避難)が必要であるとされている。

家屋番号 [カオクバンゴウ]

不動産登記法上、建物を特定するための番号のこと。登記された建物を識別するための番号であって、不動産登記法に基づいて登記所が付す。建物の位置を示す住居表示とは異なるので、注意が必要である。家屋番号は、原則として建物の敷地の地番と同じ番号が付されるが、「◯番」というように番号のみが記され、地名は表示されていない。また、同じ地番に2つ以上の建物が登記された場合には、「◯番の◯」のように枝番号(支号)が付されている。土地の分筆や区画整理事業等によって地番が変更になった場合でも、付された家屋番号は変更されない。従って、敷地の地番とその敷地の上の建物の家屋番号とが異なることがある。

価格査定 [カカクサテイ]

不動産仲介会社等が、土地や建物などの不動産をいくらで売却できるか、売却するのに適正な価格を算出することをいいます。この場合にその根拠を示すことが必要で、標準的な手法によって取引事例を比較検討し、客観的で実際的な成約見込額を算出しなければならないとされている。

家具・家電付き賃貸住宅 [カグ・カデンツキチンタイジュウタク]

家具や家電が入居時から備えられている賃貸住宅をいう。入居に際して、家具や家電を自ら用意する必要がない。また、備え付けられた家具・家電が破損・故障した際の費用負担について確認しておく必要がある。通常、契約書に「付帯設備」として記載されているものについての修理・交換費用は、貸主が負担する。

がけ地 [ガケチ]

傾斜が急なため通常の用途に供することができない土地をいう。一般に傾斜度が30度以上のものを指す。不動産鑑定や資産課税において土地を評価する場合には、対象となる土地に占めるがけ地の割合に応じて評価額を減価する補正が適用される。なお、がけ地とほぼ同様の言葉として「法地」があるが、法地は不動産取引においてよく使われ、土地造成によって作られたがけ地を指すことが多い。

囲い込み [カコイコミ]

自社で「両手仲介」を実現したいがために、売却依頼を受けた物件の情報を市場に公開しない行為のこと。囲い込みがされるのは、依頼された物件の買取りを仲介すれば、売買の依頼者双方から仲介手数料を得ることができるからである。これを「両手取り」というが、囲い込みは、依頼主の利益を損うほか、仲介の倫理に反し、不動産取引市場に対する信頼を妨げることになりかねない。

火災危険度 [カサイキケンド]

地震時などで火災が発生すると、延焼によって広い地域で被害を受ける危険性があり、その危険性の度合いを測定したものが火災危険度です。自治体単位で公表しているもので、東京都は定期的に町丁目ごとに火災危険度を測定し、公表している。東京都による火災危険度の測定は、東京消防庁による「出火危険度測定」および「延焼危険度測定」の調査結果に基づいて評価算定され、東京都の評価結果は、町丁目ごとに5段階のランク分けをして公表されている。
測定された火災危険度は、木造住宅密集地域整備事業、都市防災不燃化促進事業、防火地域の指定、防火規制等の地域選定に活用されている。

火災保険 [カサイホケン]

火災や落雷などによる損害を補償する保険です。火災保険契約を締結すれば、住宅、家財、店舗、工場、事業用資機材等が火災によって消失、損傷した場合に、生じた損害に対して保険金が支払われる。一般に、火災のほか、落雷、爆発、風災などによる損害についても補填するよう設計されている。ただし、地震によって発生する火災の損害は、火災保険ではなく地震保険(火災保険に付帯されることもある)によって補填される。火災保険の保険期間は、一般に、生命保険に比べて短い。また、保険金(保険者が支払う金銭)は、生命保険と違って、原則として被保険者が現実に被った損害額に基づいて算定される。

瑕疵担保責任 [カシタンポセキニン]

売買の目的物に隠れた瑕疵や欠陥があったとき、売主が買主に対して負う責任のこと。

貸主 [カシヌシ]

不動産の賃貸借契約において、不動産を貸す人や法人を「貸主」という。

瑕疵物件 [カシブッケン]

当事者の予想していない物理的・法律的な欠陥(土壌の汚染、耐震強度の不足など)があったときの、当該不動産をいう。

瑕疵保証 [カシホショウ]

瑕疵の発見によって生じた損失を補填することを、あらかじめ約束すること。

貸家建付地 [カシヤタテツケチ]

建物が存在している土地について、建物所有者と土地所有者が同一であるとき、この土地を「建付地」という。ある土地が「建付地」であって、建物の種類が貸アパート・貸マンション・貸家などの賃貸用建物であるとき、その土地を「貸家建付地」と呼ぶ。

ガス給湯器 [ガスキュウトウキ]

瞬間的に湯を沸かし、台所・風呂などのへの給湯を行なうガス機器のこと。給湯栓の蛇口を開くと同時に燃焼が始まり、水道の水圧を利用して給湯を行なう。

ガスコンロ [ガスコンロ]

ガスを燃料とする焜炉(こんろ)。直接的な食品支持部を有しないもので電気・気体燃料・液体燃料を熱源とする調理用加熱器。

ガスレンジ [ガスレンジ]

ガスを熱源とし、コンロとオーブンやグリルを組み合わせた調理器具。

課税証明書 [カゼイショウメイショ]

住民税の課税額を証明する書類。

課税取引 [カゼイトリヒキ]

消費税が課税される取引のことである。消費税はすべての取引に対して課税されるのが原則であるので、物品の販売やサービスの提供は原則的にすべて「課税取引」であるとされている。

課税標準 [カゼイヒョウジュン]

税額を計算する際の、税率を乗じる対象となる価額をいう(税額=課税標準×税率)。

課税標準額 [カゼイヒョウジュンガク]

住民税の計算の基礎となる金額のこと。

家族信託 [カゾクシンタク]

家族間で締結する信託契約のこと。信託の仕組みを利用した、家族への財産管理の委託や遺産の承継のこと。

活断層 [カツダンソウ]

近い時代(おおむね新生代第四紀後期以降とされる)まで変位運動を繰り返し、今後も活動・変化する可能性のある断層をいう。

合筆 [ガッピツ]

複数の土地を1筆の土地にすること。

合筆登記 [ガッピツトウキ]

数筆の土地を合わせて、一筆の土地にする登記のこと。

割賦販売 [カップハンバイ]

売買代金の支払いを分割して支払うことを条件とした販売方式のこと。

合併登記 [ガッペイトウキ]

それぞれ別個の建物として登記されている数個の建物を一個の建物とする登記のこと。

角地 [カドチ]

交差する2つの道路に接する、角にある土地のこと。

角部屋 [カドベヤ]

各階の廊下の一番端にある住戸、または廊下が屈折している場合にその屈折部にある住戸のこと。

金物 [カナモノ]

建築材の接合部を結合・補強するために取り付ける部品のこと。

カフェテーブル [カフェテーブル]

ティータイムや軽い食事などに向いた、ダイニングテーブルよりもやや小さいサイズのテーブルのこと。

かぶり [カブリ]

コンクリート表面から鉄筋までの厚みのこと。

壁紙 [カベガミ]

壁や天井の内装仕上材として使用される布・紙やビニルでできたシート。

壁式鉄筋コンクリート構造(壁式鉄筋コンクリート造) [カベシキテッキンコンクリートコウゾウ]

「柱」「梁」を設けず、基本的に「壁」だけで荷重を支えるような鉄筋コンクリート構造のこと。

壁心 [カベシン・ヘキシン]

壁の中の中心線を想定し、その中心線に囲まれた面積を「床面積」とする考え方のことをいう。 マンション住戸の寸法の測り方のひとつ。

[カマチ]

戸・障子の枠の端を形成する部材のこと。

鴨居 [カモイ]

住宅の開口部の上側にある横架材のこと。和室で障子や襖などをはめ込むための上部に取り付けられた横木を指します。

茅葺き屋根 [カヤブキヤネ]

茅で葺いた屋根のこと。断熱性に優れているが、耐火性に弱点があります。

ガラストップコンロ [ガラストップコンロ]

天板が強化ガラス製のガスコンロのこと。

ガラスブロック [ガラスブロック]

ガラスを素材と、光空間を演出するブロック材のこと。

がらり [ガラリ]

ドアや窓、壁に取り付ける換気口で、幅の狭い板を、水平方向に連続的に取り付けたもの。

がらり戸 [ガラリド]

戸の一部、または全体に、通風用のガラリ(平行な羽根板)を設けた戸。

カラン(蛇口) [カラン]

給水管の先端に取り付け、水の流れを制御する器具。取っ手を回して水量を調節する。

仮換地 [カリカンチ]

土地区画整理事業中に、対象地域の宅地の所有者などが仮に使用できる土地のこと。

仮差押 [カリサシオサエ]

債権者が金銭債権を持っているとき、債務者の財産状況が著しく悪化していることが明らかである場合に、債権者は裁判所に対して、債務者の財産(不動産など)の売却等を一時的に禁止することを申請することができる。

仮差押の登記 [カリサシオサエノトウキ]

債務者の財産を一時的に凍結するための裁判所の命令のこと。

仮使用 [カリシヨウ]

一般建築物は建築後いつでも使用を開始することができ、またリフォーム等の工事をしている最中に仮で使用を続けることができること。

仮使用承認 [カリシヨウショウニン]

建築工事の検査済証の交付を受ける前に、その建築物を使用するために必要な承認をいう。

仮処分 [カリショブン]

処分禁止の仮で処分すること。債権者からの申立てにより、民事保全法に基づいて裁判所が決定する暫定的処置である。

仮登記 [カリトウキ]

仮に行なう登記のこと。所有権移転登記などを行なうことが何らかの理由でできない場合に使用する。

仮登記担保 [カリトウキタンポ]

債務者が債務を履行できない場合に、不動産所有権を代理弁済として債権者に移転することを予約し、債権者の請求権を仮登記する担保のこと。

過料 [カリョウ]

行政上の秩序を維持するために、行政上、軽い禁令をおかしたものに支払わせる金銭のこと。

換気扇 [カンキセン]

羽根を回転し、気流をつくって換気する機器で、機械換気設備の一つである。

元金均等返済 [ガンキンキントウヘンサイ]

毎月お支払いいただく返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法のこと。

還元利回り [カンゲンリマワリ]

不動産の収益性を表し、収益価格を求めるために用いる利回りの一つである。

雁行型 [ガンコウガタ]

集合住宅の住戸レイアウトのパターンの一つ。各住戸を斜めにずらして配置する形式のこと。

観光地区 [カンコウチク]

特別用途地区の一つ。温泉その他の観光資源のある地域。観光資源の保全増進などのために指定された特別用途地区のこ。

乾式壁 [カンシキカベ]

石膏ボードによって造られた高層マンションにおける隣の住戸との境の壁。水を用いないで施工した建物の壁をいう。

監視区域 [カンシクイキ]

土地取引の際に事前の届出が必要とされる区域のこと。地価が急激に上昇し、またはその恐れがある区域において、適正な土地利用の確保が困難となる恐れがあるときは、知事は監視区域を指定することが可能となる。

緩衝材 [カンショウザイ]

ゴム、ばね、合成樹脂、重金属、密閉気泡など、モノの衝突を和らげるために用いる資材。

間接照明 [カンセツショウメイ]

直接光と比べ柔らかい光。人工照明の方式には大別して直接照明と間接照明があり、間接照明は壁や天井に光を反射させるもの。

換地 [カンチ]

区画を変更する前の宅地(従前の宅地)から区画を変更した後の宅地(新しい宅地)への土地の所有権の変更手続が「換地」である。

換地計画 [カンチケイカク]

事業前の各宅地に対して、事業によって整備された換地をそれぞれ交付するように定める。土地区画整理事業において、事業施行地区内の土地や土地に関する権利が、事業施行後にどのような姿となるかを定める計画をいう。

換地処分 [カンチショブン]

土地の区画整理事業を行う際に実施されるもの。これによって換地は従前の宅地とみなされる。

鑑定評価 [カンテイヒョウカ]

主に不動産の売主の求めに応じて、その不動産がいくらで売却可能であるかを査定して示すものです。不動産の経済価値を判定し、価額で表示すること。

監督処分 [カントクショブン]

行政機関が法律にもとづき営業等の行為を規制している場合に、建設業法や他の法令に違反する行為などの不正行為を行った建設業者に対し行う処分のこと。

官民境界査定 [カンミンキョウカイサテイ]

行政財産とこれに隣接する民有地との境界を確定すること。

管理委託契約 [カンリイタクケイヤク]

分譲マンションの管理を委託する契約のこと。管理組合がマンション管理会社に対して行う。

管理会社 [カンリガイシャ]

不動産所有者の委託により、その所有する不動産の管理業務を行なう企業をいう。入居者募集に加え、賃貸アパート・マンションのメンテナンスや家賃・敷金等の管理、退室時の原状回復やリフォームなどが仕事。

管理規約(区分所有法による~) [カンリキヤク]

区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)に基づいて定める規約。

管理規約の変更 [カンリキヤクノヘンコウ]

管理組合が区分所有者どうしの関係を定めるルールである管理規約を設定・変更すること。

管理業務主任者 [カンリギョウムシュニンシャ]

マンションの委託契約に関する重要事項や管理事務の報告を行うために設けられた国家資格のひとつ。マンション管理法にもとづき、国土交通大臣が毎年実施する「管理業務主任者試験」に合格し、管理事務に関し2年以上の実務経験またはそれと同等以上の能力を有すると認められて、国土交通大臣の登録を受け、管理業務主任者証の交付を受けた者のことである。

元利均等返済 [ガンリキントウヘンサイ]

住宅ローンや、いわゆる奨学金という名で行われている学資ローンなどの返済方式のひとつ。借入金を毎返済期に同額で返済する方法。

管理組合 [カンリクミアイ]

区分所有者が建物および敷地等の管理を行なうために区分所有法にもとづいて結成する団体のこと。

管理組合総会 [カンリクミアイソウカイ]

建物および敷地の管理に関する事項を決定するために、少なくとも年に1回以上開催される区分所有者の集会のこと。

管理者 [カンリシャ]

管理組合の理事長のこと。管理者とは、分譲マンションなどの区分所有建物において、区分所有者全員の代表者として、建物および敷地等の管理を実行する者のことである。

管理受託契約 [カンリジュタクケイヤク]

業務の内容・実施方法、費用、再委託、免責などに関する事項が記載される、賃貸住宅の管理業務を受託する契約で、賃貸する住宅の所有者と賃貸住宅管理業者とのあいだで締結される。

管理受託方式 [カンリジュタクホウシキ]

賃貸住宅管理業の実施方法の一つで、事業者が、賃貸住宅の所有者からその住宅の維持保全や家賃等の管理の業務を受託し、賃借人との賃貸借契約は賃貸住宅の所有者が自ら締結する方法。賃貸住宅管理業の実施方法の一つで、事業者が、賃貸住宅の所有者からその住宅の維持保全や家賃等の管理の業務を受託し、賃借人との賃貸借契約は賃貸住宅の所有者が自ら締結する方法。

管理費(賃貸物件の~) [カンリヒ]

賃貸物件の管理のために必要とされる費用のこと。賃貸マンション・アパート、貸家において、借主が貸主に対して毎月支払う金銭。

管理費(分譲マンションの~) [カンリヒブンジョウ]

分譲マンションにおいて、区分所有者が管理組合に対して毎月納入する金銭のこと。

蟻害 [ギガイ]

木材がシロアリに食い荒らされ、建築物の歪み・傾きなどの不具合を引き起こすこと。

機械式駐車場 [キカイシキチュウシャジョウ]

車を機械で移動して、立体的に駐車する設備。

帰還困難区域 [キカンコンナンクイキ]

原子力発電所の事故によって被災して避難指示のもとにある区域のうち、原子力災害対策特別措置法に基づき、原子力災害対策本部長(内閣総理大臣)の指示によって指定され、被災後5年間を経過した時点(2016年3月)においても、なお年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らない恐れのある地域をいう。

機関投資家 [キカントウシカ]

個人投資家らの拠出した巨額の資金を有価証券等で運用・管理する社団や法人である。

議決権(区分所有法における~) [ギケツケン]

専有部分の割合に応じて持つ権利。管理組合の集会において通常の議案を議決する場合には、「区分所有者の過半数」かつ「議決権の過半数」の賛成で可決することができる。

期限付き建物賃貸借 [キゲンツキタテモノチンタイシャク]

次のいずれかの事情がある場合に、借家契約の更新を否定し、期間満了により借家契約が自動的に終了するという建物賃貸借のこと。 しかし、この法律は、平成4年8月1日施行の借地借家法によって創設され、平成12年3月1日に法改正により廃止された。転勤等のやむを得ない理由により、一定期間に限り家主が不在となること2.法令等により一定期間を経過した後に、建物が取り壊されることが明らかなこと しかし、平成12年3月1日に法が改正され、こうした特別の事情がなくとも、定期借家契約を結ぶことが可能となった。そのため、期限付き建物賃貸借は、2000(平成12)年3月1日をもって廃止された。

危険負担(契約における) [キケンフタン]

売買などの双務契約において、自己の責めに帰すべき事由によらずに債務が履行できなくなり債務を免れた当事者が、相手方に対して反対給付を行うよう請求することの可否に関する問題。

気候変動適応 [キコウヘンドウテキオウ]

地球温暖化など気候変動による被害の回避・軽減を図ることをいう。

基準階面積 [キジュンカイメンセキ]

中高層ビル等で、最も一般的にある階(基準階)の面積をいう。

基準地価 [キジュンチカ]

「基準地」の価格のこと。(都道府県地価調査により公報されたもの)

規制緩和 [キセイカンワ]

ある産業や事業に対する政府の規制を縮小することを指す。民間の産業活動や事業活動に対する政府の規制を縮小すること。

規制区域(国土利用計画法における~) [キセイクイキ]

土地の取引に必ず知事の許可が必要となる区域。土地の投機的取引が相当範囲で集中的に行なわれ、またはその恐れがある区域において、地価が急激に上昇しまたはその恐れがあるとき、知事はその区域を「規制区域」に指定しなければならない。

基礎控除 [キソコウジョ]

主として、全ての納税義務者が無条件で課税標準額から差し引くことのできる一定の金額である。所得税の課税において所得金額から無条件に一定額を控除すること。

毀損 [キソン]

壊したり、傷つけること。人をそしることも含む。

既存住宅 [キゾンジュウタク]

「中古住宅」も同義で、居住に供されているまたは供されたことのある住宅。

既存住宅状況調査技術者 [キゾンジュウタクジョウキョウチョウサギジュツシャ]

平成29年2月に創設された既存住宅状況調査技術者講習制度による新しい技術者資格です。既存住宅の状況調査を行なうための一定水準以上の知識とノウハウを有する技術者として認められた資格。

既存住宅状況調査技術者講習 [キゾンジュウタクジョウキョウチョウサギジュツシャコウシュウ]

住宅の調査などに関する知識、技能を養成するための講習で、国土交通大臣が登録した講習実施機関が「既存住宅状況調査技術者講習登録規程」(2017年2月制定)に従って実施するものをいう。

既存住宅の建設住宅性能評価書 [キゾンジュウタクノケンセツジュウタクセイノウヒョウカショ]

建設住宅性能評価書には、新築住宅に関するものと既存住宅に関するものという2種類がある。登録住宅性能評価機関が、実際に住宅を検査することにより作成した住宅性能評価書を「建設住宅性能評価書」という。

既存住宅売買瑕疵保険 [キゾンジュウタクバイバイカシホケン]

売買された既存住宅に傷や欠点などがあった場合に、補修費用等を支払う旨の保険をいう。

既存宅地 [キゾンタクチ]

2001(平成13)年5月18日より前には、市街化調整区域内であっても一定の条件を満たす土地であれば、建築許可を受けないで建築をすることが広く認められるという制度が存在した。これが「既存宅地」の制度である。

既存道路 [キゾンドウロ]

建築基準法が適用された際に現に存在していたことを理由として「建築基準法上の道路(道路法上の道路・都市計画法による道路・土地区画整理法等による道路・特定行政庁から指定を受けた私道等)」とされている道路のこと。

既存不適格建築物 [キゾンフテキカクケンチクブツ]

事実上違法な状態であっても、法律的には違法でない建築物のこと。事実上建築基準法に違反しているが、特例により違法建築ではないとされている建築物のこと。

北側斜線制限 [キタガワシャセンセイゲン]

1.自分の敷地の北側に隣の敷地がある場合、自分の敷地に建築する建物の各部分の高さは、その部分から隣地境界線までの距離が長いほど高くすることができる。2.自分の敷地の北側に道路がある場合、自分の敷地に建築する建物の各部分の高さは、北側道路と向かいの敷地との道路境界線からその部分までの距離が長いほど高くすることができる。北側高さ制限は住居系の4つの用途地域(第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域)に適用される。この2点の規定のこと。

北側高さ制限 [キタガワタカサセイゲン]

1.自分の敷地の北側に隣の敷地がある場合、自分の敷地に建築する建物の各部分の高さは、その部分から隣地境界線までの距離が長いほど高くすることができる。2.自分の敷地の北側に道路がある場合、自分の敷地に建築する建物の各部分の高さは、北側道路と向かいの敷地との道路境界線からその部分までの距離が長いほど高くすることができる。北側高さ制限は住居系の4つの用途地域(第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域)に適用される。この2点の規定のこと。

寄託 [キタク]

民法に規定されている契約のひとつで、当事者の一方が目的物の保管を委託し、相手がこれを承諾することによって成立する、特定物の保管を委託する契約。

キッズルーム [キッズルーム]

子供のために設けられた遊びの場の部屋や寝室。

キッチン [キッチン]

水槽(シンク)、給排水設備、加熱装置、作業台、収納スペースなどで構成されている、ひとまとまりの空間。台所。調理の場。

キッチンパネル [キッチンパネル]

耐火性能が高く、油や汚れがつきにくい、台所のコンロ周辺の壁面に取付けるパネル。

規約共用部分 [キヤクキョウヨウブブン]

マンションの管理人事務室、集会室、駐車場などの、区分所有建物において、区分所有法の規定では専用部分とすることができるが、管理規約によって共用部分とする建物部分をいう。

規約敷地 [キヤクシキチ]

建物の敷地ではないが、庭園、通路、駐車場など、建物の敷地と一体的に利用される土地。区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)により、区分所有者の規約によって区分所有建物の敷地とされた土地で、区分所有者が建物および建物が所在する土地と一体として管理または使用をするものをいう。

急傾斜地崩壊危険区域 [キュウケイシャチホウカイキケンクイキ]

土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律は、がけ崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害の発生するおそれがある区域を指定し、警戒避難態勢の整備や開発行為の制限など土砂災害の防止のための対策の推進を図るための日本の法律

旧耐震基準 [キュウタイシンキジュン]

1981(昭和56)年5月31日までの建築確認において適用されていた耐震基準のこと。

共益費 [キョウエキヒ]

民法上の費用の概念の一つで、債権者が複数存在する債権債務関係において、これら複数債権者の利益のため支弁される費用のこと。

境界(境界確定) [キョウカイ]

土地1筆ごとの境のこと。

共有 [キョウユウ]

共同で所有すること。

共有名義 [キョウユウメイギ]

不動産を取得するために共同で出資し、出資額の割合に応じた所有持分で登記すること。

共有持分 [キョウユウモチブン]

1つの財産を複数の所有者で共有する場合における、それぞれの共有者の所有権の権利の割合のこと

共有施設 [キョウユウシセツ]

住居用マンションに住む住民が共同で使用できる施設のこと

共有部分 [キョウユウブブン]

共用部分とはマンションの所有者全員で共有する部分のこと。

極度額 [キョクドガク]

根抵当権により担保することができる債権の合計額の限度のこと。

居室 [キョシツ]

居住、集会、娯楽などのために使用する部屋のこと。

居住用財産に係る譲渡所得の特別控除 [キョジュウヨウザイサンニカカルジョウトショトクノトクベツコウジョ]

相続又は遺贈により取得した被相続人居住用家屋又は被相続人居住用家屋の敷地等を一定の要件に当てはまるときは、譲渡所得の金額から最高3

居住用財産の買換え・交換特例 [キョジュウヨウザイサンノカイカエ]

譲渡所得税の課税について、不動産の譲渡によって生じた損失(譲渡損失)について、損失発生以降の複数年にわたって所得控除できる制度。

近傍宅地 [キンボウタクチ]

登録免許税額の算定において、対象不動産に評価が示されていない為、課税対象土地の価格評価のために用いる土地。

区域区分 [クイキクブン]

市街化区域と市街化調整区域に分けることを「区域区分」または「線引き」といいます。

区分所有 [区分所有]

一棟の建物の一部を独立した所有権の対象となるようにしたもの。

区分所有権 [クブンショユウケン]

マンションなど、一棟の建物に構造上区分された数個の部分が独立していて、住居や店舗、事務所等の用途にすることができるとき、各部分を所有する権利のこと

区分所有者 [クブンショユウシャ]

一棟の建物にて区分所有者が単独で所有しているのが専有部分という。

区分建物の登記記録 [クブンタテモノノトウキキロク]

一筆の土地または一個の建物ごとに作成される登記記録のうち、土地・建物に関する物理的状況を表示した表示登記が記載されている部分のこと。

景観計画 [ケイカンケイカク]

景観形成の方針、行為の制限に関する事項などを定めたもの。

景観計画区域 [ケイカンケイカククイキ]

景観計画区域とは、景観法の制定に基づいて策定された景観計画の対象区域のこと。

珪藻土 [ケイソウド]

藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物である。

経年劣化 [ケイネンレッカ]

時間の経過によって品質が低下すること。

競売 [ケイバイ・キョウバイ]

債権回収のために、債権者が裁判所に対して申立てを行うと、その不動産を裁判所が売却する手続きのこと。

刑罰 [ケイバツ]

形式的には、犯罪に対する法的効果として、国家および地方自治体によって犯罪をおかした者に科せられる一定の法益の剥奪をいい、その実質的意義は犯罪に対する国家的応報であるとともに、一般予防と特別予防をも目的とする 。

契約 [ケイヤク]

複数の者の合意によって当事者間に法律上の権利義務を発生させる制度。

契約責任原理 [ケイヤクセキニンゲンリ]

契約の締結によって一定の行為を履行する責任が生じるという私法上の原理。 債務不履行によって損害賠償責任が生じるのはこの原理に基づく

契約の解除 [ケイヤクノカイジョ]

契約の解除とは、一定の解除事由があることを前提に、解除する当事者の一方的な意思表示によって契約を解除すること。

契約不適合 [ケイヤクフテキゴウ]

売買や請負において、契約に基づいて引き渡された目的物が、種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合していないこと。

契約不適合責任 [ケイヤクフテキゴウセキニン]

売買契約や請負契約の履行において、引き渡された売買の目的物が種類・品質・数量に関して契約の内容に適合しない場合に、売主・請負人が買主・注文者に対して負うこととなる責任のこと。

現況有姿 [ゲンキョウユウシ]

そのままの状態という意味。

検査済証 [ケンサズミショウ]

建築物及びその敷地が建築基準関連規定に適合していること。

原状回復 [ゲンジョウカイフク]

アパートなどの賃貸借契約が終了して退去する際に、入居時の状態に部屋を戻すこと。

原状回復義務 [ゲンジョウカイフクギム]

売買契約などが解除されたとき、契約前の状態に戻す義務のこと。

源泉徴収 [ゲンセンチョウシュウ]

給与・報酬・利子・配当・使用料等の支払者が、それらを支払う際に所得税等の税金を差し引き、それを国等に納付する制度。

源泉分離課税 [ゲンセンブンリカゼイ]

他の所得と全く分離して、所得を支払う者がその所得の支払の際に一定の税率で所得税を源泉徴収し、それだけで所得税の納税が完結するもの。

建築確認 [ケンチクカクニン]

建築基準法に基づき、行政庁の建築主事又は民間企業の指定確認検査機関が建築物、建築設備、工作物の建築計画・築造計画が建築基準法令や建築基準関係規定に適合しているかどうかを工事着手前に審査する行政行為。

建築基準法 [ケンチクキジュンホウ]

国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めた、日本の法律。

建築協定 [ケンチクキョウテイ]

一般に地権者間、あるいは地権者と建設業者等の間でかわされる建築に関する協定のこと。

建築主事 [ケンチクシュジ]

建築基準法の規定により建築確認を行うため地方公共団体に設置される公務員。

建築不可 [ケンチクフカ]

再建築や新たな建築が不可能であること。

建築物 [ケンチクブツ]

建築された物体。建築された構造物。 建築物は使用目的によって形態が異なるほか、構造体も異なる。建築学・建築分野で扱う建築作品、日本語の建物を連想されるが、この場合の建築、建築するは、それだけに留まらない。

コーポラティブハウス [コーポラティブハウス]

入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得から設計者や建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のこと。

公益財団法人 [コウエキザイダンホウジン]

一般財団法人のうち公益法人認定法にもとづき行政庁から公益性を認められた財団法人のこと。

公開空地 [コウカイクウチ]

オープンスペースの一種。1971年に創設された総合設計制度に基づいて設置され、開発プロジェクトの対象敷地に設けられた空地のうち、一般に開放され自由に通行または利用できる区域のこと。

甲区 [コウク]

登記簿の表題部以外に記載される、不動産の権利に関する登記のことで、甲区、乙区の2種類に分けて記載される。

後見人 [コウケンニン]

民法において、制限行為能力者の保護のために、法律行為・事実行為両面においてサポートを行う制度。

公告 [コウコク]

公告とは、政府・公共団体が、ある事項を広く一般に知らせること。

公示価格 [コウジカカク]

法令に基づき国家機関等により定期的に評価されている公的地価のうち、個別の地点、適正な価格が一般に公表されているもの。

公証人 [コウショウニン]

ある事実の存在、もしくは契約等の法律行為の適法性等について、公権力を根拠に証明・認証する者のこと。

公証役場 [コウショウヤクバ]

公正証書の作成、私文書の認証、確定日付の付与等を行う役場。

公図 [コウズ]

土地の境界や建物の位置を確定するための地図で、一般に旧土地台帳施行細則第2条の規定に基づく地図のことを指す。

公正証書 [コウセイショウショ]

ある人が法的に意味のある行為をしたという事実を証明する文書。

構造耐力 [コウゾウタイリョク]

住宅などの建築物において、構造部が支えることができる最大の荷重のこと。

構造耐力上主要な部分 [コウゾウタイリョクジョウシュヨウナブブン]

建物自体を支え、台風や地震などの外力による振動や衝撃に耐える部分のこと。

公租公課 [コウソコウカ]

租税及び、公的な負担金である「公課」を総称したもの。

公道 [コウドウ]

道路法上の道路のこと。

高度地区 [コウドチク]

都市計画法第8条に規定されている「地域地区」の1つ。

国定公園 [コクテイコウエン]

日本において国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づいて環境大臣が指定した公園。

個人情報保護法 [コジンジョウホウホゴホウ]

個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とした個人情報の取扱いに関連する日本の法律。

誇大広告等の禁止 [コダイコウコクトウノキンシ]

宅地建物の取引に関する広告についての規制の一つで、著しく事実と違ったり、実際のものよりも著しく優良・有利であると誤認させるような表示の禁止のこと。

固定金利型 [コテイキンリガタ]

住宅ローンなど金融機関の融資の“金利タイプ(金利の見直し方法)”の一種で、「返済期間を通して、金利を固定する」というもの。

固定資産税 [コテイシサンゼイ]

固定資産の所有者に課税される地方税。

固定資産税評価額 [コテイシサンゼイヒョウカガク]

固定資産税を賦課するための基準となる評価額である。 固定資産税は、市町村が毎年1月1日現在の土地、家屋等の所有者に対し、その固定資産税評価額をもとに課税する税金。

古民家 [コミンカ]

日本の住宅の類例の一つ。民家のうち、特に建造されてから時を経たもの。

小屋裏 [コヤウラ]

屋根の裏側に当たる部分の空間、天井と屋根の間の空間のこと。

コンシェルジュ [コンシェルジュ]

ホテルやマンションにて、お客さまの多くのリクエストに応えるプロのスタッフのこと。

サーキュレーター [サーキュレーター]

空気を循環する性能に特化した家電製品。

サービサー [サービサー]

金融機関や一般会社から、金銭債権を譲り受けたり、委託を受けて回収・管理する。債権回収会社のこと。

サービスアパートメント [サービスアパートメント]

ホテルとアパートの中間的役割を担う住居のこと。敷金・礼金は無い。

サービス付き高齢者向け住宅 [サービスツキコウレイシャムケジュウタク]

グレードの高い設備な住宅に介護・医療サービスの提供が付帯された住まいのこと。

サービスバルコニー [サービスバルコニー]

マンションの居室に付帯したバルコニー。通常のバルコニーに比べ奥行きが狭く用途が限られる。室外機等を置く場合がある。

サービスヤード [サービスヤード]

裏庭、側庭、勝手庭のこと。

サービスルーム [サービスルーム]

採光が足りず居室として認められない部屋のこと。建築基準法では、居室は、住宅の場合、窓の大きさは床面積の7分の1以上なければならないとされているが、その基準を満たさない部屋を「サービスルーム」と称する。

サーモスタット [サーモスタット]

自動制御で室温を一定に保つ温度調節器のこと。

災害危険区域 [サイガイキケンクイキ]

津波、高潮、出水、土砂等による災害の危険性が高く、避難場所の指定が必要な地域。

再開発組合 [サイカイハツクミアイ]

再開発の際に市街地再開発事業の施行者となる地権者の組合で、正式な名称は「市街地再開発組合」という。

債権 [サイケン]

債権者が債務者に対してなんらかの請求をすることができる権利。

債権差押 [サイケンサシオサエ]

債務者が有する金銭債権から、債権者が満足を得る手続きのこと。

債権者代位権 [サイケンシャダイイケン]

債権者が、自己の債権を保全するため必要があるときに、債務者に属する権利を債務者に代わって行使する権利。

債権者取消権 [サイケンシャダイイケントリケシケン]

債権の弁済を確保するために、債務者の財産を減少させる行為を取り消す権利

債権譲渡 [サイケンジョウト]

債権を第三者に譲り渡すこと

再建築不可 [サイケンチクフカ]

建築基準法上の要件を満たしていないため、建替えや増改築ができない状態のこと。

採光 [サイコウ]

居室は採光のために、窓その他の開口部を設けなければならない。開口部の面積は、居室の床面積の7分の1以上でなければならない。

催告 [サイコク]

相手に対して債務の履行を要求すること。

再生可能エネルギー [サイセイカノウエネルギー]

短期間で再生また消滅しない燃料源から取り出されるエネルギーのこと。

最多価格帯 [サイタカカクタイ]

販売中の物件のうち最も販売物件の多い価格帯のこと。

在宅医療 [ザイタクイリョウ]

疾病や障害を抱えていても、自宅等の住み慣れたところで医療を受けながら生活できる仕組み。

サイディング [サイディング]

建築した建物の外壁に使用する仕上材のこと。

債務 [サイム]

債権者に対して債務者が履行する義務のこと。

債務不履行 [サイムフリコウ]

債務が履行されない状態をいう。

在来工法 [ザイライコウホウ]

木造建築物の工法の一つ。

在留カード [ザイリュウカード]

国内に中長期間在留する者に対して交付されるカードのこと。

サウンディング [サウンディング]

地盤調査の方法。

下がり天井 [サガリテンジョウ]

梁等の出っ張りにより、天井より下がった部分(低くなっている部分)を指す。

詐欺 [サギ]

他人を騙すことにより、その者に誤った動機を抱かせること。

先取特権 [サキドリトッケン]

特殊な債権について、債務者の財産または特定の動産・不動産から優先的に弁済を受けることのできる権利のこと。

差押 [サシオサエ]

あらかじめ債務者の財産の売却等を禁止するような裁判所の命令のこと。

指値 [サシネ]

買主の希望価格が販売表示価格より低い場合。

雑種地 [ザッシュチ]

地目の一つ。

サブリース [サブリース]

賃借人が第三者にさらに賃貸すること。

更地 [サラチ]

上物が無い土地のこと。

35条書面 [サンジュウゴジョウショメン]

宅地建物取引業法35条の規定に基づいて作成される書面で重要事項説明書といいます。 35条書面は、契約を締結する前に、売主や貸主となろうとする側の宅建業者が作成するものです。

37条書面 [サンジュウナナジョウショメン]

宅地建物取引業法37条の規定に基づいて作成される書面で契約書といいます。

3,000万円特別控除 [サンゼンマンエントクベツコウジョ]

不動産売却に伴う譲渡所得の課税において、譲渡益から3

サンドブラスト [サンドブラスト]

壁など表面に研磨材を吹き付けて加工する方法。

サンルーム [サンルーム]

室内に採光を多量に取り込めるよう工夫した部屋をいう。

シーリング [シーリング]

継ぎ目や隙間を埋める工事。

シーリングライト [シーリングライト]

居室の天井に直接取り付けて広く照らす照明器具。

地上げ [ジアゲ]

事業用地を確保するために、土地などを購入することをいう。

シアタールーム [シアタールーム]

映画などを見るための部屋。

シェード [シェード]

日よけのこと。

シェアハウス [シェアハウス]

複数の居住者が生活空間を共用する住宅のこと。

市街化区域 [シガイカクイキ]

都市計画によって定められた、すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のこと。

市街地開発事業 [シガイチカイハツジギョウ]

開発または整備する事業のこと。

市街化調整区域 [シガイカチョウセイクイキ]

都市計画によって定められた、市街化を抑制すべき区域のこと。

直床工法 [ジカユカコウホウ]

鉄筋コンクリートの床スラブに素材を直張りすること。

敷居 [シキイ]

居室の開口部下部に設けられる水平材。

敷金 [シキキン]

借主から貸主に預ける金銭。

敷金返還請求権 [シキキンヘンカンセイキュウケン]

契約期間満了まで貸主に預けていた金銭を返還要求することのできる権利。

敷地 [シキチ]

上物がある土地のこと。

敷地延長 [シキチエンチョウ]

狭い通路を通じて道路に出ることができるような形状になっているとき、その通路の部分のこと。

敷地権 [シキチケン]

区分所有建物の敷地に関する権利をいい、登記によって確定する。

敷地面積 [シキチメンセキ]

敷地の水平投影面積のこと。

敷引 [シキビキ]

借主から貸主に預ける金銭のうち一部返還しない金銭のこと。

事業用不動産 [ジギョウヨウフドウサン]

店舗、事務所ビルなど事業のための設備として利用される不動産のこと。

軸組 [ジクグミ]

垂直材(柱)と水平材(梁など)を組み合わせたもの。

資産価値 [シサンカチ]

モノを財産として評価した価額のこと。

自重 [ジジュウ]

モノそれ自体の重さ。

地震 [ジシン]

地殻が急激にずれ動く現象。

地震保険 [ジシンホケン]

地震による被災損失に対して補償する損害保険。

止水栓 [シスイセン]

配水管の途中に設置された水流の開閉栓。

システムキッチン [システムキッチン]

調理台、流し台、コンロ、収納スペースなどの部材を組み合わせたうえで、天板をのせ一体化させたもの。

自然堤防 [シゼンテイボウ]

河川の氾濫によって形成された微高地。

地鎮祭 [ジチンサイ]

建物建設に着手する前に、土地の地主神を鎮め、工事の無事を祈願するために行なう儀式。

実印 [ジツイン]

個人の印鑑であって、市区町村長に対してあらかじめ印鑑登録を行なった印鑑のこと。

漆喰 [シックイ]

消石灰に糊剤を混ぜたもの。

シックハウス症候群 [シックハウスショウコウグン]

住宅に起因する、倦怠感、めまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患などの症状を総称していう。

シックハウス対策 [シックハウスタイサク]

シックハウス症候群を防ぐために化学物質の室内濃度を抑制することをいう。

実質賃料 [ジッシツチンリョウ]

不動産鑑定評価における評価で、貸主に支払われるすべての経済的対価をいう。

実測売買 [ジッソクバイバイ]

土地の売買契約において、土地の面積を契約後に求積しその増減いて売価が変動する売買のこと。

指定緊急避難場所 [シテイキンキュウヒナンバショ]

災害が発生した場合に避難場所を地方自治体が指定する必要があり、公示される。

指定流通機構 [シテイリュウツウキコウ]

宅地建物取引業者間で不動産情報を交換するために、宅地建物取引業法第50条の2の5の規定により、国土交通大臣が指定した公益法人のことである。

私道 [シドウ]

民間の個人や法人が所有している道路。

私道負担 [シドウフタン]

対象となる土地の一部が「私道の敷地」となっているとき、その私道の敷地の部分を「私道負担」と呼んでいる。

地盤沈下 [ジバンチンカ]

地盤が平均地盤面より沈むこと。

自筆証書遺言 [ジヒツショウショユイゴン]

全文を自筆で書き記した証書による遺言のこと。

地袋 [ジブクロ]

床面に接して設けられた高さの低い袋戸棚のこと。

司法書士 [シホウショシ]

不動産登記に関する専門家。

社会保険料控除 [シャカイホケンリョウコウジョ]

社会保険を支払った場合には、その支払金額の全額を、所得から控除することができること。

借地権 [シャクチケン]

借地借家法上の概念で、建物の所有を目的とする地上権または土地賃借権をいう。なお、借地権の付着した土地の所有権は底地と呼ばれる。

借地権割合 [シャクチケンワリアイ]

借地権割合とは、その土地の権利のうち借地が何割を占めるかを示す数字です。

借地借家法 [シャクチシャッカホウ・シャクチシャクヤホウ]

借地権および建物の賃貸借契約などに関して特別の定めをする法律。

借家 [シャクヤ]

借りて住む家屋。

車庫 [シャコ]

自動車等の車両を収納する屋内駐車場。

斜線制限 [シャセンセイゲン]

建物建築の際の各部分の高さに関する制限をいう。

シャワーカーテン [シャワーカーテン]

浴槽の周りに取り付ける防水カーテン。

シャワーヘッド [シャワーヘッド]

シャワーの先端に取り付けて水を分散噴射する器具。

シャワールーム [シャワールーム]

シャワーのみが設置された水浴のためのスペース。浴槽が無い。

シャンデリア [シャンデリア]

天井から吊り下げた装飾性の高い照明器具。

シャンプードレッサー [シャンプードレッサー]

洗髪や化粧にも使える洗面台のこと。

シューズインクローゼット [シューズインクローゼット]

人が土足で入れる広い収納のこと。

シューズボックス [シューズボックス]

下駄箱のこと。

収益還元法 [シュウエキカンゲンホウ]

動産鑑定評価において、対象不動産が将来生み出すであろうと期待される収益をベースとして対象不動産の価格を求める手法のこと。

収益物件 [シュウエキブッケン]

賃料収入を得る目的で所有される不動産のこと。

従業者名簿 [ジュウギョウシャメイボ]

宅地建物取引業者は、その事務所ごとに「従業者名簿」を作成して備え付けなければならない。

住居表示 [ジュウキョヒョウジ]

各建物ごとに新しい番号(これを住居番号という)を付けることなる建物の新しい表示の方法のことを「住居表示」と呼んでいる。

従前地 [ジュウゼンチ]

土地区画整理事業によって換地される場合の、換地前の土地のこと。

修繕積立金 [シュウゼンツミタテキン]

区分所有建物で管理組合が長期修繕計画に従って修繕を実施するために、区分所有者から毎月徴収する金銭のこと。

住宅インスペクション [ジュウタクインスペクション]

既存住宅を対象に、構造の安全性や劣化の状況を把握するために行なう非破壊の検査のこと。

住宅瑕疵担保履行法 [ジュウタクカシタンポリコウホウ]

新築住宅に係る瑕疵担保責任の履行を確保することを目的とした法律。正式には「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」という。

住宅金融支援機構 [ジュウタクキンユウシエンキコウ]

政府の保証を背景とした住宅金融業務を実施することを目的に設立された「住宅金融公庫」の権利義務を引き継ぐ形で設立された。

住宅性能評価書 [ジュウタクセイノウヒョウカショ]

住宅の品質確保の促進の為、住宅性能の評価結果を表示した書面のこと。

住宅用火災警報器 [ジュウタクヨウカサイケイホウキ]

火災報知機の一種で、主に一般住宅に設置され、火災の際煙や熱を感知して音声やブザー音で警報する警報器のこと。

住宅リフォーム減税 [ジュウタクリフォームゲンゼイ]

定の目的で住宅のリフォーム(改修)をした場合に、課税が軽減される制度のこと。

住宅ローン [ジュウタクローン]

住宅を居住用目的で購入する際の融資のこと。

住宅ローン減税 [ジュウタクローンゲンゼイ]

宅ローンの残高の一部を税額から控除する制度。

修補請求 [シュウホセイキュウ]

契約の履行において、引き渡された売買の目的物が品質等に関して契約の内容に適合しない場合に、買主が売主に対して目的物の補修を請求すること。

住民税 [ジュウミンゼイ]

地方税で、道府県民税と市町村民税を合わせたものをいう。

住民票 [ジュウミンヒョウ]

住民基本台帳法に基づき、市区町村長が作成する個人の属性を個人単位に記載した書類。

重要事項説明 [ジュウヨウジコウセツメイ]

契約前に宅地建物取引業者が取引当事者に対して契約上重要な事項を説明する内容。

重要事項説明書 [ジュウヨウジコウセツメイショ]

契約前に宅地建物取引業者が取引当事者に対して契約上重要な事項を説明する書面をいう。

14条地図 [ジュウヨンジョウチズ]

登記所に備え付けられている地図。公図のこと。

重量鉄骨 [ジュウリョウテッコツ]

厚さが6mmを超える鋼材のこと。

守秘義務 [シュヒギム]

業務上知り得た秘密を守る義務。

ショールーム [ショールーム]

設備等の展示場のこと。

小規模宅地の特例 [ショウキボタクチノトクレイ]

小規模な住宅用地について、固定資産税・都市計画税の課税を軽減する措置。

昇降機 [ショウコウキ]

エレベーターのこと。

使用細則 [シヨウサイソク]

区分所有建物において、管理規約にて設定される共同生活上の詳細なルールのこと。

浄水器 [ジョウスイキ]

浄水器は、水道水を給水栓より後の段階できれいにするための機器。

上棟式 [ジョウトウシキ]

日本で建物の新築の際に行われる祭祀である。棟上げ、建前、建舞ともいう。

譲渡所得 [ジョウトショトク]

資産を譲渡したことにより得た所得をいう。

譲渡損失 [ジョウトソンシツ]

不動産を譲渡したことによって発生した損失をいう。

消費税 [ショウヒゼイ]

消費に対して課される租税。

照明 [ショウメイ]

光で照らして明るくすること。 光を発して光を利用する技術。 人工照明によって物を見やすくする技術。

証約手付 [ショウヤクテツケ]

契約の締結を証することを目的として授受される手付をいいます。

初期費用 [ショキヒヨウ]

不動産の購入や賃借に際して、当初に発生する費用。

書斎 [ショサイ]

読書や書き物をするための部屋。

所得控除 [ショトクコウジョ]

一定の要件にあてはまる場合に所得の合計金額から一定の金額を差し引く制度のこと。

所得税 [ショトクゼイ]

所得税とは、担税力の源泉を、所得、消費及び資産と区分した場合に、所得に対して課される税金のこと。

所有権 [ショユウケン]

物の全面的支配すなわち自由に使用・収益・処分する権利。

所有権の保存の登記 [ショユウケンノホゾンノトウキ]

はじめて登記される所有権登記のこと。

白地 [シロチ]

公図の上で地番が付されていない国有地のこと。

人感センサー [ジンカンセンサー]

人の気配を感知して作動する装置。

新居 [シンキョ]

新築し、または引っ越して、新たに住むこととなった居宅。

シンク [シンク]

所に備え付けられている水槽のこと。

浸水想定区域 [シンスイソウテイクイキ]

洪水時における円滑かつ迅速な避難を確保すること、また、浸水を防止することにより、水害による被害の軽減を図るために国土交通省及び都道府県が指定した区域。

人造大理石 [ジンゾウダイリセキ]

アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材のこと。

新耐震基準 [シンタイシンキジュン]

1981年6月1日から施工された耐震基準のことを新耐震基準と言う。

新築 [シンチク]

新たに家を建てること。

心理的瑕疵 [シンリテキカシ]

物理的ではなく、借主・買主に心理的な抵抗が生じる恐れのあることがらをいう。

水害ハザードマップ [スイガイハザードマップ]

大雨や津波に備えて、市民のみなさまに知っておいていただきたいことや、河川氾濫や内水氾濫、高潮及び津波により浸水が予想されている区域と浸水深を示した地図をまとめたもの。

水道 [スイドウ]

一般に飲用可能な水の公共的な供給設備一般を指す。

水平器 [スイヘイキ]

物体の表面に密着させて、水平または鉛直に対する物体の角度や傾斜を確認する器具のこと。

水防法 [スイボウホウ]

洪水又は高潮に際し、水災を警戒し、防御し、及びこれに因る被害を軽減し、もつて公共の安全を保持することを目的として制定された日本の法律。

スキップフロア [スキップフロア]

建築物において、その床面の一部に高さを変えた部分を持たせた構成のことである。小上がりとも呼称される。

スケール [スケール]

物さし。その目盛りのこと。

筋かい [スジカイ]

柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材のこと。

スツール [スツール]

背もたれの無い、一人用のいすのこと。

スパン [スパン]

柱と柱(もしくは壁)の間の距離を「スパン」といいます。

スプリンクラー [スプリンクラー]

消火設備の一つ。

スポットライト [スポットライト]

投光器の一種で、光源と反射鏡、レンズを持ち、狭い場所を集中的に照らす照明器具のこと。

スマートグリッド [スマートグリッド]

電力の流れを供給・需要の両側から制御し、最適化できる送電網のこと。

スマートシティ [スマートシティ]

先端技術を用いて、基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市のこと

スマートハウス [スマートハウス]

家電や設備機器を情報化配線等で接続し最適制御を行うこと。

すまい給付金 [スマイキュウフキン]

費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度です。住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかる。

住み替え [スミカエ]

住居を変えることをさす。通常不動産売買を伴う。

スラブ [スラブ]

床版のこと。一般的には鉄筋コンクリート造の建築物において、床の荷重を支える構造床のことを指す。

スリーブ [スリーブ]

棒鋼などを継ぐために用いられる筒型の金具のこと。

スレート葺き [スレートブキ]

屋根を石質の薄い板で葺くもの。

スロープ [スロープ]

門扉から玄関前までのアプローチ部分に設けられたゆるやかな傾斜の通路のこと。

スロップシンク [スロップシンク]

マンションのバルコニーなどで見られる、底の深い流しのこと。

制震構造 [セイシンコウゾウ]

建物骨組みに取付けた制震(振)装置(ダンパー)により、地震エネルギーを吸収することによって、建物の揺れを小さくし、耐震安全性や機能性、居住性の向上を図る構造のこと。

制震システム [セイシンシステム]

地震の揺れをおもりや水槽などの装置で制御すること。

生石灰 [セイセッカイ]

石灰石を焼いてできる白いかたまり。酸化カルシウムの俗称。

生前贈与 [セイゼンゾウヨ]

相続税の節税対策を行うために贈与を利用するものです。 生前贈与をして生きているうちに次の世代に財産を移転して、相続財産を減らすことができ、節税対策として効果がありますが、納税資金の確保や財産の有効活用という面から見ても非常に効果的な方法。

整理回収機構 [セイリカイシュウキコウ]

金融機能の再生及び健全化を行うための銀行・債権回収会社のこと。

税理士 [ゼイリシ]

申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを補助するもの。

政令指定都市 [セイレイシテイトシ]

日本の大都市制度の1つ。

セカンドハウス [セカンドハウス]

別荘や別宅のこと。

石綿 [セキメン、イシワタ]

天然にできた鉱物繊維で「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。

石油給湯器 [セキユキュウトウキ]

お湯を沸かす燃料に石油(灯油)を使用している給湯器のこと。

セキュリティ [セキュリティ]

一般には保安のことであり、犯罪や事故などを防止するための警備全般を指す。

施工会社 [セコウガイシャ]

建築工事を実施し完成する会社のこと。

設計図書 [セッケイトショ]

工事を実施するために必要な図書で、設計の内容を示す書類。

石膏ボード [セッコウボード]

石膏を材料に作られた板のこと。

接道義務 [セツドウギム]

建築物の敷地が、道路に2メートル以上接しなければならないとする義務のこと。

セットバック [セットバック]

4mに満たない幅員道路に接する土地上に再建築する際に敷地の一部を道路に提供すること。

専属専任媒介契約 [センゾクセンニンバイカイケイヤク]

専属専任媒介契約とは、媒介契約の一種で、依頼者(売主や貸主)が、他の宅建業者に重複して依頼することができないと同時に、依頼した宅建業者が紹介する相手(顧客)以外の人とは取引できない媒介契約をいいます。

セントラルヒーティング [セントラルヒーティング]

一箇所に給湯器熱源装置を設置して、熱を暖房が必要な各部へ送り届ける暖房方式。

専任取引士 [センニントリヒキシ]

宅建業者は、事務所や宅建業法第50条2項に規定する案内所等には一定の数の専任の取引士を置かなければならない。

全部事項証明書 [ゼンブジコウショウメイショ]

登記事務をコンピュータにより行っている登記所において発行される、登記記録に記録された事項の全部又は一部を証明した書面のこと。

専任媒介契約 [センニンバイカイケイヤク]

専任媒介契約とは、媒介契約の一種で、依頼者(売主や貸主)が他の宅建業者に重複して依頼できない媒介契約をいいます。

前面道路 [ゼンメンドウロ]

敷地に面した道路のこと。

専有部分 [センユウブブン]

区分所有権の目的たる建物の部分をいう。

専有面積 [センユウメンセキ]

集合住宅で、区分所有者に所有権が認められている部分(専有部分)の面積のこと。

専用使用権 [センヨウシヨウケン]

マンションの専用庭、バルコニー、ルーフバルコニー、駐車場など、敷地や建物の共用部分の一部について、特定の区分所有者のみが使用できる権利をいいます。

総合設計制度 [ソウゴウセッケイセイド]

都市計画で定められた制限に対して、建築基準法で特例的に緩和を認める制度の一つである。公開空地の確保により市街地環境の整備改善に資する計画を評価し、容積率、絶対高さ制限、斜線制限などを緩和するもの。

造成宅地防災区域 [ゾウセイタクチボウサイクイキ]

宅地造成工事規制区域以外の区域で、既に宅地造成に関する工事が施行された一団の土地であって、地震による崩壊等による災害で、相当数の居住者等に被害が発生する恐れが大きいもので市長が指定する区域のこと。

相続 [ソウゾク]

相続とは、自然人の財産などの様々な権利・義務を他の自然人が包括的に承継すること

相続時精算課税制度 [ソウゾクジセイサンカゼイセイド]

贈与者が亡くなった時にその贈与財産の贈与時の価額と相続財産の価額とを合計した金額から相続税額を計算し、一括して相続税として納税する制度。

相続税 [ソウゾクゼイ]

相続税とは、被相続人(亡くなった人)の遺産を相続で受け継いだ場合や、遺言によって遺産を受け継いだ場合に、遺産の金額が大きいとかかる税金。

相続登記 [ソウゾクトウキ]

被相続人(=相続される人、不動産の所有者)が亡くなり、相続が発生したときに被相続人が所有していた建物や土地などの不動産の名義変更手続きのこと。

贈与 [ゾウヨ]

当事者の一方がある財産を無償で相手方に与える行為。

贈与税 [ゾウヨゼイ]

相手からの贈与によって受け取った財産に課せられる国税。

測量士 [ソクリョウシ]

測量を行う職業および専門職。

側溝 [ソッコウ]

排水のために道路や鉄道にそって設けたみぞ。

損益通算 [ソンエキツウサン]

損益通算とは、赤字と黒字を相殺することをいいます。つまり、赤字の所得を他の黒字の所得から差し引くことです。

損害賠償 [ソンガイバイショウ]

違法な行為により損害を受けた者に対して、その原因を作った者が損害の埋め合わせをすること。

損害賠償額の予定 [ソンガイバイショウガクノヨテイ]

あらかじめ損害賠償の金額を取り決めておくこと。

損害保険 [ソンガイホケン]

被保険利益に生じた欠損を保険金額の限度で填補する保険。

尊属 [ソンゾク]

自分の父母以前の世代の直系,傍系親族の者。

タームシート [タームシート]

契約の大まかな枠組みを項目別にまとめた表。

第一種住居地域 [ダイイッシュジュウキョチイキ]

都市計画法(9条)で定めた「住居の環境を保護するため定める地域」。

第一種中高層住居専用地域 [ダイイッシュチュウコウソウジュウキョセンヨウチイキ]

都市計画法(9条)で定めた「中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」。

第一種低層住居専用地域 [ダイイッシュテイソウジュウキョセンヨウチイキ]

都市計画法(9条)で定めた「低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」。

第一種特定有害物質 [ダイイッシュトクテイユウガイブッシツ]

土壌汚染対策法において、人の健康に被害を生ずる恐れが大きいものとして指定された26種類の特定有害物質のうち、揮発性有機化合物に該当する12種類の物質のこと。

代位弁済 [ダイイベンサイ]

債務を債務者に代わって弁済し、その弁済者が債務者に対して求償権を取得する場合の弁済をいう。

耐火建築物 [タイカケンチクブツ]

建築基準において、その主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)が耐火性能を満たし、かつ、延焼の恐れのある開口部(窓やドア)に防火戸など火災を遮る設備を有する建築物をいう。

耐火構造 [タイカコウゾウ]

建築基準において、壁、柱、床その他の建築物の部分の構造が、耐火性能に適合する建築物の構造をいう.

代価弁済 [ダイカベンサイ]

抵当権設定がされている不動産(抵当不動産)が第三者に譲渡された場合に、債権者が自らの意思により、抵当不動産の所有者から債権の一部の弁済を受け取ることで、抵当権が消滅するという仕組みのこと。民法第378条に規定されている。

大規模建築物 [ダイキボケンチクブツ]

建築基準法6条1項2号と3号に定める一定の大規模な建築物のこと。

大規模修繕 [ダイキボシュウゼン]

分譲マンションの性能の老朽化等を防止するために、計画的に行なわれる修繕。多額の費用を要する修繕のこと。

大規模の修繕 [ダイキボノシュウゼン]

「建築物の主要構造部の一種以上について行なう過半の修繕」と定義されている(建築基準法2条14号)。

大規模の模様替 [ダイキボノモヨウガエ]

「建築物の主要構造部の一種以上について行なう過半の模様替え」と定義されている(建築基準法2条15号)。

大規模滅失 [ダイキボメッシツ]

区分所有建物において、建物の価格の2分の1を超える部分が、地震・火災等により滅失することを「大規模滅失」という。

大規模盛土造成地 [ダイキボモリドゾウセイチ]

谷や沢を大規模(3

耐久性向上改修 [タイキュウセイコウジョウカイシュウ]

住宅の耐久性を高めるための改修。長期優良住宅(増改築)の認定基準を満たすため、耐久性を高める改修工事をいう。

代金減額請求 [ダイキンゲンガクセイキュウ]

売買契約の履行において、引き渡された目的物が種類、品質または数量に関して契約の内容に適合しない場合に、買い主が売り主に対して、代金の減額を請求すること。

対抗要件 [タイコウヨウケン]

私法上の概念で、当事者間で効力のある法律関係が、第三者に対して効力を有するための要件。

大黒柱 [ダイコクバシラ]

家屋の中心部に立っている太い柱。民家において、土間と床上との境の中央に立つ特に太い柱や、四間取(床上が4室からなる平面形式で「よまどり」又は「よつまどり」という)の中心にある柱をいう。

第三者のためにする契約 [ダイサンシャノタメニスルケイヤク]

当事者の一方が第三者に対してある給付をすることを約する契約をいう。

第三取得者 [ダイサンシュトクシャ]

抵当権が付着している不動産を、抵当権が付着した状態のままで取得した者のこと。

貸借対照表 [タイシャクタイショウヒョウ]

企業の一定時点での財務損益状態を明らかにする書類。

代襲相続 [ダイシュウソウゾク]

被相続人の子または兄弟姉妹が、相続開始前に死亡などによって相続できないときに、その者の子が、その者に代わって相続すること。

代償分割 [ダイショウブンカツ]

共同で相続した遺産を分割する方法のひとつで、協議によって遺産を特定の者が取得し、他の相続人に対しては代償金を支払う方法を言う。

耐震改修促進税制(住宅の~) [タイシンカイシュウソクシンゼイセイ]

住宅の耐震改修工事に対して税制上優遇する制度。優遇措置は、所得税の控除と固定資産税の軽減の3種類がある。

耐震改修促進法 [タイシンカイシュウソクシンホウ]

正式名称「建築物の耐震改修の促進に関する法律」。建物の耐震改修の促進のための措置を講ずるための措置を定めたもの。

耐震基準 [タイシンキジュン]

建築基準法によって定められた、地震の際に建物が安全であるために備えていなければならない構造上の技術的基準。

耐震基準適合認定表示 [タイシンキジュンテキゴウニンテイヒョウジ]

その建物が地震に対する安全性に係る基準に適合している旨の認定を受けていることの表示。認定は、申請によって所管行政庁が行なう。

耐震構造 [タイシンコウゾウ]

地震などによる水平方向の力に対して、十分に耐えることのできるよう設計された建築物の構造をいう。

耐震等級 [タイシントウキュウ]

建物の耐震強度を示す指標。

大臣免許 [ダイジンメンキョ]

宅地建物取引業者が国土交通大臣から免許を受けていること。

第二種住居地域 [ダイニシュジュウキョチイキ]

都市計画法(9条)で定められた「主として住居の環境を保護するため定める地域」。
この用途地域では、建ぺい率の限度は原則として50%、60%または80%である。
また容積率の限度は100%から500%の範囲内で都市計画で指定される。

第二種中高層住居専用地域 [ダイニシュチュウコウソウジュウキョセンヨウチイキ]

都市計画法(9条)で定められた「主として中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」。
この用途地域では、建ぺい率の限度は30%から60%の範囲内(10%きざみ)で都市計画で指定され、容積率の限度は100%から500%の範囲内で都市計画で指定される。

第二種低層住居専用地域 [ダイニシュテイソウジュウキョセンヨウチイキ]

都市計画法(9条)で定められた「主として低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」。
この用途地域では、建ぺい率の限度は30%から60%の範囲内(10%きざみ)で都市計画で指定され、容積率の限度は50%から200%の範囲内で都市計画で指定される。

DK [ダイニング・キッチン、ディーケー]

ダイニングは「食事室」、キッチンは「台所」。ダイニング・キッチンは「食事室兼台所」。

代物請求 [ダイブツセイキュウ]

給付を受けた目的物が契約不適合である場合に、それに代わるものの給付を請求すること。私法上、目的物に瑕疵があるなど債務が完全に履行されていないときにはそれを完全なものにするための請求(追完請求)をすることができるが、代物請求はその方法の一つである。

対面キッチン [タイメンキッチン]

ダイニングとキッチンカウンターが向き合う配置となっている調理台。

太陽光発電 [タイヨウコウハツデン]

太陽電池によって太陽光のエネルギーを直接に電力に変換する発電方式。

耐用年数 [タイヨウネンスウ]

建物、機械、器具などが使用に耐えることのできる年数。材料や構造だけでなく、管理の状態によっても異なる。

代理 [ダイリ]

不動産取引における宅地建物取引業者の立場(取引態様)の一つ。

耐力壁 [タイリョクヘキ・タイリョクカベ]

建築基準法第20条の規定に基づいて、地震力や風圧力による水平方向の力に対抗することができるように、筋かいを入れ、または構造用合板などを張った壁のことを「耐力壁」と呼ぶ。

タウンハウス [タウンハウス]

2階建ての連棟式住宅のこと。各住戸の敷地は、すべての住戸の所有者が共有していることが多い。

高さ制限 [タカサセイゲン]

建物の高さの限度をいう。

いくつかの種類があるが、大きくは、建物全体の高さの制限と、相隣関係などによる斜めの線による制限(斜線制限)に分かれる。

宅地 [タクチ]

現に建物の敷地に供せられている土地および建物を建てる目的で取引する土地(現況や登記簿上の地目は問わない)、または用途地域内の土地で現に公園、広場、水路、河川、道路等公共の用に供せられている土地を除くものをいう。

宅地造成 [タクチゾウセイ]

土地を宅地としての機能を備えたものとするために、傾斜をなくすための切り土・盛り土等の工事、擁壁の設置工事、排水施設の設置工事、地盤の改良工事などを行なうこと。こうして形成された宅地は「造成地」と呼ばれる。

宅地造成工事規制区域 [タクチゾウセイコウジキセイクイキ]

宅地造成に伴い災害が生ずる恐れの著しい区域であって、知事(または政令市・中核市・特例市の市長)が指定した区域 のこと。

宅地造成等規制法 [タクチゾウセイトウキセイホウ]

宅地造成により、崖崩れや土砂の流出が起きることがないよう、崖崩れや土砂の流出の危険性が高い区域を指定し、宅地造成工事を規制する法律(昭和36年法律第191号)。

宅地建物取引業 [タクチタテモノトリヒキギョウ]

主として土地・建物等の売買・交換・賃貸の仲介や、分譲住宅の販売代理等を行う事業のこと。この事業を行うためには宅地建物取引業法で定める免許が必要となるほか、営業や広告、契約等の際には同法に基づく規制を受ける。

宅地建物取引業協会 [タクチタテモノトリヒキギョウキョウカイ]

宅地建物取引業者が設立した業界団体の一つで、都道府県ごとに設立されている。

宅地建物取引業者 [タクチタテモノトリヒキギョウシャ]

宅地建物取引業者とは、宅地建物取引業免許を受けて、宅地建物取引業を営む者のこと。

宅地建物取引業者名簿 [タクチタテモノトリヒキギョウシャメイボ]

宅地建物取引業者に関する一定の事項を登載した名簿のこと。

宅地建物取引業法 [タクチタテモノトリヒキギョウホウ]

宅地建物取引の営業に関して、免許制度を実施し、その事業に対し必要な規制を定めた法律。

宅地建物取引業保証協会 [タクチタテモノトリヒキギョウホショウキョウカイ]

宅地建物取引業により生じた債権の弁済(弁済業務)、債務の連帯保証(一般保証業務)、苦情の解決、研修などを行なう社団法人(現在は、公益社団法人または一般社団法人)で、国土交通大臣の指定したもの。

宅地建物取引士 [タクチタテモノトリヒキシ]

宅地建物取引士資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けて、宅地建物取引士証の交付を受けた者のこと。

宅地建物取引士資格試験の試験内容 [タクチタテモノトリヒキシシカクシケンノシケンナイヨウ]

宅地建物取引士資格試験は、4肢択一式の50問(50点満点)が出題される。

宅地建物取引士証 [タクチタテモノトリヒキシショウ]

都道府県知事の行なう宅地建物取引士資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けた者は、登録をしている都道府県知事に対して申請することにより、宅地建物取引士証の交付を受けることができる。

宅地建物取引士証の提示義務 [タクチタテモノトリヒキシショウノテイジギム]

宅地建物取引士は、不動産取引の当事者から請求があったときは、宅地建物取引士証を必ず提示しなければならない。

宅地建物取引士の登録 [タクチタテモノトリヒキシノトウロク]

宅地建物取引士資格試験に合格した者が、宅地建物取引士として業務に従事するのにふさわしい資格等を有していることを都道府県知事が確認する手続きのこと。

宅地建物取引主任者 [タクチタテモノトリヒキシュニンシャ]

「宅地建物取引士」の従前の名称。平成27(2015)年4月1日に改称された。

宅地建物取引士資格試験 [タクチタテモノトリヒキシュニンシャシカクシケン]

宅地建物取引業法第16条第1項にもとづき、都道府県知事が実施する資格試験。宅地建物取引業に関して必要な知識について行なわれる試験。

宅地建物取引士資格登録簿 [タクチタテモノトリヒシシカクトウロクボ]

宅地建物取引士の登録を受けた者に関して、都道府県知事が作成した登録簿のこと。

ダクト [ダクト]

空気調和や換気された空気を所定の場所に導くための長方形や円形の管路のこと。

DS [ダクトスペース]

ダクトを配置するために建物に設けられている空間。

宅配ボックス・宅配ロッカー [タクハイボックス・タクハイロッカー]

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取ることができる。

多重債務者 [タジュウサイムシャ]

複数の金融業者から借入れをして、返済困難に陥っている者。

ダストシュート [ダストシュート]

ビルやアパートの各階廊下に設けられたゴミ投入口(ホッパー)にゴミを投棄すると、筒状の孔を経て最下部の収集口に集まるという塵芥投棄用設備。ゴミ・シュートともいうが、防災面・管理面から最近ではあまり採用されていない。

たたき [タタキ]

建物内において、床を張らずに地面のまま、もしくは叩き土、漆喰、コンクリートなどで叩き固めて仕上げられた土間のこと。「三和土」とも。

[タタミ]

床の敷物で、わらを芯に藺(い)の茎を編んだ表をつけたものをいう。部屋の広さを示す単位(「◯畳の間」など)としても使われる。

畳コーナー [タタミコーナー]

居室の床の一角に畳が敷かれている場合の、その畳敷きの空間をいう。

立退料 [タチノキリョウ]

借地・借家の明渡しの際に、賃貸人から賃借人に支払われる金銭のこと。

脱衣所 [ダツイジョ]

入浴のための準備や入浴後の作業を行なうためのスペース。通常、浴室に隣接する。

宅建試験 [タッケンシケン]

宅地建物取引士資格試験の略。

宅建免許 [タッケンメンキョ]

宅地建物取引業を営もうとする者が必要な、都道府県知事または国土交通大臣から受ける宅地建物取引業の免許のこと。

タッセル [タッセル]

房状の飾り。衣類、帽子、靴、カーテンなどに装飾品として付けられている。

建売住宅 [タテウリジュウタク]

土地と住宅をセットで販売する新築分譲住宅のこと。

建て替え [タテカエ]

建物を改築すること。全面的な建て替えのほか、建物の一部を建て替える場合もある。分譲マンションなどの区分所有建物については、区分所有者数の5分の4以上かつ議決権の5分の4以上の賛成により、建物を取り壊し新たな建物を新築することを決議することができる。

立看板 [タテカンバン]

容易に移動させることができる状態で立てられ、または工作物等に立てかけられている看板のこと。

建具 [タテグ]

部屋の仕切りとして取り付けられた開閉式の設備。引き戸、障子、襖など。

建付地 [タテツケチ]

建物が存在している土地について、建物所有者と土地所有者が同一であるとき、この土地を「建付地」という。

建物 [タテモノ]

土地に定着する建造物(工作物)のうち、屋根および周壁を有するもののこと。

建物買取請求権 [タテモノカイトリセイキュウケン]

地主に借地上の建物を買い取らせることのできる権利。

建物状況調査 [タテモノジョウキョウチョウサ]

既存住宅の基礎、外壁等の部位毎にひび割れ、雨漏り等の劣化事象・不具合事象の有無を目視、計測等により調査すること。

建物の区分所有等に関する法律 [タテモノノクブンショユウトウニカンスルホウリツ]

建物の区分所有等に関する法律は、マンションの一室のように、一棟の建物の一部を独立した所有権の対象とすることができるようにし、その場合の権利関係について定める日本の法律。

建物滅失登記 [タテモノメッシツトウキ]

建物解体時に、当該建物に関する登記簿を閉鎖すること

店子 [タナコ]

家を借りている人のこと。

他人物売買 [タニンブツバイバイ]

他人の物を売買することをいいます。

タワーマンション [タワーマンション]

従来のマンションと比べて際立って高い住居用高層建築物の俗称。 日本では超高層マンションに対する法的な定義はない。

短期譲渡所得 [タンキジョウトショトク]

土地・建物を譲渡(売却など)して得た所得のうち、土地・建物を譲渡した年の1月1日現在で所有期間が5年以内のもの。

団体信用生命保険 [ダンタイシンヨウセイメイホケン]

住宅ローンの返済中に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度。

担保責任 [タンポセキニン]

主に売買などの有償契約において、給付した目的物または権利が契約の内容に適合しない場合に、当事者間の公平を図る目的で、契約の一方当事者が負担する責任のこと。

地価公示 [チカコウジ]

法令に基づき国家機関等により定期的に評価されている公的地価のうち、個別の地点、適正な価格が一般に公表されているもの。

地下室 [チカシツ]

地面より低い場所、いわゆる地下空間に位置する人工構造物のうち、室内空間を保持していて部屋としての機能を有するもの。

築年数 [チクネンスウ]

建物が完成した後の経過年数のことです。

地権者 [チケンシャ]

土地を所有・利用する権利者。

地積測量図 [チセキソクリョウズ]

一筆ないし数筆の土地の地積を法的に確定した図面のこと。

地代 [チダイ]

土地利用者が土地所有者に渡す利用料のこと。

地番 [チバン]

一筆の土地ごとに登記所が付する番号をいう。主に不動産登記で使用される。

地目 [チモク]

土地の用途による区分のこと。

地目の変更 [チモクノヘンコウ]

土地の種類を変更する登記のこと。

仲介 [チュウカイ]

仲介は間に入ること。取引が行われる際に、売り手と買い手の間に入って話をまとめて契約を成立できるようにすること。

仲介手数料 [チュウカイテスウリョウ]

住宅の売買や賃貸借の取引の際、売主と買主の間に入って意見の調整や契約事務などを行う不動産会社(仲介会社)に支払う手数料のこと。

中間金 [チュウカンキン]

土地や建物の売買契約を結び手付金を支払った後、残金決済までの間に支払う金銭のこと。

中間検査 [チュウカンケンサ]

完了検査の時点で見えなくなってしまう部分を、工事の途中において建築基準法等の関係規定に適合しているかをチェックするもの。

駐車場 [チュウシャジョウ]

車両を停め置く場所。 原則として道路外に確保する。

駐車場整備地区 [チュウシャジョウセイビチク]

主に商業地域、近隣商業地域において自動車交通または周辺地域内で混雑する地区において、道路効用を保持し、円滑な道路交通を確保することを目的に、市町村が指定する地区。

注文住宅 [チュウモンジュウタク]

注文してから建築する住宅のことです。 施主の方と建築会社が何度も打ち合わせをしてから実際に建て始めます。

駐輪場 [チュウリンジョウ]

駐輪場とは、自転車を駐輪するために許可、指定された場所、又は施設のこと。

長期修繕計画 [チョウキシュウゼンケイカク]

マンションを定期的に修繕する計画のこと。

長期譲渡所得 [チョウキジョウトショトク]

譲渡した不動産の所有期間が、譲渡した年の1月1日現在で5年を超える場合は「長期譲渡所得」、5年以下の場合は「短期譲渡所得」となり、それぞれの税率によって所得税・住民税が課税されます。

長期優良住宅 [チョウキユウリョウジュウタク]

住生活基本法は、国民に安全かつ安心な住宅を十分に供給するための住宅政策の指針となる日本の法律。

直接還元法 [チョクセツカンゲンホウ]

不動産鑑定評価等不動産の価格を求める手法の一つである収益還元法の、さらにその一種である。

賃借権 [チンシャクケン]

賃貸借契約に基づく賃借人(居住者)の権利のこと。賃借人は、居住のために建物を使用する権利をもつ一方、賃料を支払う義務を負う。

賃貸住宅管理業 [チンタイジュウタクカンリギョウ]

賃貸住宅の賃貸人から委託を受けて、様々な事業行うことを指します。

賃料 [チンリョウ]

家・事務所など不動産の賃貸料金のこと。

月極駐車場 [ツキギメチュウシャジョウ]

月単位で借りられる駐車場のこと。

津波災害警戒区域 [ツナミサイガイケイカイクイキ]

津波が発生した場合に住民等の生命又は身体に危害が生ずる恐れがあり、津波による人的災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべきとして指定された土地の区域のこと。

津波災害特別警戒区域 [ツナミサイガイトクベツケイカイクイキ]

津波が発生した場合に建築物が損壊し、又は浸水し、住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずる恐れがあると認められ、一定の開発行為および一定の建築物の建築又は用途の変更の制限をすべきとして指定された土地の区域のこと。

[ツボ]

坪は、尺貫法による面積の単位。

定期借地権 [テイキシャクチケン]

地借家法に規定される借地権の一種。通常の借地権と異なり、当初定められた契約期間で借地関係が終了し、その後は更新できない。

定期借家契約 [テイキシャッカケイヤク]

契約期間の満了によって賃貸借が終了する借家契約。

停止条件 [テイシジョウケン]

将来発生することが不確実な事実を契約等の効力の発生要件とする場合の不確定な事実をいう。

抵当権 [テイトウケン]

債務の担保に供した物について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利のこと。

抵当権者 [テイトウケンシャ]

借金の形として担保される権利を抵当権といいます。

抵当権設定者 [テイトウケンセッテイシャ]

自身の所有する不動産に抵当権を設定する債務者のこと。

ディベロッパー [ディベロッパー]

動産開発業者のことで、大規模な宅地造成やリゾート開発、再開発事業、オフィスビルの建設やマンション分譲といった事業の主体となる団体・企業のこと

手付 [テツケ]

契約時の付随的合意に基づいて交付される契約の成立または契約の効力に一定の法的効果をもつ金銭のこと。

手付金等 [テツケキントウ]

売買契約の締結から宅地建物の引渡し前の間に支払われる手付金などの金銭で、最終的に代金の一部になる金銭のこと。

手付金等の保全 [テツケキントウノホゼン]

物件の引渡し前に買主が支払う金銭について、第三者に保管させる等の方法で保全すること。

手付貸与の禁止 [テツケタイヨノキンシ]

宅地建物取引業に対する業務規制の一つで、契約の誘引に際して、手付金の貸付けなど信用の供与をしてはならないという規制をいう。

手付流し [テツケナガシ]

売買契約成立時に買主が売主に解約手付を交付している場合において、買主が手付を放棄することにより、契約を解除すること。

転出届 [テンシュツトドケ]

転居の際に日本郵便に新住所を通知し、旧住所宛ての郵便物や荷物等を新住所に転送するよう依頼するための届けのこと。

登記官による本人確認 [トウキカンニヨルホンニンカクニン]

記官が申請人以外の者が申請していると疑うに足るだけの相当な理由があると認められる場合に、登記官は当該申請人の権限の有無を調査しなければならない。

登記完了通知 [トウキカンリョウツウチ]

登記完了証は、不動産登記を申請した登記所がオンライン庁である場合に、不動産登記規則第181条の規定により、交付する書面または電子公文書のこと。

登記義務者 [トウキギムシャ]

登記が実行された時に、それにより権利を失う者の事をさします。不動産売買においては売主のこと。

登記記録 [トウキキロク]

土地または建物において個別ごとに作成される登記の記録のこと。

登記権利者 [トウキケンリシャ]

登記をすることによっ て登記上直接利益を受ける者で,登記義務者とは,登記をすることによって登記 上直接不利益を受ける者のこと。

登記識別情報 [トウキシキベツジョウホウ]

記名義人が登記を申請する場合において、当該登記名義人自らが当該登記を申請していることを確認するために用いられる符号その他の情報であって、登記名義人を識別することができるもの。

登記識別情報通知書 [トウキシキベツジョウホウツウチショ]

登記完了後に、登記名義人に登記識別情報を通知するために交付される書面のこと。

登記事項証明書 [トウキジコウショウメイショ]

登記事務をコンピュータにより行っている登記所において発行される、登記記録に記録された事項の全部又は一部を証明した書面のこと。

登記事項要約書 [トウキジコウヨウヤクショ]

不動産の登記記録を要約した内容を印刷した書面のこと。

登記済証 [トウキズミショウ]

不動産について登記が完了した際に、登記所が登記名義人に交付する書面。次に権利を移転したり抵当権を設定したりするときに必要となる。

登記簿 [トウキボ]

登記記録が記録される帳簿のこと。

登記簿謄本 [トウキボトウホン]

土地や建物に関しての所在や面積・所有者・権利関係などが記載されています。 一般的に登記簿謄本と呼ばれるものは、これらの情報を写しとして書面化したもの。

登記名義人 [トウキメイギニン]

不動産に関して所有権・賃借権・抵当権などの権利を有する者として記載されている者のこと。

動産 [ドウサン]

土地およびその定着物(建物)を不動産といい、それ以外の物を「動産」という。

道路位置指定 [ドウロイチシテイ]

特定行政庁が、私道の位置を指定すること。

登録住宅性能評価機関 [トウロクジュウタクセイノウヒョウカキカン]

住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)にもとづき住宅性能評価の業務を行なう機関であって、国土交通大臣の登録を受けた機関のこと。

登録免許税 [トウロクメンキョゼイ]

不動産の所有権を登記する場合や、抵当権を登記する場合に、登記所で納付する国税のこと。

登録免許税の軽減措置 [トウロクメンキョゼイノケイゲンソチ]

土地の売買による所有権の移転等の登記に対する登録免許税率の軽減措置。

登録有形文化財 [トウロクユウケイブンカザイ]

建造物である有形文化財のうち、その文化財としての価値に鑑み、保存および活用のための措置が特に必要とされるものとして登録されたもの。

道路斜線制限 [ドウロシャセンセイゲン]

道路の採光や通風が確保されるように、道路に面した建物の一定部分の高さを制限しているもの。

道路幅員 [ドウロフクイン]

道路の幅の広さ。車道・歩道だけでなく、路肩、植樹帯、中央帯等を含めた道路構造物全体の幅を言う。

特定行政庁 [トクテイギョウセイチョウ]

建築基準行政において、建築主事を置く市町村の区域については当該市町村の長を、その他の市町村の区域については都道府県知事をいう。

特定賃貸借契約 [トクテイチンタイシャクケイヤク]

住宅を第三者に転貸する事業を営むために締結する賃貸住宅の賃貸借契約。「マスターリース契約」とも言う。

特定転貸事業者 [トクテイテンタイジギョウシャ]

特定賃貸借契約によって賃借した住宅を第三者に転貸する事業を営む者。

特定道路 [トクテイドウロ]

建築基準法の容積率に関する規定で、幅15m以上の道路のこと

特別目的会社 [トクベツモクテキガイシャ]

資産の流動化、証券化を目的として設立された会社。

特別用途地区 [トクベツヨウトチク]

都市計画法第8条第1項に列挙されている地域・地区の一つ。

特優賃 [トクユウチン]

「特定優良賃貸住宅」の略。

独立型キッチン [ドクリツガタキッチン]

他の部屋から独立して設置する調理のためのスペース、調理室。

独立基礎 [ドクリツキソ]

柱の位置に単独で設けられた基礎のこと。

床の間 [トコノマ]

座敷に設けられ、掛け軸や花を飾る上段となった空間。書院造りにおける空間構成の特徴のひとつ。

都市計画 [トシケイカク]

土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業に関する計画であって、都市計画の決定手続により定められた計画のこと。

都市計画基礎調査 [トシケイカクキソチョウサ]

都道府県が都市計画区域に関して5年ごとに実施する調査で、都市計画区域における人口、産業別就業人口、市街地面積、土地利用、交通量、地価など多種多様な項目が調査対象となっている。

都市計画区域 [トシケイカククイキ]

原則として市または町村の中心部を含み、一体的に整備・開発・保全する必要がある区域。

都市計画決定 [トシケイカクケッテイ]

地域地区、都市施設、市街地開発事業などのさまざまな都市計画を正式に決定すること。

都市計画事業 [トシケイカクジギョウ]

都道府県知事等の認可・承認を受けて行なわれる、都市計画施設の整備に関する事業および市街地開発事業をいう。

都市計画施設 [トシケイカクシセツ]

都市計画法第11条に掲げられている都市施設(道路、公園、水道、下水道など)に関して、その名称・位置・規模などが「都市計画」に定められたとき、その都市施設を「都市計画施設」と呼ぶ。

都市計画図 [トシケイカクズ]

決定された都市計画を表示した図。

都市計画税 [トシケイカクゼイ]

市町村が条例で定めた区域内に存在する土地や建物の所有者に課税する地方税。

都市計画道路 [トシケイカクドウロ]

都市計画決定された道路。事業化されていないものを含む。完成後は道路法上の道路として管理される。

都市計画の告示 [トシケイカクノコクジ]

都市計画の効力を発生させるための告示のこと。都市計画法第20条第1項の規定に基づく告示。

都市計画法 [トシケイカクホウ]

都市計画に関する制度を定めた法律で、都市の健全な発展と秩序ある整備を図ることを目的として、1968(昭和43)年に制定された。

都市再生安全確保計画 [トシサイセイアンゼンカクホケイカク]

大規模な地震が発生した場合に滞在者等の安全を確保するための計画。都市再生特別措置法に基づいて、都市再生緊急整備協議会が作成する。

都市再生機構 [トシサイセイキコウ]

都市基盤整備公団と地域振興整備公団の地方都市開発整備部門を合併・改組して、「独立行政法人都市再生機構法」にもとづき2004(平成16)年7月に設立された独立行政法人。

都市再生特別措置法 [トシサイセイトクベツソチホウ]

都市再生を図るための措置を定めた法律。

都市再生特別地区 [トシサイセイトクベツチク]

都市計画において、用途地域等の規制の適用を除外して自由度の高い計画を定めることのできる制度、またはこの制度によって指定された区域。

都市施設 [トシシセツ]

道路、公園、上下水道など都市において必要となる公共的な施設のこと。

土砂災害警戒区域 [ドシャサイガイケイカイクイキ]

急傾斜地の崩壊等が発生した場合に住民等の生命または身体に危害が生ずる恐れがあると認められ、警戒避難体制を特に整備すべきとして指定される土地の区域。

土砂災害特別警戒区域 [ドシャサイガイトクベツケイカイクイキ]

土砂災害警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊等が発生した場合に建築物に損壊が生じ住民等の生命または身体に著しい危害が生ずる恐れがあると認められ、開発行為の制限や建築物の構造の規制をすべきとして指定される土地の区域。

土壌入換え [ドジョウイレカエ]

汚染土壌について、土壌の直接摂取による健康被害の恐れがある場合における土壌汚染の除去等の措置の一つ。

都心居住 [トシンキョジュウ]

都市の中心部に居住空間を確保すること。

土地家屋調査士 [トチカオクチョウサシ]

不動産の表示に関する登記の専門家。不動産登記簿の「表題部」に登記すべき事項について登記申請を代理し、また土地の測量・家屋の調査を行なう。

土地区画整理士 [トチクカクセイリシ]

土地区画整理事業に関する専門的な知識・能力についての技術検定に合格することによって得る資格。土地区画整理法に基づいて定められた国家資格。

土地区画整理事業 [トチクカクセイリジギョウ]

市街地を面的に整備するために、土地の区画形質の変更や公共施設の整備を行なう事業の一つで、土地区画整理法に従って実施される。

土地区画整理法 [トチクカクセイリホウ]

土地区画整理事業を実施するために必要な事項を定めた法律。

土地収用 [トチシュウヨウ]

公共の利益となる事業の用に供するため土地を必要とする場合において、その土地を収用(所有権などを強制的に取得すること)、または使用すること。

土地総合情報システム [トチソウゴウジョウホウシステム]

不動産の取引価格及び地価公示・都道府県地価調査に関する情報を検索・閲覧できる国土交通省のWEBサイト。

土地台帳付属地図 [トチダイチョウフゾクチズ]

登記所に備え付けられている「公図」の正式名称。

土地賃借権 [トチチンシャクケン]

土地賃貸借契約にもとづいて、土地を賃借する権利のこと。

土地登記簿 [トチトウキボ]

一筆の土地ごとに作成される登記記録のこと。

徒歩所要時間の表示 [トホショヨウジカンノヒョウジ]

不動産広告における距離の表示方法の一つで、一定の規則にもとづいて算出した主要施設から広告物件までの徒歩による所要時間をいう。

取引時確認 [トリヒキジカクニン]

マネー・ロンダリングを防止するために、犯罪収益移転防止法に基づき、特定の事業者が取引する場合に実施が義務づけられている確認行為。

取引士証 [トリヒキシショウ]

「宅地建物取引士証」の略称。

取引事例比較法 [トリヒキジレイヒカクホウ]

不動産鑑定評価において、多数の不動産の取引事例をベースとして、対象不動産の価格を求める手法のこと。

取引態様 [トリヒキタイヨウ]

不動産広告における宅地建物取引業者の立場(取引態様)のこと。

取引態様の明示 [トリヒキタイヨウノメイジ]

宅地建物取引業者が、取引の広告および取引の受注において、その取引態様を明示すること。

内見 [ナイケン]

内見とは、内部見学を省略したものです。 不動産会社で物件情報を紹介してもらい、気に入ったお部屋があれば実際に訪れてお部屋を見ることを内見といいます。 インターネットの物件情報や不動産会社の物件情報だけで契約を決めるという方はいません。 内見は、そのお部屋に住むかどうかを判断する大事な作業でもあります。

内容証明郵便 [ナイヨウショウメイユウビン]

内容証明とは、郵便物の文書の内容ならびに差出人および名あて人を証明する特殊取扱のことである。内容証明の特殊取扱とする郵便物は、同時に一般書留の特殊取扱としなければならない。

内覧 [ナイラン]

般の人への公開に先立って、限定した人々に非公式に披露すること。展覧会やイベントにおいて行なわれる場合が多いが、販売予定のマンション等を、あらかじめ登録した者などの見学に供することも内覧である。

内覧会 [ナイランカイ]

内覧会とは、住宅購入者による入居前検査のことです。 新築住宅が完成した後に、契約者が実際に購入物件に出向いて仕上がり状況をチェックします。

中庭 [ナカニワ]

中庭とは、建築物などで周囲を囲まれた、屋根のない場所である。英語では "court" または "courtyard" と呼び、宿泊施設や公共施設の中庭は主に集会場所として使われていたことから、"court" が法廷も意味するようになった。

長屋建て [ナガヤダテ]

共有の階段や廊下がなく、1階に面したそれぞれの独立した玄関から直接各戸へ入ることのできる集合住宅のこと。

長押 [ナゲシ]

日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。 鴨居の上から被せたり、柱間を渡せたりするように壁に沿って取り付けられる。

生ごみ処理機 [ナマゴミショリキ]

生ごみ処理機とは、生ごみなどの有機物を処理する家電製品のこと。バイオ式生ごみ処理機と乾燥式生ごみ処理機がある。

縄縮み [ナワチヂミ]

実測した土地の面積が、登記簿に記載されたものより小さいことを縄縮み、大きいことを縄伸びといいます。

縄伸び [ナワノビ]

実測した土地の面積が、登記簿に記載されたものより小さいことを縄縮み、大きいことを縄伸びといいます。

納戸 [ナンド]

納戸とは、住宅において普段使用しない衣類や家具・調度品などを収納するための空間。建築基準法で「居室」の基準に適合しないものを言う。

NISA [ニーサ]

少額投資非課税制度は、日本における株式や投資信託の投資金における売却益と配当への税率を一定の制限の元で非課税とする制度。 NISAには4つの種類があり、それぞれ非課税となる期間や投資対象、運用期間に定めがある。金融機関において、この制度が適用される非課税口座を、通常の取引口座とは別に開設する必要がある。

二戸一 [ニコイチ]

独立した複数の住宅が、一つの建物として水平に連続している住宅の形態をいう。連続建ての住宅を一般に「長屋」というが、それよりも各戸の独立性が高く、隣接する住戸と壁を共有しない例も多い。しかしながら、建築確認等においては、一つの建物として取り扱われる。

2項道路 [ニコウドウロ]

2項道路(にこうどうろ)とは、建築基準法第42条第2項の規定により、「建築基準法上の道路」とみなされる道のことである。 みなし道路ということもある。

二重サッシ [ニジュウサッシ]

二重サッシとは、既存の窓の内側に新たに設置する窓のことです。また、「内窓」「インナーサッシ」「二重窓」とも呼ばれています。

二重床工法 [ニジュウユカコウホウ]

鉄筋コンクリート造りの建物の、上の階と下の階を区切るコンクリートの床部分のことを「コンクリートスラブ」と呼びます。マンションでは、コンクリートスラブの上に床材などを用いて内装を作り、居室を仕上げることになります。「二重床工法」は、コンクリートスラブの上に防振ゴムでできた支柱を立てることによって、土台から離して床の内装を作る工法です。

24時間換気システム [ニジュウヨジカンカンキシステム]

24時間換気システムは窓を開けなくても吸気口から外の空気が入ってきて、排気口から出ていく仕組みのことです。
一般的な目安として、1時間で半分の空気が入れ替わるようになっています。

二世帯住宅 [ニセタイジュウタク]

通常の一戸建て住宅に二世帯で同居するタイプです。 玄関から内部設備まで、すべて二世帯で共有します。 ... 1階は親世帯、2階は子世帯というように居住空間が独立し、トイレやお風呂、キッチンといった内部設備を別々に設ける場合が多いです。

日影規制 [ニチエイキセイ]

日影規制とは、中高層建築物によって近隣の敷地に生じる日影を一定時間内に抑えて、近隣の日照を確保し、住環境を保護するための建築基準法上の規制のこと。

200年住宅 [ニヒャクネンジュウタク]

長期優良住宅とは、一般住宅に比べ、耐久性・耐震性が高く省エネ性能に優れるなど、一定のガイドラインを設け、長期間にわたって維持していく住宅。

二方道路 [ニホウドウロ]

2つ以上の別の道路に接していること。敷地の両側(正面と裏面)に道路がある場合と、角地で道路が交差している場合の2つがある。

日本住宅性能表示基準 [ニホンジュウタクセイノウヒョウジキジュン]

住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)にもとづき、国土交通大臣が定めた住宅性能の表示に関する基準のこと。

日本庭園 [ニホンテイエン]

日本庭園とは、日本の伝統的な庭園である。和風庭園ともいう。

ニュータウン [ニュータウン]

ニュータウンとは「新しい街」という意味である。その原義は広いが、ここでは都市の過密化への対策として郊外に新たに建設された新しい市街地について述べる。以下の事例はほんの一部で、世界中のさまざまな都市にさまざまな形態のニュータウンがある。 日本については、日本のニュータウンを参照。

入居審査 [ニュウキョシンサ]

住宅を借りる際に、賃借人としての適否を判断することをいう。貸し主またはその代理人が賃貸契約の締結に先立って行なう作業である。

任意売却 [ニンイバイキャク]

住宅ローンの返済が困難になった(期限の利益を喪失した)債務者が債権者の同意を得て、担保提供物を売却すること。

認定長期優良住宅 [ニンテイチョウキユウリョウジュウタク]

長期にわたり良好な状態で使用するために、大きく分けて以下のような措置が講じられている住宅を指します。

認定低炭素住宅 [ニンテイテイタンソジュウタク]

二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物で、所管行政庁(都道府県、市又は区)が認定を行うものです。

抜き行為 [ヌキコウイ]

ある依頼者(売主・買主・貸主・借主)が、ある宅地建物取引業者との間で媒介契約または代理契約を締結しているにもかかわらず、他の宅地建物取引業者がその依頼者を誘引して媒介契約または代理契約を締結することを「抜き行為」という。

ヌック [ヌック]

小ぢんまりとした居心地のいいスペース

布基礎 [ヌノキソ]

布基礎とは、コンクリートが連続して設けられた基礎のことです。 建築物の外周部や主要な間仕切り壁の骨組(軸組)の下や、便所・浴室の周りなどに設けます。 地面から上がってくる湿気を防ぐため、床下一面にコンクリートを敷設 (防湿コンクリート)している布基礎もあります。

ぬれ縁 [ヌレエン]

ぬれ縁とは、居室の外側に設けられた縁側のこと。 風雨を防ぐ壁などがなく、雨に濡れてしまうのでこの呼び名がある

根切り [ネギリ]

根切りとは、地面を掘る工事のことです。建築物には、必ず基礎が必要です。基礎は地盤下につくるため、地面を掘らないと工事できません。

ネット銀行 [ネットギンコウ]

ネット銀行はインターネット専業銀行の略語で営業上最小限必要な店舗のみを有し、インターネットや電話などの通信端末を介した取り引きを中心とする普通銀行のこと。

根抵当権 [ネテイトウケン]

根抵当権は、会社での借入金など、継続的な取引から生じる不特定多数の債権を一括して担保する抵当権をいいます。従って、抵当権のように、設定のときに特定の被担保債権が存在していることも要しませんし、被担保債権となっている個々の取引によって生じた債権が弁済されて消滅しても、根抵当権は消滅することなく、将来発生する債権を担保するために存続します。

農業振興地域 [ノウギョウシンコウチイキ]

農地とは、一般的には耕作の目的に供される土地のこと。国際的な統計では農業地域は耕作地と永年草地・放牧地の総称をいう。

農振法 [ノウシンホウ]

農業の振興を図るべき地域の整備に関し、必要な施策を講じる措置を定めた「農業振興地域の整備に関する法律」の略称。

農地 [ノウチ]

農地とは耕作の目的に供される土地をいいます。簡単に言うと田んぼや畑のこと。

農地法 [ノウチホウ]

農地法は、農地及び採草放牧地の取り扱いについて定めた日本の法律である。

農用地区域 [ノウヨウチクイキ]

農用地区域とは、農業振興地域内における集団的に存在する農用地や、土地改良事業の施行にかかる区域内の土地などの生産性の高い農地等、農業上の利用を確保すべき土地として指定された土地です。

農用地利用計画 [ノウヨウチリヨウケイカク]

「農業振興地域の整備に関する法律」に基づき、今後において総合的に農業振興を図るべき地域を農業振興地域として指定しており、さらに、そのなかで優良農地として守っていく必要がある農地(集団的に存在する農用地や、過去に土地改良事業が施行された農用地など生産性が高い農用地)を、農業振興地域内の農用地(農振農用地)として指定しています。

農林水産省 [ノウリンスイサンショウ]

農林水産省は、日本の行政機関のひとつ。食料の安定供給、農林水産業の発展、森林保全、水産資源の管理等を所管する。日本語略称は農水省。

延べ面積 [ノベメンセキ]

延べ面積とは、建物の各階の床面積の合計のこと。

延床面積 [ノベユカメンセキ]

延床面積とは、建物の各階の床面積の合計のこと。

法地 [ノリチ]

宅地として使用できない斜面部分。自然にできたもの、切り土や盛り土の際に人工的につくられたものの両方を含む。また、敷地補強等のための擁壁設置に伴う斜面も法地である。「法面」と呼ぶこともある。

法面 [ノリメン]

法面とは、切土や盛土により作られる人工的な斜面のこと。道路建設や宅地造成などに伴う、地山掘削、盛土などにより形成される。

パーキング [パーキング]

駐車場のこと。ちなみに大阪では「モータープール」とよばれることが多いが、東京ではモータープールとは呼ばない。

パース [パース]

視覚芸術における遠近法は、視覚的に遠近感を表現する手法の総称である。狭義には、遠近表現法のうち、平行線の収束を用いた透視図法を指す。

パーテーション [パーテーション]

パーティション は、部屋や空間にてそれらを仕切る板状の用品、およびそれによって仕切られた部分のこと。

パーティールーム [パーティールーム]

パーティールームとは、イベントや集会を催すことができる専用の共用スペースです。入居者だけでなく、友人や親戚を招いて利用することが可能な場合が多くあります。

媒介 [バイカイ]

仲介という言葉は、そのまま不動産取引の仲立ちをするという意味なので、広い局面に利用される言葉です。媒介も似たような意味ではありますが、どちらかというと不動産売却の仲立ちに使われることが一般的です。

媒介契約 [バイカイケイヤク]

媒介契約とは、不動産の売買や貸借などの契約の成立のために、営業努力を宅建業者に依頼する契約のことをいいます。 宅建業者は、契約内容をめぐる紛争を防止するため、媒介契約の内容を記載した書面を作り、依頼者に渡さなければなりません。 媒介契約には、「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3つの形式があります。

媒介契約書 [バイカイケイヤクショ]

媒介契約書には、契約の種類や有効期間(3カ月以内)をはじめ、不動産会社の業務や義務、売り出し価格、報酬額となる仲介手数料などが記載されています。 また解除する場合の取り決めも明記され、依頼者(売主)と、不動産会社が記名・押印します。 物件の売主と買主が価格や条件で合意に至ったとき、締結する契約のことです。

ハイサッシ [ハイサッシ]

ハイサッシとは、高さが天井近くまである大きなサッシのこと。 リビングに設けられることが多く、採光、通風、眺望にすぐれている。 また開放感があり、部屋も広く見えるなどのメリットがある。

ハイツ [ハイツ]

ハイツは「高台(にある家)」を意味する英語「heights」で、一般にプレハブの2階建て共同住宅全般を指すことが多いようです。

売買一方の予約 [バイバイイッポウノヨヤク]

将来において契約を締結するということを、事前に当事者同士で合意することを指す。「予約」においては、当事者の一方が予約完結権を持つのが一般的である。

売買契約 [バイバイケイヤク]

売買とは、当事者の一方が目的物の財産権を相手方に移転し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを内容とする契約。

売買予約 [バイバイヨヤク]

将来において売買契約を成立させることを約束する契約をいう。予約により将来において成立する契約を本契約、予約によって本契約を成立させる権利を予約完結権といい、予約完結権は形成権とされる。売買予約には、当事者の一方のみが予約完結権を持つもの(売買一方の予約)と、当事者の双方が予約完結権を持つものとがあるが、当事者が予約完結権を行使する旨の意思表示を行なうと、本契約が当然に成立する。

PS [パイプスペース]

PSとは、上下水道や、ガス管などの配管スペースのことです。パイプスペースやパイプシャフトともいいます。キッチンや浴室、洗面室から出る雑排水と、トイレの汚水を分けて排水するため、1つの住戸に2ヶ所以上に分かれて設置されているのが一般的です。

ハウスクリーニング [ハウスクリーニング]

ハウスクリーニングとは、専門業者による住宅の清掃サービスのことです。 単発的なものでは、賃貸住宅などで入居者が退出した後の室内クリーニングがありますが、一般家庭で大掃除などを依頼するケースもあります。 定期的なものは、毎週あるいは隔週など、期間を決めての清掃サービスです。

ハウスメーカー [ハウスメーカー]

ハウスメーカーは、日本国内全域または広範囲の規模で展開する住宅建設会社に対する呼称であるが、正式な定義はない。住宅メーカーなどとも呼称される。

掃き出し窓 [ハキダシマド]

掃き出し窓とは、窓の下部分が床まである引き違い窓のこと。日本で一番よく使われているといわれる窓です。「かつて、ほうきで掃除をしていたころに、ここからゴミを庭へ掃き出したことからこう呼ばれるようになった、という説もあります」

ハザードマップ [ハザートマップ]

ハザードマップ、あるいは被害予測地図とは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものである。予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報が既存の地図上に図示されている。

旗竿地 [ハタザオチ]

旗竿地は、行動に接する間口が極端に狭く、細長く延びる敷地の先に、周りを他人の土地に囲まれている袋地があるような形状の土地を指す表現で、土地の形状が旗竿のように見えることから、この名がある。旗竿敷地、路地状敷地、敷地延長、敷延の土地などとも呼び、不整形地、変形地の一類型である。

ハッチ [ハッチ]

船で甲板から船室に通じるふたのついた昇降口や、飛行機の非常口などを表す言葉です。住宅では、キッチンとダイニングの間に設けられた配膳用の小さな窓口を配膳ハッチ、屋根裏収納への出入口を収納ハッチ、マンションなどのベランダにある避難用の昇降口を避難ハッチと呼んだりしています。一般的には仕切りやふたのついた小さな開口部を指すことが多いです。

パティオ [パティオ]

住宅建築で、壁や柱廊で囲われた戸外の空間。

幅木 [ハバキ]

幅木は、床面に接する壁の下部に取り付ける部材。装飾及び汚れやすい壁下部の保護を目的とする。木材だけでなく、石材、タイル、金属、合成樹脂なども用いられる。

はめ殺し窓 [ハメゴロシマド]

はめ殺しとは、壁などに直接はめ込まれた、開閉することができない窓のこと。はめ殺し窓、フィックス窓ともいう。「フィックス」は「固定する」の意。 主に採光の目的で用いられるもので、通風の機能が不要な場合に採用されることが多い。 車では主にワンボックスカーでよく用いられている。

パラペット [パラペット]

陸屋根とは傾斜の無い平面状の屋根のこと。平屋根ともいう。 「陸」とは水平の意味であり、その逆は「不陸」という。普通、陸屋根を有する建築物の上の平面部を屋上という。 水平な屋根を陸屋根というのに対し、傾斜を持つ屋根は勾配屋根という。

パラボラアンテナ [パラボラアンテナ]

パラボラアンテナとは、衛星からの電波を受信するためのアンテナで、一般的には衛星放送を視聴するために使用されています。まわりの住宅を見ると、ベランダなどに白くて丸いお皿のようなものが付けられていることがあるかと思われますが、それがパラボラアンテナです。

バランスがま [バランスガマ]

バランス釜は、バランス型風呂釜の通称で、自然給排気式の給排気を採用したガス風呂釜である。 1965年にガスターが他に先駆けて開発したこのバランス釜は公団住宅向け需要を中心に全国的に普及していったが、その後は屋外壁掛け式の給湯器が主流となったために衰退傾向にある。

[ハリ]

梁とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材のことであり、主に曲げ応力を担う。 梁はおもに鉛直荷重を伝えるが、地震などに際しては水平方向の荷重を支えることにもなる。 梁にかけられた荷重は、柱・壁・大梁に伝えられる。梁の端部に柱があるものを大梁、柱に直接繋がっていないものを小梁とよぶ。

バリアフリー [バリアフリー]

バリアフリーとは、対象者である障害者を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語である。

バルコニー [バルコニー]

バルコニーはベランダとは違い、室外の専用スペースに出て上を見たときに屋根がなく、解放された空間を定義としています。日本ではどちらかといえば一戸建て住宅に多く見られます。

パントリー [パントリー]

パントリーとは、キッチンの一部分にあるいはキッチンに隣接して設けられる小室・収納スペースである。 食品や飲料のほか、日常使う頻度の少ない調理器具や什器類をストックするために利用される。食品貯蔵庫や食器室と呼ばれる。飲食店やホテルでは、厨房から運ばれてきた料理を盛りつける配膳室のことを指すこともある。

PC造 [ピーシーゾウ]

PC造とは「プレキャストコンクリート造」の略です。 プレキャストコンクリートとは壁などを構成するコンクリート部材をあらかじめ工場で作成し、運搬可能な大きさにして運んで組み立てる工法のこと指します。 現場での作業はコンクリート材を組み立てるだけなので、スピーディかつ工賃も安くマンションを建てることができます。

Pタイル [ピータイル]

Pタイルとは、塩化ビニル樹脂など、硬質な素材を使ったプラスチック系床材のこと。 ... Pタイルは、硬質で耐久性や耐磨耗性に優れていることから、学校やオフィス、商業施設などで数多く採用されている。 ちなみにPタイルには、アスファルト系タイルやゴム系タイルなどの種類もある。

光ファイバー [ヒカリファイバー]

光ファイバーとは、離れた場所に光を伝える伝送路である。ファイバーとは英語で繊維という意味で、このことから光学繊維とも呼ばれる。

美観地区 [ビカンチク]

美観地区とは、「既にできあがっている市街地の美観」を維持するために、市町村が都市計画として定める地区であった。一方、景観地区とは、指定された後にその地域を形成することを象徴する景観をつくることとしている。しかし、2005年(平成17年)に施行された景観法により「景観地区」に移行し、制度としての美観地区は廃止された。ただし、「美観地区」という名称をそのまま残している都市もある。

引き戸 [ヒキド]

扉とは、建物や部屋などの入口などにつけられ、開口部を閉じたり、外部と遮断する機能をもつ部分。

引渡し [ヒキワタシ]

引き渡しとは、不動産の売買で、土地や建物の所有権を最終的に売主から買主へ移転すること。または、住宅を新築する際に、完成した建築物を建設工事やリフォーム工事の施工会社から建築主や依頼主へ引き渡すこと。具体的には、住宅のカギの受け渡し、各種登記の実行、登記済証の交付などで、売買契約時に支払った手付金以外の残代金の支払いとその確認(決済)が済み次第行われる。

ピクチャーレール [ピクチャーレール]

絵画や額などをつりさげるため壁面に設置されたレール。

被災市街地復興推進地域 [ヒサイシガイチフッコウスイシンチイキ]

被災市街地復興特別措置法は、大規模な災害を受けた市街地についてその緊急かつ健全な復興を図るため、特別の措置を講ずることにより、迅速に良好な市街地の形成と都市機能の更新を図ることを目的とする日本の特別措置法である。1995年の阪神・淡路大震災を契機に制定された

[ヒサシ]

庇は、家屋の開口部の上に取り付けられる日除けや雨除け用の小型の屋根のこと。日本建築では、主にろく庇と腕木庇の2つが造られている。

非線引き区域 [ヒセンビキクイキ]

非線引き区域とは、市街化区域と市街化調整区域に区分されていない都市計画区域をいいます。 非線引き区域とは、市街化区域と市街化調整区域の区域区分がされていない都市計画区域をいいます。非線引き区域は、市街化があまり進んでいないエリアで、急激な市街化の可能性も低く、土地に関する規制や開発許可の規制も緩い地域です。

卑属 [ヒゾク]

ある人を基準として、親族関係においてあとの世代にある血族。

被保佐人 [ヒホサニン]

被保佐人とは、精神上の障害により、事理を弁識する能力(判断能力)が著しく不十分であるとして、家庭裁判所から保佐開始の審判を受けた者をいいます。

被補助人 [ヒホジョニン]

精神上の障害があるために、補助人を付けられた者のこと。 精神上の障害により物事を判断する能力が不十分である者について、家庭裁判所は、本人・配偶者・親族などの請求に基づいて審判を行ない、「補助開始」の決定をし、「補助人」を職権で選任する。

表見代理 [ヒョウケンダイリ]

表見代理 とは、広義の無権代理のうち、無権代理人に代理権が存在するかのような外観を呈しているような事情があると認められる場合に、その外観を信頼した相手方を保護するため、有権代理と同様の法律上の効果を認める制度。

表示規約 [ヒョウジキヤク]

公正競争規約(景品表示法第31条に基づく協定又は規約)とは、景品表示法第31条の規定により、公正取引委員会及び消費者庁長官の認定を受けて、事業者又は事業者団体が表示又は景品類に関する事項について自主的に設定する業界のルールです。

表示行為 [ヒョウジコウイ]

内心的効果意思(具体的にある法律効果を意欲する意思)を外部に表示する行為のこと。

表示登記 [ヒョウジトウキ]

表示登記とは、登記されている不動産の特定を目的に、「不動産登記の表題部になされる登記」のことです。 土地については、所在、地番、地目、地積などが登記され、建物については、所在、家屋番号、種類、構造、床面積などが登記されます。

標準媒介契約約款 [ヒョウジュンバイカイケイヤクヤッカン]

表題登記 [ヒョウダイトウキ]

国土交通省が定めた標準的な媒介契約の契約条項のことである。

表面利回り(不動産投資における〜) [ヒョウメンリマワリ(フドウサントウシニオケル~)]

年間家賃収入を単純に物件の購入費用で割った数値。

ビル経営管理士 [ビルケイエイカンリシ]

ビル経営管理士は、ビルのプロパティ・マネジメントを担当する際に、一定の能力を有していることを証する為に行われている試験。

ビルトインガレージ [ビルトインガレージ]

ビルトインガレージとは、クルマを格納するスペース(車庫)を建物の一部に組み込んで、シャッターやドアを設置したクローズドタイプのガレージのこと。 ガレージとは、自動車を格納するため建築物のことで、インナーガレージともいう。

ビルトイン浄水器 [ビルトインジョウスイキ]

ビルトイン型の浄水器とは、浄水器本体やホースをシンク下に収納するため、浄水器を使っているのに浄水器を設置しているように見えないタイプの浄水器です。 そのため、アンダーシンクタイプとも呼ばれています。

ピロティ [ピロティ]

ピロティとは、建築用語では2階以上の建物において地上部分が柱を残して外部空間とした建築形式、またはその構造体を指す。

品確法 [ヒンカクホウ]

住宅品質確保促進法(品確法)(ジュウタクヒンシツカクホソクシンホウ(ヒンカクホウ))の意味・解説 住宅品質確保促進法は、住宅性能表示制度や新築住宅の10年保証などについて定めた法律。 ... 第三者の専門機関が住宅の性能を評価し、購入者に分かりやすく表示する制度。 評価・表示方法は全国共通基準が定められている。

ヴィンテージマンション [ビンテージマンション]

ヴィンテージマンションとは築年数が経つにつれて価値が上がるマンションの事。 ワインや家具などで「ヴィンテージ」という言葉を使いますが、意味合いは同じで、それをマンションに置き換えたものです。

ファイナンシャルプランナー [ファイナンシャルプランナー]

ファイナンシャル・プランナーは、顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。略してFPとも呼ばれる。

ファサード [ファサード]

ファサードとは、建築物の正面部分のことである。フランス語に由来し、英語のfaceと同根。最も目に付く場所であり、町並みを形成するもので、設計上、重要視される。 内部空間を率直に表現するものと、内部空間との有機的なつながりなしに造形されるものがある。

ファシリティマネジャー [ファシリティマネジャー]

ファシリティマネジャーとは、企業や団体などの組織が保有または管理する全ての施設および環境(ファシリティ)について、経営戦略視点から企画、運用、維持、管理、活用を行う職種です。

ファミリークローゼット [ファミリークローゼット]

ファミリークローゼットとは、“家族全員の衣類を収納するためのクローゼット”のことです。 ウォークインとウォークスルーの2タイプがあり、収納量や間取りに合わせて選ぶことができます。 「ウォークインクローゼット」は、いわゆる収納部屋のことで、人が中に入って動き回れるスペースのあるクローゼットを指します。

ファンコンベクター [ファンコンベクター]

ファンコンベクターとは、一般に、熱交換機(コイル)とファンモーターユニット、エアーフィルターで構成されたものを「ファンコイルユニット」といい、さらにそのなかで暖房専用機を「ファンコンベクター」と呼んでいる。 一般的には、ガス給湯機で沸かした温水を専用配管で居室内に送りこみ、ファンによって温風を出す。

ファンド・オブ・ファンズ(Fund of Funds) [ファンド・オブ・ファンズ]

ファンド・オブ・ファンズは、投資信託のうち、運用会社が別の投資信託に投資するもの。

VR [ブイアール]

バーチャル・リアリティとは、現物・実物ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。略語としてVRとも。日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」と訳される。

FIX窓 [フィックスマド]

はめ殺し窓のこと。壁などに直接はめ込まれた、開閉することができない窓。

風除室 [フウジョシツ]

風除室は、外気の流入や風の吹きつけを緩和する目的で建物の入口前に設けられた小部屋。玄関フードとも呼ばれる。

風致地区 [フウチチク]

風致地区とは、1919年に制定された都市計画法で、都市内外の自然美を維持保存するために創設された制度である。

フェンス [フェンス]

フェンスとは、柵、囲いのこと。外部からの目隠しの役割を果たしプライバシーを守りつつも、ブロック塀などに比べて風通しが良く、適度な開放感もある。

付加一体物 [フカイッタイブツ]

抵当権の効力は「不動産に付加してこれと一体を成したる物」に及ぶとしており、これを通常「付加一体物」と呼んでいる。

不完全履行 [フカンゼンリコウ]

債務の履行がなされたが、債務者の故意または過失により、その履行が完全なものでない状態のこと。債務不履行の形態のひとつ。

吹抜け [フキヌケ]

吹抜けとは、2階以上にわたって床に当たる部分を設けず、下から上まで素通しに開放したスペースのこと。 玄関やリビング、階段部に吹抜けを設けることが多い。 視覚的な広がりが得られる。

複層ガラス [フクソウガラス]

複層ガラスとは、複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気やアルゴンガス等が封入された中間層を設ける形で1ユニットを構成するガラス。

復代理 [フクダイリ]

復代理とは、ある法律行為の当事者(本人)から委任されて代理権を得た代理人から、さらに専任された代理人のことをいい、復代理人は代理人と同じ範囲内での代理権をもちます。 ただし、委任による代理人の場合、本人の許諾がある場合、または、やむを得ない事情がある場合以外は、復代理人を選任することはできません。

袋地 [フクロチ]

袋地とは、民法上は道路に接していない土地をいう。 無道路地ともいう。

附合物 [フゴウブツ]

附合物附合物とは不動産に附合した動産をいう(民法第242条)。 具体的には、分離できない造作は建物の附合物であり、取外しの困難な庭石は土地の附合物である。 従って、附合物は「構成部分」といい換えることもできる。

[フスマ]

襖は、木などでできた骨組みの両面に紙や布を張ったものでそれに縁や引手を付けたもの。和室の仕切りに使う建具の一つである。「襖障子」または「唐紙障子」と呼ばれることもある。単に「唐紙」と呼ばれることもある。

付属建物 [フゾクタテモノ]

付属建物は、その名の通り住居等の主な建物に付属している建物の事を言います。 付属建物に該当するものは、主な建物と同じ敷地内にある屋根のある物置や小屋、母屋、車庫等、物が入り、人が留まることが出来る建物のことを指します。

普通借地権 [フツウシャクチケン]

普通借地権とは、更新のある借地権のことです。1992年に借地借家法が施行され、更新のない定期借地権が新設されたことに対して、更新のある借地権を普通借地権といいます。

物権 [ブッケン]

物権とは、大陸法系の私法上の概念で、物を直接的に支配する権利。日本法などにおいては、特定の者に対して特定の行為を請求する債権と対比される。以下、主として日本法における物権概念について説明する。

復興特別区域 [フッコウトクベツクイキ]

復興特別区域、略して復興特区とは、東日本大震災の復興対策のひとつとして、規制や税制などを優遇される地域の総称である。

物上代位 [ブツジョウダイイ]

物上代位は、ある物又は権利の法的な属性が当該物や権利に関連する他の物や権利に及ぶ場合に用いられる法律用語。 文言通りには、「物的な代位」という意味であり、通常の代位が他人の財産を取得する場合や他人の権利を行使できる場合に用いられるのとは異なる意味で用いられている。担保物権の文脈で用いられることが多い。

物上保証 [ブツジョウホショウ]

自分以外の他人のために、自分の財産上に抵当権や質権を設定することです。

物上保証人 [ブツジョウホショウニン]

物上保証人とは、自己の財産をもって他人の債務の担保に供した者をいう。

不動産 [フドウサン]

不動産とは、民法で規定する「不動産」は、土地および土地に定着している物をいう。 定着物には、建物、立木、橋、石垣などがあたる。 建物および立木法による登記された樹木は、土地とは別個の不動産とみなされる。

不動産買付証明書 [フドウサンカイツケショウメイショ]

不動産を購入する前の段階で、物件の購入希望者が売主に対して購入の意思表示を行う書類。

不動産買取 [フドウサンカイトリ]

不動産の買取とは、不動産買取業をおこなう不動産会社が、直接買い取る方法です。市場に向けた販売活動は行われず、売り主と買取業者の間で交渉が成立すればすぐに買い取ってくれるというもの。見積もりをしてから早ければ1週間ほどで売却が完了するので、早く現金化できるというメリットがあります。

不動産鑑定士 [フドウサンカンテイシ]

不動産鑑定士は、不動産の鑑定評価に関する法律に基づき制定された国家資格であり、不動産の経済価値に関する高度専門家である。不動産の鑑定評価はもとより、それを基礎とし、土地の有効利用なども考慮したコンサルティング業務等も行う。

不動産鑑定士補 [フドウサンカンテイシホ]

国土交通省が毎年実施する不動産鑑定士試験の一部に合格し、国土交通大臣への登録を受けた者を不動産鑑定士補という。

不動産鑑定士補の登録を受けるには、不動産鑑定士試験の2次試験に合格し、2年以上の実務経験があることが必要である。

不動産鑑定事務所 [フドウサンカンテイジムショ]

不動産鑑定を専門とする事務所のこと。法律(不動産の鑑定評価に関する法律)上の名称は「不動産鑑定業者」である。不動産鑑定事務所は、少なくとも1名以上の不動産鑑定士を雇用しなければならない。ただし不動産鑑定事務所の代表者は不動産鑑定士でなくともよい。不動産鑑定事務所は知事または国土交通大臣への登録を受けなければならず、毎年1回、事業の実績を知事または国土交通大臣へ報告する義務がある。

不動産鑑定評価基準 [フドウサンカンテイヒョウカキジュン]

不動産鑑定評価基準とは、不動産鑑定士が不動産の鑑定評価を行う際に拠り所とする統一的基準をいう。不動産の鑑定評価に関する法律に基づいて1964年に制定された。

不動産公正取引協議会 [フドウサンコウセイトリヒキキョウギカイ]

消費者庁、公正取引委員会より認定され、公正競争規約の適切な運用を図ることを目的に設立された協議会であり、主な内容は公正競争規約の周知徹底や不当景品類及び不当表示防止法、公正取引に関する法令の普及・違反防止、規約違反の疑いがあった場合の事実調査、規約違反に対する処置がある。

不動産取得税 [フドウサンシュトクゼイ]

不動産取得税は、地方税法に基づき、不動産の取得に対して課される税金で、普通税である。

不動産取得税の軽減措置(住宅の建物部分) [フドウサンシュトクゼイノケイゲンソチ(ジュウタクノタテモノブブン)]

住宅の取得に当たって、住宅の建物部分に係る不動産取得税を軽減する措置。

不動産所得 [フドウサンショトク]

不動産所得とは、所得税における課税所得の区分の一つであって、不動産、不動産の上に存する権利、船舶又は航空機の貸付けによる所得をいう。ただし、事業所得又は譲渡所得に該当するものを含まない。

不動産担保ローン [フドウサンタンポローン]

不動産担保ローンは、自分が保有している「不動産」を担保に入れ、融資を受けることができるローンのこと。 一般的に、無担保ローンより金利が低く、返済期間が長く設定出来るため、月々の返済額を抑えられるというメリットがあります。 最大融資額が大きいという点も魅力の一つです。

不動産適正取引推進機構 [フドウサンテキセイトリヒキスイシンキコウ]

不動産適正取引推進機構とは、不動産取引に関する紛争防止および適正な処理を行う一般財団法人。 1984年(昭和59年)に設立。 消費者からの苦情や紛争防止、また、公共の相談窓口で解決できない紛争の処理などが主たる業務。 宅地建物取引士試験の実施機関でもある。

不動産テック [フドウサンテック]

不動産テックとはテクノロジーの力によって、不動産売買、賃貸、投資の新しい仕組みを生み出したり、従来の商慣習を変えようという取り組みのこと。

不動産登記制度 [フドウサントウキセイド]

不動産に関する所有権等の権利の取得・消滅を、第三者に対して公示するために、登記記録を作成し、登記記録を登記所に備え付けて一般に公開する制度のこと。

不動産登記簿 [フドウサントウキボ]

不動産の物理的状況と権利関係を法的に記録(登録)した帳簿のことを登記簿といいます。 登記簿は土地と建物に分けられ、表題部と権利部(甲区と乙区)から成り立っています。 ... また、甲区には所有権に関する事項が、乙区には所有権以外の権利(抵当権など)が記載されています。

不動産登記法 [フドウサントウキホウ]

不動産登記法は、不動産登記に関する手続を定めた法律である。当初は1899年に明治32年法律第24号として制定され、従来の登記法は廃止された。 2004年6月18日に全部改正され、内容が一新された。平成17年の改正で筆界特定制度が新たに設けられている。

不動産投資 [フドウサントウシ]

不動産投資は、「不動産を購入する」という形の投資のことです。購入した不動産を「使いたい人」に貸し、貸している間、家賃をもらいます。不動産を購入するときにお金を投じる見返りに、毎月、家賃を得る。これが、不動産投資の基本です。

不動産投資信託 [フドウサントウシシンタク]

投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品で、一般的に「不動産投資信託」とよばれています。投資者は、REITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用の成果を享受することができます。

不動産特定共同事業法 [フドウサントクテイキョウドウジギョウホウ]

不動産特定共同事業法は、複数の投資家が出資を行い共同事業として不動産を取引・運用し収益を分配する「不動産特定共同事業」に関する日本の法律。

不動産ファンダメンタルズ [フドウサンファンダメンタルズ]

不動産市場に影響を与える基礎的な要因のこと。

不動産ファンド [フドウサンファンド]

投資家から資金を集めて運用し、その収益を出資額に応じて配分する仕組みのなかで、不動産投資を主とするものをいう。

不動産保存の先取特権 [フドウサンホゾンノサキドリトッケン]

不動産に関する権利の保存費用を負担した人がいる場合に、その人がその旨を登記すれば、先取特権が発生し、不動産を競売して保存費用を取り戻せるという権利である。

不動産流通推進センター [フドウサンリュウツウスイシンセンター]

不動産業の近代化を推進するための組織で、1980(昭和55)年に設立された公益財団法人。

不同沈下 [フドウチンカ]

不同沈下とは建物が不揃いに沈下を起こすことを言います。 家全体が均等に沈下するのではなく、一方向に斜めに傾くような状態のことです。

歩留まり [ブドマリ]

歩留まりあるいは歩止まりとは、製造など生産全般において、「原料の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数比率」のことである。 また、歩留まり率は、歩留まりの具体的比率を意味し、生産性や効率性の優劣を量るひとつの目安となる。

不燃化特区(不燃化推進特定整備地区) [フネンカトック(フネンカスイシントクテイセイビチク)]

不燃化特区(不燃化推進特定整備地区)は東京都の「防災都市づくり推進計画」に定める整備地域のうち、地域危険度が高い地区において区が整備プログラムを策定し、東京都が指定するものです。

不法行為 [フホウコウイ]

不法行為とは、ある者が他人の権利ないし利益を違法に侵害する行為。また、その場合に加害者に対して被害者の損害を賠償すべき債務を負わせる法制度である。

踏面 [フミヅラ]

階段の足をのせる板の上面です。 階段を使うとき必ず「踏面」を歩きます。

ブラインド [ブラインド]

窓などに取り付け、日よけや目隠しとする覆い。

フラット35 [フラットサンジュウゴ]

フラット35は、住宅金融支援機構および前身の住宅金融公庫の証券化支援事業をもとに、取り扱い先の民間金融機関と共同で提供する長期固定金利の住宅ローン商品の名称である。

フラット35S [フラットサンジュウゴエス]

フラット35から省エネルギー性、耐震性など質の高い住宅を取得される場合に、借入金利を一定期間引き下げる制度です。

フリーレント [フリーレント]

入居後の1ヶ月から3ヶ月程度の家賃を無料とする契約形態で、中には6ヶ月間が無料という物件もあるようです。 事務所や店舗の賃貸では比較的古くから見られました。

古家付き土地 [フルヤツキトチ]

中古住宅として販売されている物件と異なり、経済的な価値がほぼない住宅が建つ土地を言います。

ブレーカー [ブレーカー]

電気の流れを遮断(break)するための装置。配線用遮断器とも言います。

ブレース構造 [ブレースコウゾウ]

ブレース構造とは、ラーメン構造に次いで採用されている構造形式です。ラーメン構造が、柱と梁を剛強に接合して地震や長期荷重に耐え構造に対して、ブレース構造は、『ブレース』と呼ばれる斜め部材で地震力を負担させ、合理的に部材断面を使うことができます。

プレキャストコンクリート [プレキャストコンクリート]

現場で組み立て・設置を行うために、工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品、あるいはこれを用いた工法。

フレックスウォール [フレックスウォール]

フレックスウォールとは、可動式間仕切りのこと。部屋と部屋の境が壁ではなく、開閉できたり、移動できるようにした間仕切りのこと。

プレハブ住宅 [プレハブジュウタク]

プレハブ住宅は住宅部材を工場生産し、現場で組み立てられた住宅です。

ブローカー [ブローカー]

ブローカーとは基本的に売買における仲介人を意味します。

フローリング [フローリング]

フローリングとは、主に木質系材料からなる床板で表面加工などの加工を施したもの。

風呂がま [フロガマ]

溜めた水をガスで瞬間的に加熱し、風呂を沸かす機器

ブロック塀 [ブロックヘイ]

ブロック塀とは、ブロック状の建材を主材として造られる塀である。ブロック壁の一種で、ブロック建材による工作物の一種。

プロパティマネジメント [プロパティマネジメント]

プロパティマネジメントとは、委託を受けて不動産に関する資産の管理を行う業務のことである。

プロパンガス [プロパンガス]

液化石油ガスは、プロパン・ブタンなどを主成分とし、圧縮することにより常温で容易に液化できるガス燃料の一種である。

プロムナード [プロムナード]

プロムナードとは、フランス語で「散歩」あるいは「散歩の場所」を意味する。遊歩道のこと。

文化財保護法 [ブンカザイホゴホウ]

文化財の保存・活用と、国民の文化的向上を目的とする、日本の法律である。

分割登記 [ブンカツトウキ]

二棟以上の建物が一個の建物として(主たる建物と附属建物として)登記されている場合に、附属建物を独立した別個の建物とする場合には、建物分割登記(たてものぶんかつとうき)を申請します。

文教地区 [ブンキョウチク]

文教地区とは、都市計画法で定める特別用途地区の1つ。住宅地のうち大学や研究所等の教育研究施設や、図書館、美術館、博物館等の文化施設がある程度まとまった地区を対象にして「文教地区」を指定し、教育や研究、文化活動をする上で、環境の悪化をもたらすような施設(パチンコ店やバー、映画館、劇場、モーテル等)の建設を制限している。

分譲 [ブンジョウ]

分譲とは、「分割譲渡」のこと。一般的には、土地や建物を区分けして販売すること。

分譲賃貸 [ブンジョウチンタイ]

取得した区分所有者が住戸を賃貸すること。

分電盤 [ブンデンバン]

分電盤とは配電盤から送られてきた幹線を分岐し、保守点検する装置。

分筆 [ブンピツ]

一筆の土地を数筆の土地に法的に分割すること。

分筆登記 [ブンピツトウキ]

分筆登記とは土地を分ける登記のこと。

ペアガラス [ペアガラス]

ペアガラスは、ガラスが二重になっているガラスのことです。

[ヘイ]

塀とは、家や敷地などにおいて、他との境界に設置する囲いで、区画、目隠し、防火、侵入防止の目的で設けられる工作物、障壁。

ベイウィンドウ [ベイウィンドウ]

台形に張り出した出窓のこと。 窓が張り出している分、室内に広がりが生まれ、張り出した部分に花やインテリア用品などを飾ることができる。

閉鎖登記簿 [ヘイサトウキボ]

一筆の土地または一個の建物の登記記録が閉鎖された場合に、その閉鎖された登記記録が保存される帳簿。

併用住宅 [ヘイヨウジュウタク]

1つの建物内に居住のためのスペースと収益を得るためのスペースが共存している住宅のこと。

壁心 [ヘキシン・カベシン]

マンション住戸の寸法の測り方のひとつで、壁の中の中心線を想定し、その中心線に囲まれた面積を「床面積」とする考え方のことをいう。 壁芯と書くこともある。

壁面収納 [ヘキメンシュウノウ]

本体とその上置きを組み合わせることで、お客様のお部屋の壁一面に綺麗にフィットする、大収納が可能な収納家具です。

壁面線 [ヘキメンセン]

街区内における建築物の位置を整えその環境の向上を図るために都市計画区域内で指定される、道路と敷地の間の一定の距離のところに引かれた線のこと。

べた基礎 [ベタキソ]

べた基礎とは、建築物や設備機械の直下全面を板状の鉄筋コンクリートにした基礎をいう。

別荘 [ベッソウ]

普段生活している家とは別に、比較的短期的な避暑・避寒・保養・休養などの目的で気候や風景のよい土地、温泉地などに作られた一戸建ての家

別荘地 [ベッソウチ]

避暑地や避寒地に土地開発された場所。別荘用地。

別邸 [ベッテイ]

本邸とは別に構えた住宅や屋敷。

ペデストリアンデッキ [ペデストリアンデッキ]

橋上駅舎に広場と横断歩道橋の両機能を併せ持ち、建物と接続して建設された、歩行者の通行専用の高架建築物。高架歩道。

ベランダ [ベランダ]

ベランダは、家屋の母屋から外接して張り出した部分で、縁や柵で囲まれることがあり庇や軒下に収まるもの、屋根がかかっているものをいう。

変更登記 [ヘンコウトウキ]

登記事項に変更があった場合にする登記のこと。

弁済業務保証金準備金 [ベンサイギョウムホショウキンジュンビキン]

宅地建物取引業保証協会が、社員と取引した相手の債権に対し弁済業務保証金を還付した場合、相当する弁済業務保証金を、当該社員が協会に納付する還付充当金から供託することになっており、その還付充当金の納付がされない場合に供託に充てるために、同協会が積み立てているのが弁済業務保証金準備金。

弁済業務保証金分担金 [ベンサイギョウムホショウキンブンタンキン]

宅地建物取引業者が保証協会の社員として保証協会に預け入れた金銭のこと。

ペンション [ペンション]

洋風の民宿のこと。ホテルのような施設・サービスは備わっておりません。

変動金利型 [ヘンドウキンリガタ]

返済途中に定期的に金利が見直されるタイプのローンです。 金利は半年ごとに見直され、金利が下がれば返済額は減り、金利が上がれば返済額が増えます。

ペントハウス [ペントハウス]

集合住宅の最上階の区画である。集合住宅の1階に、ビルトインガレージ付きのペントハウスアパートメントが設けられることもある。

ポータルサイト [ポータルサイト]

ポータルサイトとは、WWWにアクセスするときの入口となるウェブサイトのこと。

ポーチ [ポーチ]

建物の玄関部分において、屋根以外の庇(ひさし)がある建物の外壁から突き出している部分のことを言います。

ホームインスペクション [ホームインスペクション]

住宅の設計・施工に詳しい建築士などの専門家が、住宅のコンディションについて調査を行い、欠陥の有無や補修すべき箇所、その時期などを客観的に診断するもので、住宅診断や建物検査ともいわれている。

ホームエレベーター [ホームエレベーター]

個人住宅に設置されるエレベーターのことで、2〜3人で乗ることができる家庭用のエレベーターのことです。

ホームステージング [ホームステージング]

売却予定物件の室内をモデルルームのようにインテリアコーディネートすること。

ホールダウン金物 [ホールダウンカナモノ]

木造軸組工法の建物で使用する、補強金物のひとつ。

ボイド [ボイド]

意図的に作られた何もない空間のこと。吹抜け等がこれにあたる。

ボウウィンドウ [ボウウィンドウ]

弓型に張り出された出窓のこと。

防音サッシ [ボウオンサッシ]

遮音性能が高いサッシのこと。

防音室 [ボウオンシツ]

遮音材・吸音材・制振材などが使われた遮音設備の整った部屋のこと。

防火構造 [ボウカコウゾウ]

火災が発生した場合に炎症を防ぐために一定の防火性能をもつ構造のこと。

防火地域 [ボウカチイキ]

市街地における火災の危険を防除するため定める地域として、また、建築基準法および同法施行令において具体的な規制が定められた地域。

防火壁 [ボウカヘキ]

防火壁とは、火災時の急激な延焼拡大を防ぐことを目的に、一定以上の面積の建築物に備えられる壁のこと。

防災街区整備事業 [ボウサイガイクセイビジギョウ]

密集市街地の防災機能を強化するために行う事業。

防災街区整備地区計画 [ボウサイガイクセイビチクケイカク]

老朽化した木造住宅の密集、火事または地震が発生した場合に延焼防止・避難確保のために必要とされる機能を確保するだけの公共施設がないなど、防災上危険な状況にある密集市街地の区域について、市町村が定めることができる都市計画法上の地区計画。

防災集団移転促進事業 [ボウサイシュウダンイテンソクシンジギョウ]

災害が発生した地域又は災害危険区域のうち、住民の居住に適当でないと認めら れる区域内にある住居の集団的移転を促進するための事業を施行する地方公共団体に対 し事業費の一部を補助することにより、防災のための集団移転の促進を図るもの

報酬額の制限 [ホウシュウガクノセイゲン]

宅地建物取引業者が受け取ることのできる報酬額について限度が定められていること。

報酬減額請求 [ホウシュウゲンガクセイキュウ]

請負契約の履行において、引き渡された仕事の目的物が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合に、注文者が請負人に対して、報酬の減額を請求すること。

防水パン [ボウスイパン]

洗濯機の下部に設置された排水口のついた受け皿。

法定共用部分 [ホウテイキョウヨウブブン]

区分所有法(マンションなどについて規定した特別法)によって定められている建物部分や設備のこと。

法定講習 [ホウテイコウシュウ]

取引士証の交付を申請する日が宅地建物取引士資格試験に合格した日から1年を超えている場合には、都道府県知事の定める「講習」を受講する義務がある。

法定更新 [ホウテイコウシン]

借家契約において、自動的に契約期間が更新されることをいう。

法定敷地 [ホウテイシキチ]

建物が建っている土地のこと。

法定代理 [ホウテイダイリ]

代理権の一種で法律により代理権を有することを定められた権利のこと。

法定代理人 [ホウテイダイリニン]

代理人の一種で法律により代理権を有することを定められた者のこと。

法定地上権 [ホウテイチジョウケン]

地及びその上に存する建物が同一の所有者に属している場合に、その土地又は建物につき抵当権が設定され、その実行により所有者を異にするに至ったときに当該建物に成立する地上権。

防犯カメラ [ボウハンカメラ]

監視カメラとは、何らかの目的で何らかの対象を監視するためのビデオカメラのこと。

防犯ガラス [ボウハンガラス]

防犯ガラスは、窓ガラスを割れにくくして侵入を防ぐことを目的としたガラスのこと。

法務局 [ホウムキョク]

法務省の地方支分部局の一つ。法務省の事務のうち、登記・戸籍・国籍・供託・公証・司法書士及び土地家屋調査士、人権擁護、法律支援、国の争訟の事務を処理するための地方支分部局

保佐人 [ホサニン]

判断能力が著しく不十分な人(被保佐人といいます)の権利や 財産を守るため,被保佐人が財産上の重要な行為をする際に,それが被保佐人 の利益に適うかどうかを判断して同意を与えたり,同意を得ずに単独でしてし まった行為を後から取り消したりする人

保証会社審査 [ホショウガイシャシンサ]

家を賃借する際に家賃等の保証契約を締結する際になされる審査。

保証金(賃貸の〜) [ホショウキン(チンタイノ~)]

入居時に支払うもので、初期費用の一部。

保証金の保管替え [ホショウキンノホカンガエ]

主たる事務所が移転して、もよりの供託所が変われば、移転後の主たる事務所のもよりの供託所に保証金を移管すること。

保証債務 [ホショウサイム]

債務者が債務を履行しない場合、その債務者に代わって履行をする保証人の債務。

保証書(不動産登記における) [ホショウショ(フドウサントウキニオケル)]

不動産に関する所有権移転登記を行う際に、売主が「登記済証」を紛失していた場合、所有権を証明するために作成する書類のこと。書類作成にあたり、2人の保証人が保証する必要性がある。

保証人 [ホショウニン]

保証人とは、一般には保証債務を負う人をいう。ただし、担保を提供している人をいう場合もある。

補助人 [ホジョニン]

補助人とは,判断能力が不十分な人(被補助人といいます)の権利や財産を 守るため,被補助人が財産上の重要な行為をする際に,それが被補助人の利益 に適うかどうかを判断して同意を与えたり,同意を得ずに単独でしてしまった 行為を後から取り消したりする人。

ホステル [ホステル]

低コストで短期間の共有の社交的な宿泊施設の一種。

保全措置(手付金等の〜) [ホゼンソチ(テツケキントウノ~)、ホゼンソチ]

手付金等の保全措置とは、買主が手付金などを売主に支払った後で、物件の引き渡しまでの間に、売主の倒産や夜逃げなどで引き渡しができない場合、支払った手付金などを返還してもらう措置のこと。

保存登記 [ホゾントウキ]

初めてする所有権の登記のこと。登記記録上では、権利部の甲区に「所有権保存 所有者A」のように記載される。

保留地 [ホリュウチ]

土地区画整理事業を実施した際、事業主体が取得する宅地のこと。

埋蔵文化財 [マイゾウブンカザイ]

埋蔵文化財は、文化財(文化遺産)が土地に埋蔵されている状態の総称である。略して「埋文」と呼ばれる。

前家賃(前払家賃) [マエヤチン]

前家賃とは、賃貸契約の際にあらかじめ翌月分の家賃を支払うことです。 住宅等の賃貸借契約時には、敷金、礼金などの諸費用とともに、翌月分の家賃も支払うのが一般的です。

膜構造建築物 [マクコウゾウケンチクブツ]

膜構造は、屋根や外壁に膜材料を用いた膜構造建築物等として、また、膜天井のように内装や外装に膜材料を用いた構造として、建築等の分野における新しい技術。

間口 [マグチ]

間口とは、土地や建物の正面の幅のこと。 土地・建物の長さを表す「奥行き」の対語である。 一般に、土地や一戸建て住宅の場合は、道路が面している面を間口という。

間仕切り壁 [マジキリカベ]

建物の内部をいくつかの部屋に分割するためにその仕切りとして設けた壁。構造的な役割をもつ耐力壁と区別される。固定的なものと可動のものとがある。

町家 [マチヤ]

町家とは、一般に町なかにある家、商家などを指す。主に都市部や宿場町等に存在する。
木造軸組工法でつくられ、壁は多くの場合、真壁で土塗り壁が用いられた。
江戸時代~終戦前ごろにかけて、商業が盛んな地域で建築され、用途としては、居住しながら、商店、飲食、宿泊、手工業等が営まれた。いわゆる昔の「都市型住宅」で、京都の「京町家」などは有名。外観は、一文字瓦屋根、格子戸、出格子、虫籠窓、土壁などが特徴である

町家再生 [マチヤサイセイ]

商人や職人が営業し居住していた建物(町家)を改修して活かすこと。主として歴史的に形成・維持されてきた市街地において行なわれている。

抹消登記 [マッショウトウキ]

抹消登記とは、登記記録又は登記簿上に現存する権利や登記事項が何らかの事情により消滅したか根本的に不存在だった場合において、それを登記記録等から削除して実体に合致させることである。

間取り [マドリ]

間取りとは、住宅の部屋の配置のこと。1R、2DK、3LDKのように数字とアルファベットの組み合わせで表記される。
1Rは、キッチンと居室に仕切りがなく一体化したワンルームタイプのこと。

丸太組工法 [マルタグミコウホウ]

丸太組工法とは、樹皮を剥いだだけの丸太材や角材を水平に積み重ねて壁を構成していく工法のこと。
壁材が交差する部分は、相互の材を交互に組み合わせていく。奈良の正倉院に見られる「校倉(あぜくら)造り」や欧米諸国や山間部、リゾート地に多いログハウスもよく似た工法だが、わが国では地震が多いため、壁材の交差部にボルトを入れて耐震性を高めることが多い。
ちなみに丸太組工法で建設される輸入住宅を「ログハウス」と呼んでいる。

マルチハビテーション [マルチハビテーション]

マルチハビテーション(Multi-habitation)は、「複数の」「多様な」を意味する接頭語のマルチと、「住まい」「居住地」を意味する名詞であるハビテーションを組み合わせた言葉で、複数の住まいを行き来しながら自分たちらしい生活を実現するライフスタイルのことです。一般的に、都市部で生活する(働く)方たちが自然豊かな田舎に別荘を持ち、平日を都会で、週末を田舎で過ごすようなケースを指します。

マルチメディアコンセント [マルチメディアコンセント]

マルチメディアコンセントとは、各部屋でインターネット、テレビ、電話を利用するためのコンセントです。1ヵ所からまとめて配線できるので、あちこちにコードやケーブルが目立つことなく、お部屋の美観を損ねません。

マンション [マンション]

マンションとは、主に鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)などの耐火構造の集合住宅のこと。一方、アパートとは、木造、プレハブ造・軽量鉄骨造などの準耐火構造の集合住宅で、おおむね2階建てまでの低層のものを指す。ただ、両者の規定については、建築基準法や宅地建物取引業法には明記されてはいない。一般的に上記の構造的な観点から、マンションは、アパートよりも耐震性・耐火性・遮音性に優れ、また、建物一棟当たりの規模も大きく、共用スペースや付帯設備の機能等についても充実しているものが多い。

マンション維持修繕技術者 [マンションイジシュウゼンギジュツシャ]

マンション維持修繕技術者とは、マンションの維持・修繕に関して一定水準の知識と技術を有していることを審査・認定することにより、マンション建物・設備の維持保全に関する知識・技術及び対応力の向上を図り、もって円滑な共同居住に関する社会的な要請に応えることを目的とした当協会の認定資格です。

マンション管理業 [マンションカンリギョウ]

マンション管理業とは、 マンション管理組合から委託を受けて管理事務を行う行為で業として行うものをいう。 その多くがマンションデベロッパーのグループ企業だが、独立系の管理会社もある。

マンション管理士 [マンションカンリシ]

マンション管理士は、マンション管理組合のコンサルタントに必要とされる一定の専門知識を有している事を証明する国家資格であり、マン管とも呼ばれる。

マンションギャラリー [マンションギャラリー]

ハウスメーカーなどが自社独自規格のマンションシリーズなどの設備・仕様を展示するショールームです。 新築分譲マンションでは物件によって構造や設備・仕様が異なるため、モデルルームは特定の物件ごとにつくられます。

マンション経営 [マンションケイエイ]

マンション経営とは、マンションを購入して、それを第三者に賃貸する事によって毎月安定した家賃収入を得ていく事です。 ほとんどの方が住宅ローンを活用してマンション経営を始められますが、月々のローンの返済は家賃収入でほぼまかなえます

マンション敷地売却制度 [マンションシキチバイキャクセイド]

耐震性不足の認定を受けたマンションに限定された制度です。
「マンション敷地売却決議」により、買受人(デベロッパー等)に土地と建物を一括して売却、買受人が建物の除却や新たな建
物の建築を行い、区分所有者は買受人の建てた建物の購入等、新たな住まいを選択します。
区分所有者だけでは困難な建替え事業をデベロッパー等が中心に進めることで、負担軽減や時間の効率化を図ることが可能です。

マンション建替え円滑化法 [マンションタテカエエンカツカホウ]

この法律は、マンションの建替えに関する手順などを迅速に進めることを目的とした法律である。また、建て替え対象となるマンションの定義もこの法律で定められており、その対象である限り適用される。

マンション建替組合 [マンションタテカエクミアイ]

マンション建替え決議が決議された場合に、決議に合意した者のうちのの4分の3以上の同意により設立される、マンションの建替えを目的とする組合のこと。この組合の設立が同意されたときは、建替え決議の合意者は全員がこの組合員となる。また、ディベロッパーがこの組合に参加することもできる

マンションの管理の適正化の推進に関する法律 [マンションノカンリノテキセイカノスイシンニカンスルホウリツ]

マンションの管理の適正化の推進に関する法律は、日本の法律。法令番号は平成12年法律第149号、2000年12月8日に公布された。通称マンション管理適正化法。

マンションの建替えの円滑化等に関する法律 [マンションノタテカエノエンカツカトウニカンスルホウリツ]

マンションの建替え等の円滑化に関する法律は、日本の法律である。法令番号は平成14年法律第78号、1992年6月19日に公布され、1992年4月1日に施行された。略称はマンション建替え等円滑化法

マンション標準管理委託契約書 [マンションヒョウジュンカンリイタクケイヤクショ]

マンション標準管理委託契約書は、マンションの管理組合とマンション管理業者の間で協議がととのった事項を記載した管理委託契約書を、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に規定する「契約成立時の書面」として交付する場合の指針として定めているものです。

マンション標準管理規約 [マンションヒョウジュンカンリキヤク]

標準管理規約とは、マンションの維持・管理、その他住民が快適かつ安全に生活を送るための基本的ルールを定めた管理規約を作成・変更をする際の参考になるよう、国土交通省が管理規約の標準モデルとして作成したもの。

マンションリフォームマネジャー [マンションリフォームマネジャー]

マンションリフォームマネジャーとは、マンション居住者の”住いの部分”(専有 部分あるいは住戸部分といいます)のリフォームについて、提案や設計、工事の調整、施工管理などをする専門資格者のことです。

マンスリーマンション [マンスリーマンション]

マンスリーマンションは短期間住むことを前提としたマンションやアパートのことになります。

御影石 [ミカゲイシ]

御影石は正式には花崗岩を言い、地球のマグマが地下深くでゆっくり冷却され、地中の高い圧力によって形成された石です。
御影石と聞かれると墓石を連想される方が多いかと思いますが、建材にも多く使用されています。
特徴として、硬度が高く比重もあり、風化に強く、吸収率も低いため耐久性に優れた石です

ミストサウナ [ミストサウナ]

ミストサウナは、一般的な「乾式サウナ」(ドライサウナ)よりも低温・高湿度の環境によってサウナ効果を生み出す「湿式サウナ」のひとつです。 一般的な乾式サウナが室内温度70℃~100℃と高温なのに対して、ミストサウナはじんわりと温まる40℃前後。 低温なので体への負担が少なくなります。

水回り [ミズマワリ]

浴室、トイレ、キッチン等の水を使う場所のこと。

未成年後見人 [ミセイネンコウケンニン]

未成年後見人とは、日本の民法の制度の一つで、未成年者に対して親権を行う者がないとき、または、親権を行う者が管理権を有しないときに、法定代理人となる者のことである。

未成年者 [ミセイネンシャ]

未成年者とは、まだ成年に達しない者のこと。

未線引き区域 [ミセンビキクイキ]

市街化区域と市街化調整区域とに区分されていない都市計画区域のこと

緑の基本計画 [ミドリノキホンケイカク]

緑の基本計画とは、市町村が、緑地の保全や緑化の推進に関して、その将来像、目標、施策などを定める基本計画。

みなし道路 [ミナシドウロ]

みなし道路とは、建築基準法42条2項によって「道路とみなされたもの」をいいます。 2項道路とも呼ばれています。

ミニマリスト [ミニマリスト]

ミニマリストとは、不要な持ちものを減らして自分に必要な最小限のものだけで暮らす人のことを指します。

民家 [ミンカ]

民家とは、一般の庶民が暮らす住まいのこと。支配階級、上層階級の住まいに対比して用いられる言葉。民屋ともいう。 日本建築史や民俗学では、主に江戸時代の農家、町家の類を民家という。

民間都市開発推進機構(民都機構) [ミンカントシカイハツスイシンキコウ]

民間事業者による都市開発事業を推進するための業務を行なうために設立された財団法人で、1987(昭和62)年10月に設立され、同月に「民間都市開発の推進に関する特別措置法」にもとづく業務を行なう法人としての指定を受けた。その主要業務は、民間事業者が行なう一定の都市開発事業について、その事業に参加することおよびその事業に要する長期で低利の資金を融資することである。

民間非営利組織 [ミンカンヒエイリソシキ]

営利を目的としない組織のこと。 一般的にはNPO(エヌピーオー)ということが多い。

民間非政府組織 [ミンカンヒセイフソシキ]

非政府組織という言葉が、国際的なものとして使われており、「国際協力に携わる組織」や「政府を補完する側面」というような場合に使用される。

民俗文化財 [ミンゾクブンカザイ]

民俗文化財とは、民俗資料のうち、特に資料性が高く、保存措置が必要だったり、あるいは、保存のための措置や施策が功を奏すると期待される資料を、国や地方公共団体が文化遺産保護制度の一環として指定した文化財である。

民泊 [ミンパク]

「民泊」についての法令上の明確な定義はありませんが、住宅(戸建住宅やマンションなどの共同住宅等)の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供することを指して、「民泊」ということが一般的です。ここ数年、インターネットを通じて空き室を短期で貸したい人と宿泊を希望する旅行者とをマッチングするビジネスが世界各国で展開されており、急速に増加しています。

民泊管理業 [ミンパクカンリギョウ]

住宅宿泊管理業とは、住宅宿泊事業者から、法第11条第1項に規定する委託を受けて、報酬を得て、住宅宿泊管理業務を行う事業をいいます。 住宅宿泊管理業務とは、法第5条から第10条までの規定による業務及び住宅宿泊事業の適切な実施のために必要な届出住宅の維持保全に関する業務をいいます。

無過失責任 [ムカシツセキニン]

無過失責任とは、不法行為において損害が生じた場合、加害者がその行為について故意・過失が無くても、損害賠償の責任を負うということである。

無形文化財 [ムケイブンカザイ]

無形文化財は、 広義では、人類の文化的活動によって生み出された無形の文化的所産全般を意味する。ユネスコでは重要な無形文化財を指定して保護するために無形文化遺産を設けている。 狭義では、日本の文化財保護法や地方公共団体の条例における文化財の種類のひとつで、音楽や工芸技術などの無形の文化的所産を意味する。

無権代理 [ムケンダイリ]

無権代理とは、本人を代理する権限がないにもかかわらず、ある者が勝手に本人の代理人として振る舞うことをいう。対義語は有権代理。広義の無権代理には代理権の外観について一定の要件を満たす場合に有権代理と同様の効果を認める表見代理が含まれるが、狭義の無権代理はこの表見代理が成立しない場合のみをいう。

無権代理人の責任 [ムケンダイリニンノセキニン]

無権代理とは、代理権がないのに、または代理権の範囲を超えた代理行為を指します。そして、無権代理を行ったものを無権代理人といいます。

無指定 [ムシテイ]

無指定とは、都市計画区域内で用途地域が指定されていない地域や、区域区分がされていない地域をいいます。都市計画区域は「線引き区域」と「非線引き区域」(かつては「未線引き区域」と呼ばれていました)に分けられます。「線引き区域」とは、市街化区域と市街化調整区域に区分されたエリアで、区分されていないのが「非線引き区域」です。「非線引き区域」にも用途地域を定めることはできますが、用途地域の定めのない地域を「白地地域」と呼びます。無指定という場合、この「白地地域」と市街化調整区域を指します。広義に、都市計画区域外のエリアを指すこともあります。

無電柱化 [ムデンチュウカ]

無電柱化とは、道路の地下空間を活用して、電力線や通信線などをまとめて収容する電線共同溝などの整備による 電線類地中化や、表通りからみえないように配線する裏配線などにより道路から電柱をなくすことです。近年、国土交通省では、「防災」、「安全・快適」、「景観・観光」の観点から、積極的に無電柱化を推進しています。

棟木 [ムナギ]

垂木は木造・鉄骨構造などの建築における小屋組構造材である。棰とも書かれる。 軒桁-母屋-棟木の上に等間隔に渡される。垂木の上に野地板や構造用合板などを張り、屋根下地とすることが多い。

棟上げ [ムネアゲ]

上棟式とは、日本で建物の新築の際に行われる祭祀である。棟上げ、建前、建舞ともいう。上棟式には神道様式や仏教様式がある。

無免許営業等の禁止 [ムメンキョエイギョウトウノキンシ]

宅地建物取引業を無免許で営むことは、宅地建物取引業法の免許制度の根本をゆるがす重大な違反行為である。そのため、無免許の営業を行なった者には、宅地建物取引業法上の最も重い罰則として、3年以下の懲役または100万円以下の罰金(または両者の併科)が予定されている。

MB [メーターボックス、エムビー]

MBとは、メーターボックスを指し、電気や水道、ガスのメーターを収納した場所のことをいいます。外部の人間に検針されることが前提となっているため、玄関脇など住戸の外に作られます。

名義貸しの禁止 [メイギガシノキンシ]

宅地建物取引業者が他人に名義を貸して営業(または表示行為・広告行為)を行なわせることは、法律上禁止されている。これを名義貸しの禁止という。

メゾネット [メゾネット]

メゾネットとは、もともとフランス語で「小さな家」を意味する「maisonnette」が語源です。日本では、一般的に集合住宅ながらひとつの住宅内部に内階段があり、2階以上の階層で構成された物件がメゾネットと呼ばれています。アパートやマンションのような集合住宅でありながら、戸建て住宅のように利用することができるのが特徴。物件によっては、高層階など一部のみをメゾネットにしているタイプもあります。

免許 [メンキョ]

宅地や建物の取引を業として行うためには、行政から宅建業の免許を得る必要があります。宅地や建物の取引は通常高額であり、また業界の専門的な知識が必要とされます。

免許換え [メンキョガエ]

免許を受けていたが、本店移転や事務所の増設や廃止などによって、免許権者の変更が必要な時に行うのが免許換えです。

免許権者 [メンキョケンジャ]

宅地建物取引業の免許を与える権限を持つ行政機関のこと。免許権者は、宅地建物取引業を営もうとする者が設置する事務所の所在地より異なる。

免許申請書 [メンキョシンセイショ]

宅地建物取引業の免許を新規で申請する場合または免許の更新をする場合に行う申請です。

免許申請書の添付書類 [メンキョシンセイショノテンプショルイ]

宅地建物取引業を営もうとする者が、宅地建物取引業の免許を申請する場合には、指定の書類を免許申請書に添付しなければならないとされている。

免許の基準 [メンキョノキジュン]

宅地建物取引業を営もうとする者(個人または法人)が、宅地建物取引業の免許を申請した場合には、国土交通大臣または都道府県知事は、一定の事由に該当する場合には、免許を与えることができないとされている。

面格子 [メンゴウシ]

防犯や装飾のために窓の外側全面に、木や鉄などの棒を格子状に取り付けたもの。

免震構造 [メンシンコウゾウ]

免震構造とは 「免震構造」は、建物と基礎の間に、積層ゴムをはじめとする「絶縁」部材を入れた免震層を設け、地震による水平動が直接建物に伝わらないようにした構造を 言います。 地震によって地盤が早く激しく揺れても、建物は地盤の揺れに追随せずゆっくり動くために地盤から地震力を受けず、建物はほとんど損傷を受けません。

免税業者 [メンゼイギョウシャ]

国内において個人や法人の事業者が物品やサービスを提供するとき、その販売価格には消費税が上乗せされます。この消費税を預かった事業者は、通常、毎年決まった時期に消費税を納税する必要がありますが、一定の小規模な事業者等は、その消費税の納税を免除される場合があります。このような事業者を一般に「消費税の免税事業者」、または、単に「免税事業者」と呼びます。

メンテナンス [メンテナンス]

機器、機械、施設、情報通信システムなどのインフラストラクチャーを正常な状態に保つことをいう。保守や保全とも呼ばれる。略称はメンテ。

木造 [モクゾウ]

木構造は、木造ともいい、建築の構造の一つで、構造耐力上主要な部分に木材を用いる構造である。また、近年は木質材料を用いる建築が増えたので、これを木質構造と呼ぶことがある。

木造軸組工法 [モクゾウジクグミコウホウ]

木造軸組構法とは、建築構造の木構造の構法のひとつである。日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法で、在来工法とも呼ばれている。 木造枠組壁構法がフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床で支える構造であるのに対し、木造軸組構法では、主に柱や梁といった軸組で支える。

木工事 [モッコウジ]

木材を主材料にその加工,組立て,取付けを行う工事の総称。 建築では一般住宅,土木では簡単な橋梁に応用されている。 建築では小屋組み,軸組み,床組みなどの構造主体を扱う構造工事と,屋根下地,壁下地,床下地などの下地工事,その後に行う天井や床板,敷居,鴨居,階段,押入れ,床 (とこ) などの造作工事がある。

モデルハウス [モデルハウス]

モデルハウスとは、販売促進やPRのために、住宅展示場などに住宅メーカーが建てた自社の製品(住宅)のこと。 分譲地内に建てた住宅の1つをモデルハウスとして公開することもある。

モデルルーム [モデルルーム]

モデルルームとは、不動産会社などが分譲マンションの販売促進のために、完成に先立ってマンションの敷地内や現地近くに建築する「住戸の見本」のこと。 主に室内の間取りや設備、仕様を見せることに重点が置かれ、実際に販売する住戸の中から複数のタイプを選んでつくられる。

元付け [モトヅケ]

不動産取引の依頼をお客様から直接受けている仲介業者は元付け、もしくは元付け業者と呼びます。

物入れ [モノイレ]

押入れでもクローゼットでも無い収納場所のことを、『物入れ』と表記してる事が多い様です。 単純に箱等の物を入れられるものの事を指す場合と、住宅の間取り等で、押入れにもクローゼットにも該当しないけれどある程度の物を入れておける様なスペースの事を指す場合がある。

物置 [モノオキ]

当面必要としない器具などを入れておく場所。また、そのための小屋。

模様替え [モヨウガエ]

修繕・模様替えとは、建築物のある部分をほぼ同じ材料を用いて、同じ形状・同じ寸法でつくり替え、性質や品質、機能を回復させる工事のこと。 住宅設備が故障し、部品を取り替えて性能や品質を回復させることを「修理」と呼び、修繕工事の1つである。

最寄り駅 [モヨリエキ]

その場所から最も近いところにある駅。

盛り土 [モリド]

盛土または盛り土とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする造成工事。またはそれが施された道路や鉄道の区間、工事によって盛られた土砂そのもののことも指す。 河川の堤防、住宅地の開発や道路整備などで平坦な地表が必要なときに行われることが多い。

モルタル [モルタル]

モルタルとは、砂とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料。 セメントと砂とは重量比にして1:2 - 1:3の割合で混合されることが多い。ペースト状で施工性が良く、仕上材や目地材、躯体の調整などに多く用いられる。 コンクリートと違い、砂利が入らない。

家賃債務保証 [ヤチンサイムホショウ]

住宅の賃貸借契約に当たって、家賃債務を担保するために求められる保証のこと。

家賃保証会社 [ヤチンホショウガイシャ]

賃貸住宅の賃借人が負う家賃支払債務について、連帯して保証する会社。賃借人が家賃滞納などの家賃債務の債務不履行をした場合、賃借人に代わって家賃保証会社が代位弁済を賃貸人に行う。

屋根不燃区域 [ヤネフネンクイキ]

防火地域と準防火地域にあるすべての建築物は、耐火建築物または準耐火建築物としない場合には、その屋根を不燃材料で造り、または不燃材料でふくことが必要である(建築基準法63条)。

しかしその反面、防火地域または準防火地域以外のエリアでは、この屋根不燃化の規定(建築基準法63条)は適用されない。

そこで建築基準法では、こうしたエリアであっても、特定行政庁の判断により、屋根の不燃化を強制できるという制度を設けている。これが「屋根不燃区域」である。

UHFアンテナ [ユーエイチエフアンテナ]

UHF(極超短波、Ultra High Frequency)を受信するためのアンテナ。UHFは周波数300MHz~3GHzまでの電波で、地デジ放送、携帯電話、無線LANなどの通信に使用されているが、テレビ放送に使用されているのは470~710MHzの帯域である。

地デジ放送を受信するために必須の装置である。その種類には、八木式アンテナ、平面アンテナ、室内アンテナがある。

U字溝 [ユージコウ]

断面がU字型の排水溝。コンクリート製で、その大きさと形はJIS規格で定められている。U字溝は工場で大量生産され、それを現場で連結して用水路や排水路を建設する。

ユーティリティ [ユーティリティ]

住まいにおける家事作業の中心となる室のこと。家事作業をするために必要な設備が集中的に設けられ、作業台なども整備される事も多い。台所の近くに設置されることが多い。

遺言 [ユイゴン]

遺言(いごん)ともいう。

死後の法律関係を定めるための最終意思の表示をいい、日常用語として、「ゆいごん」と読むことが多い。

その最大の役割は、遺産の処分について被相続人の意思を反映させることで、遺言がない場合は民法の規定に従って相続が行なわれる(法定相続)が、遺言を作成しておくと、遺産の全体または個々の遺産を誰が受け継ぐかについて自らの意思を反映させることができる。

遺言執行者 [ユイゴンシッコウシャ]

遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務を有する者。民法に基づく制度である。

遊休土地転換利用促進地区 [ユウキュウトチテンカンリヨウソクシンチ]

市街化区域における遊休土地の有効利用を促進するために市町村が定める地区。この地区は、市街化区域内で相当規模の土地が低・未利用の状態のまま存続し続けることで、周辺地域の計画的な土地利用に著しく支障をきたす場合を想定し、そのような場合に市町村が適切に指導・助言・勧告をすることにより、積極的な土地利用を促そうとする制度である。
遊休土地利用転換促進地区は、1990(平成2)年の都市計画法の改正により導入された地区である。

有形文化財 [ユウケイブンカザイ]

有形の文化的所産であって、わが国にとって歴史上または芸術上の価値が高いもの(これらのものと一体化している土地等を含む)を「有形文化財」という(文化財保護法第2条)。

有線 [ユウセン]

放送や通信において、同軸ケーブル、光ファイバーなどの伝送線を使って信号を伝達する方式。有線放送、有線電話、ケーブルテレビ(CATV)などで使われている方式である。これに対して、電磁波の空中伝播作用によって伝達する方式が「無線」である。

有料老人ホーム [ユウリョウロウジンホーム]

高齢者住宅・施設の代表格。老人保健法では、「高齢者を入居させて、入浴、排泄、食事などの介護、食事提供など日常生活の上で必要な便宜を提供する施設」と定義されている。これらのサービスを提供する施設は、すべて有料老人ホームとして都道府県知事に届出が必要で、都道府県による指導・監督を受ける。

床組 [ユカグミ]

木造建築物において、床面を支えるための骨組のことを「床組」という。

床下換気 [ユカシタカンキ]

耐震性を高める布基礎が普及した結果、床下の湿気により、土台が木材腐朽菌のせいで腐食するなどの問題が起きるようになった。

そのため法律(建築基準法施行令第22条)では、床下の換気について、「壁の長さ5mごとに布基礎に換気用の穴(300平方センチメートル以上)を設けて、その換気孔にねずみの侵入を防止するための格子などを付けること」を義務付けている。

ただし、他の有効な床下防湿の措置を講じたときは、換気孔を設ける必要はない。

床下換気口 [ユカシタカンキコウ]

木造住宅の基礎部分に設けられる換気口。建築基準法は、床下の防湿措置を義務づけているが、床下換気口の設置はその方法の一つである。この場合、換気口は少なくとも5mごとに設けなければならないとされている。

床下収納 [ユカシタシュウノウ]

住宅の床下に収納スペースを設けること。

床暖房 [ユカダンボウ]

床に発熱装置を組み込み、それからの輻射熱で暖房するしくみ。発熱装置には、温水パイプ、温風ダクト、電熱線などがある。

床面積 [ユカメンセキ]

建築物の各階において、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の面積をいう(建築基準法施行令2条1項3号)。

ユニットバス [ユニットバス、ユービー]

槽、天井、壁、床などを工場で成形・製造し、現場で組み立てる方法で設置する浴室をいう。和製英語である。

ユニバーサルデザイン(Universal Design) [ユニバーサルデザイン]

デザイン思想の一つで、「できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインする」という考え方をいう。

ロナルド・メイス(ノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンター所長)が提唱したもので、文化や言語の違い、老若男女の差、障害・能力の如何を問わずに利用することができるように施設・製品・情報をデザインすることを目指している。

輸入住宅 [ユニュウジュウタク]

外国で設計され、それに基づいて国内で建設される住宅をいう。資材等は基本的に輸入品が使われるほか、施工技術を外国から導入することもある。

用益権 [ヨウエキケン]

私法上の概念で、他人の土地を一定の目的のために使用収益する権利をいい、用益物権ともいわれる。

用益権とされるのは、民法で定める地上権、永小作権、地役権、入会権のほか、特別法による鉱業権、漁業権などである。
なお、用益権は、担保物権とともに制限物権を構成する。

要役地 [ヨウエキチ]

地役権とは、自分の土地の利便性を高めるために、他人の土地を利用することができるという権利のことである(民法第280条)。
この地役権が設定されている場合において、利便性を高めようとする土地(すなわち自分の土地)のことを要役地という。

要緊急安全確認大規模建築物 [ヨウキンキュウアンゼンカクニンダイキボケンチクブツ]

耐震性について安全の確認が義務づけられた次の大規模な建築物をいう。

)病院、店舗、旅館等の不特定多数の者が利用する一定規模以上の建物
)老人ホーム、小中学校、幼稚園・保育所等の避難確保上特に配慮を要する者が利用する一定規模以上の建物
)危険物貯蔵所等の危険物を取り扱う一定規模以上の建物

要緊急安全確認大規模建築物の所有者は、耐震診断を実施し、2015(平成27)年末までにその結果を地方公共団体に報告しなければならない。また、診断結果は公表されるとともに、所有者は必要な耐震改修などに努めなければならないとされている。

洋小屋 [ヨウゴヤ]

小屋組に斜材を組み入れて、水平方向の力に対して強い構造としたもの。

養護老人ホーム [ヨウゴロウジンホーム]

心身の状態、家庭環境、経済的な理由から、自宅での生活が困難な人を対象に自立した日常生活を営み、社会活動参加に向けた訓練や援助を目的として設けられている福祉施設。

養生 [ヨウジョウ]

コンクリートやモルタルを硬化させて性能を安定させ維持できるよう保護すること、また、左官や塗装の仕上がり面を防護することをいう。

要除却認定マンション [ヨウジョキャクニンテイマンション]

耐震性が不足していることが認定されたマンションをいう。認定は、管理組合の申請に基づき特定行政庁が行なう。

容積率 [ヨウセキリツ]

延べ面積を敷地面積で割った値のこと。
例えば、敷地面積が100平方メートル、その敷地上にある住宅の延べ面積が90平方メートルならば、この住宅の容積率は90%ということになる。

容積率移転 [ヨウセキリツイテン]

未利用の容積率を隣接・近接する土地に移転して活用することをいう。土地の高度利用手法のひとつである。

要素の錯誤 [ヨウソノサクゴ]

法律行為の重要な部分のことを「要素」という。

この「要素」に関して錯誤がある場合には、民法第95条により意思表示をした本人を保護し、法律行為を原則的に無効としている(詳しくは「錯誤」へ)。

用地補償 [ヨウチホショウ]

公共事業に必要な土地等を取得・使用する場合に、それに伴い生じる損失に対して補償することをいう。公共用地を取得・使用する方法には、土地収用法を適用する場合(収用裁決)と、用地交渉によって取得・使用する場合(任意の買収等)とがあるが、どちらの場合であっても用地補償の考え方や算定方法に大きな違いはない。

用途地域 [ヨウトチイキ]

建築できる建物の用途等を定めた地域。都市計画法に基づく制度である。

要物契約 [ヨウブツケイヤク]

当事者の合意のほか、物の引き渡しなどの給付があって初めて成立する契約。

擁壁 [ヨウヘキ]

崖を覆う人工の壁のこと。

主に、敷地と道路に高低差がある場合や、敷地の背後に崖がある場合に設置される。

単に崖を補強するものではなく、土砂の崩壊を防止することがその役割であり、大きな荷重を支えることができるような性能を持つ必要がある。

浴室乾燥機 [ヨクシツカンソウキ]

浴室内で洗濯物を乾燥する設備。浴室を温風で暖め、湿った空気を排出することによって衣類を乾燥する方式である。また、この設備によって浴室の暖房もできる。

予告広告 [ヨコクコウコク]

不動産の販売に当たって、価格等が未定のままでする広告をいう。

寄棟屋根 [ヨセムネヤネ]

屋根形式の一つで、四方に勾配があるかたちのもの。大棟に四方から隅棟が集まり、屋根が四面に分かれている。

予想分配金 [ヨソウブンパイキン]

不動産投資信託において投資法人が投資主に支払うことを予想した分配金のこと。確定額ではなく、投資法人の業績により変動することが多い。

予約 [ヨヤク]

予約とは、将来において契約を締結するということを、事前に当事者同士で合意することを指す。予約においては、当事者の一方が予約完結権を持つのが一般的である。

予約完結権 [ヨヤクカンケツケン]

予約とは、将来において契約を締結するということを事前に当事者同士で合意することを指す。このような予約においては、当事者の一方が予約完結権を持つのが一般的である。

予約完結権を持つ者が契約を行なう旨の意思を表示をすれば、相手方の承諾を待つまでもなく、契約が自動的に成立する。つまり予約完結権とは、予約を本契約へと強制的に移行させる権利であるということができる。

なお、売買一方の予約における予約完結権、再売買の予約における予約完結権は、仮登記によって保全することができる。

ラーメン構造 [ラーメンコウゾウ]

「ラーメン」とは「枠」という意味。柱・梁という部材同士が剛接合され水平方向の外力などに対抗できる強い骨組を形成している建築構造のことを、建築学では「ラーメン構造」と呼んでいる。

「剛接合」とは、部材の接合部が完全に固定されており、水平方向の力がかかっても接合部が回転・変形しないということを指している。

こうした建築学上の「ラーメン構造」は具体的には次のようなものである。

ライトコート [ライトコート]

マンションなどに設置される、採光や通風を主な目的とする吹き抜けの中庭。

ライフライン [ライフライン]

都市機能を維持し日常生活を営むために必須の設備(水道・電気・ガス等)をいう。

電気・ガス・水道等、通信設備、人の移動・物流手段などがこれに当たる。

ラウンジ [ラウンジ]

談話や休憩のための部屋、スペースの事。

ラグ [ラグ]

床の一部に敷く毛織物。様々なサイズや色柄がある。

ラジエーター [ラジエーター]

放熱のための装置で、管のなかに熱を帯びた流体を循環させ、管に接する空気や水とのあいだの伝導作用によって熱交換することで作動する。

ラジエントヒーター [ラジエントヒーター]

調理用ヒーターの一種で、ニクロム線を発熱・発光させ、その放射熱により加熱を行なう。

ラック [ラック]

整理棚。もともとは格子状、網状の載せ棚や掛け棚をいうが、形状にかかわらず小物を整理するための棚を一般的にいう場合も多い。マガジンラック、レターラック、プレイトラック(皿掛け)など。

ラティス [ラティス]

格子状の平面で出来ているフェンス。格子は細長い板を直角または斜めに組み合わせて作られており、マンション1階住戸の目隠しなどに使われる。

ラバータイル [ラバータイル]

内装用のゴム製タイル。クッション性が優れており、床仕上げに用いられる事が多い。

ラミナ [ラミナ]

集成材を構成する挽き板あるいは小角材のピースのこと。

LAN [ラン]

限られた範囲内にあるコンピュータや通信機器、情報機器などをケーブルや無線電波などで接続し、相互にデータ通信できるようにしたネットワークのこと。概ね室内あるいは建物内程度の広さで構築されるものを指す。

ランダムテンキー [ランダムテンキー]

暗証番号を入力することにより解錠する鍵で、入力のためのテンキーの配列がランダムに変わるもの。

ランドバンク [ランドバンク]

空き地や空き家の管理・流通・再生を担う組織。地方の空き家問題を解決していこうというもの。

ランドマーク [ランドマーク]

土地の目印となる特徴物・景観をいう。元来の意味としては、探検家などが一定の地域を移動中にまたそこに戻ってくるための目印のこと。

ランプシェード [ランプシェード]

ランプや電灯の笠のこと。素材やデザインにより、拡散光や直接光など、さまざまな光が得られる。インテリアのアクセントにもなるアイテムで、最近は手づくりを楽しむ人も多い。

欄間 [ランマ]

日本の建築様式にみられる建具の一種。採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる開口部材をいう。

リーシング [リーシング]

商業用不動産の賃貸を支援する業務。賃貸借取引の仲介だけでなく、店舗・事務所の立地動向調査(マーケティング)、テナントの構成や賃貸条件の設計・調整など、賃貸収益性を確保するためのサービス業務を含む仕事である。

リースバック [リースバック]

「セール・アンド・リースバック」とも呼ばれ、固定資産に相当するものを他に売って、そこからリースするという金融取引をいう。

LEED [リード]

建物と敷地利用の環境性能を評価・認証する仕組み。LEEDは、英語のLeadership in Energy and Environmental Designの略語。

リート [リート]

不動産投資信託のことで、投資法人が投資家から資金を集めて複数の不動産に投資し、賃貸収入や不動産の売却利益が配当金として投資家に還元される金融商品をいう。

履行遅滞 [リコウチタイ]

債務不履行の一つ。債務を履行することが可能であるにもかかわらず、債務を履行すべき時期を過ぎても、債務者の故意または過失により、債務を履行しないことをいう。

履行の着手 [リコウノチャクシュ]

わが国の売買契約等では、解約手付が交付されることが多い。解約手付とは、手付の放棄(または手付の倍額の償還)によって、任意に契約を解除することができるという手付のことである(民法第557条第1項)。

具体的には、売買契約成立時に買主が売主に解約手付を交付する。買主は手付を放棄すればいつでも契約を解除でき、手付相当額以外の損害賠償を支払わなくてよい(これを「手付流し」という)。
また売主も、手付の倍額を買主に償還することで、いつでも契約を解除でき、手付相当額以外の損害賠償を支払わなくてよい(これは「手付倍返し」という)。
このように、手付相当額の出費を負担するだけで、いつでも売買契約関係から離脱できるのである。

しかし、このような手付流し・手付倍返しによる契約解除はいつまでも可能なのではなく、契約の相手方が「履行の着手」を行なった時点からはこのような契約解除ができなくなるとされている(民法第557条第1項)。そのため、この「履行の着手」が重要な意味を持つことになる。

過去の判例では、「履行の着手」とは「客観的に外部から認識できるような形で、契約の履行行為の一部をなしたこと、または履行の提供をするために欠くことのできない前提行為をしたこと」と解釈されている(最高裁判決昭和40年11月24日)。
具体的にいえば、単に物を引き渡すための「準備」や、代金を支払うための「準備」をしただけでは「履行の着手」には該当しないと考えられている。

実際に履行の着手があったと判断された事例には、「他人物売買において、売主が他人の不動産を取得して登記を得たこと」、「買主が代金の用意をして、売主に物の引渡しをするように催告したこと」などがある。

なお、手付流し・手付倍返しによる契約解除は、契約の「相手方」が履行の着手を行なった時点からは契約解除ができなくなる。従って「自分が履行の着手をしたが、相手方は履行の着手をしていない」状態であれば、自分から手付流し・手付倍返しによる契約解除を行なうことは可能である。

履行不能 [リコウフノウ]

債務不履行の一つ。債権が成立した時点より後に、債務者の故意または過失により、債務の履行が不可能となったことをいう。

理事 [リジ]

区分所有建物の区分所有者が組織する管理組合の理事会において、理事会を構成する役職者である。

理事会 [リジカイ]

マンション管理組合において、組合の業務を執行する組織をいう。

リスクヘッジ [リスクヘッジ]

投資などに際して講じられることが多い、危険を回避するための措置。

リスクマネジメント [リスクマネジメント]

事業や組織の運営において、不確実な出来事による悪影響(リスク)を適切に管理・制御するための活動。

リゾート [リゾート]

行楽地。余暇活動として訪問し、または滞在する場所。

リネン庫 [リネンコ]

洗面室にある、タオル・シーツ類を収納するスペース。

リノベーション [リノベーション]

新築を除く住宅の増築、改装・改修、模様替え、設備の取替えや新設などの改造工事の総称。

リバースモーゲージ [リバースモーゲージ]

持家を担保に生活資金を融資し、所有者の死亡もしくは契約終了時に一括返済する仕組みをいう。

リビング [リビング]

居間。和風家屋の「茶の間」もリビングである。

個室ではなく、日常生活でのくつろぎのためなどに家族共同で使われる。「○LDK」などと表示する場合の「L」である。

リビングダイニング [リビングダイニング]

食事室を兼ねた居間。間取図では「LD」と表記される。

居間の使い方の一つで、その形態は、部屋の一角にダイニングテーブルを置いて食事スペースとする場合のほか、居間のテーブルやソファを食事の際に兼用する場合もある。

リファイナンス [リファイナンス]

負債を新たな負債に組み換えること。金利や返済方法を変更することができる一方、手続きのための負担が生じる。

リフォーム [リフォーム]

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などの種類がある。

リフォームローン [リフォームローン]

住宅をリフォームするための費用の借入金。住宅ローンとは金利や借入可能年数が違うことが多い。

リモデリング [リモデリング]

建物を増改築すること。英語のRemodelingで、「リノベーション(Renovation)」と同義。また、「リフォーム」の類似用語。

リモデリングは、建物の機能を包括的に改変することを目的とする改修であるのに対して、リフォーム(注:英語のReformには建物改修という意味はない)は、原状回復のための部分的な改修であるとされている。しかしながら、両者とも厳密に定義されているわけではない

琉球畳 [リュウキュウタタミ]

畳縁のない半畳サイズの畳を市松模様に敷いたもの。

留置権 [リュウチケン、トメオキケン]

ある人が他人の物を占有していて、しかもその物に関係する債権を有しているときは、その人はその物を、債権の担保とするために、占有しつづけることができる。

立木 [リュウボク]

樹木の集団のこと。

両手・片手 [リョウテ・カタテ]

不動産取引を媒介としたときの宅地建物取引業者の成功報酬の受け取り方。取引当事者の双方から受け取る場合を「両手」、一方のみから受け取る場合を「片手」という。

緑化重点地区 [リョクカジュウテンチク]

市町村が定める「緑の基本計画」(都市緑化法による「緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画」)において、重点的に緑地の保全に配慮を加えるべき地区として指定される地区をいう。

緑化地域 [リョクカチイキ]

都市計画によって定められる地域地区の一つ。良好な都市環境の形成に必要な緑地が不足し、建築物の敷地内において緑化を推進する必要がある区域をいう。

緑化率 [リョクカリツ]

建築物の敷地面積に対する緑化施設の面積の割合。

緑地協定 [リョクチキョウテイ]

緑地を守るために、地域住民が都市緑地法に従って締結する協定をいう。

リロケーション [リロケーション]

転勤者の留守宅を一定期間賃貸する業務のこと。

臨港地区 [リンコウチク]

港湾機能を確保するために都市計画で定められる地区。地域地区の一つで、地区内で建築等の行為が制限される。「港湾法」に基づく制度。

隣地斜線制限 [リンチシャセンセイゲン]

隣地の日照や通風、採光を確保するために、住宅などを建設する際に、その高さや形状を規制すること。

隣地の使用 [リンチノシヨウ]

所有する土地を利用するために、一定範囲で隣地を使用できるとするルール。民法の相隣関係の一つとして認められている権利で、「隣地使用権」という。

ルーバー [ルーバー]

固定または可動の羽根状の板で、日照・採光の調整のために天井または壁面(開口部)に設けられる。

ルーフバルコニー [ルーフバルコニー]

マンションにおいて、下の階の住戸の屋上部分を、上の階の居住者のためのバルコニーとしているもの。

ルームシェア [ルームシェア]

他人同士が一つの住宅で生活する住み方。個室は専用であるが、台所・食堂・浴室・便所などは共用することが一般的。

レイアウト [レイアウト]

家具、部屋、建物などの配置または配置計画のこと。

礼金 [レイキン]

建物の賃貸借契約を新規に締結する際に、借主から貸主に対して、契約締結の謝礼として支払われる金銭。将来契約が終了し、退去する際にも、借主に返還されない。

レインズ [レインズ]

Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称。

歴史的風致維持向上計画 [レキシテキフウチイジコウジョウケイカク]

歴史的風致(地域における固有の歴史・伝統を反映した活動と、その活動が行なわれる歴史上価値の高い建造物や周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地環境)を維持・向上するための計画をいう。

歴史的風致維持向上地区計画 [レキシテキフウチイジコウジョウチクケイカク]

歴史的風致(歴史的な価値の高い建造物等と地域固有の歴史、伝統を反映した活動とが一体となった環境)の維持向上によって良好な市街地を形成するための計画で、都市計画で定められる地区計画の一つ。同計画に基づいて建築物の形態等が制限されるほか、区域内での一定の行為について届出が必要となる。

歴史的風致形成建造物 [レキシテキフウチケイセイケンゾウブツ]

歴史的風致を形成し、その維持向上のために保全すべき建造物として、市町村長が指定するものをいう。

歴史的風土特別保存地区 [レキシテキフウドトクベツホゾンチク]

古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(1966(昭和41)年制定)により、古都の歴史的風土を保存するために指定される区域を「歴史的風土保存区域」という。

歴史的風土保存区域中の重要な地域は「都市計画」によって「歴史的風土特別保存地区」とすることができる(同法第6条)。

歴史的風土保存区域 [レキシテキフウドホゾンクイキ]

古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(1966(昭和41)年制定)により、古都の歴史的風土を保存するために指定される区域を「歴史的風土保存区域」という。

歴史まちづくり法 [レキシマチヅクリホウ]

歴史や伝統を反映した活動とそれが行なわれる建造物や市街地とが一体となって形成している市街地環境(歴史的風致)の維持向上を図るための法律のことで、正式な名称は、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」である。

レジデンス [レジデンス]

居住地または住宅を指す英語。

レトロ [レトロ]

懐古的なおもむき。フランス語の接頭語rétro(遡及する)から派生した和製語である。

レバーハンドル [レバーハンドル]

棒状の取手。ドアを開閉するための器具で、梃子(てこ)の原理を用いて操作する。握り玉のかたちとなっているノブハンドルに比べて、小さな力で簡単に操作できる。

レンジフード [レンジフード]

コンロの上部を覆うフード(煙り溜め)と換気扇とが組み合わさったもので、調理時に生じる煙、水蒸気などを排出するための設備。

連続フーチング基礎 [レンゾクフーチングキソ]

布基礎ともいう。建物の土台に沿って、切れ目なくフーチングを築造した形状の基礎。
建物の土台と布基礎は金物で緊結されている。
なお、布基礎は通常は鉄筋コンクリート造である。

連帯保証 [レンタイホショウ]

保証人が、主たる債務者(本来の債務者)と連帯して債務を負担すること。

連帯保証人 [レンタイホショウニン]

保証人(債務者が債務を履行しない場合に、その債務を債務者に代わって履行する義務を負う人)のうち、債務者とまったく同じ義務を負う保証人のこと。

連坦建築物設計 [レンタンケンチクブツセッケイ]

複数敷地により構成される一団の土地の区域内において、既存建築物の存在を前提とした合理的な設計によって建築物を建築する場合に、複数建築物が同一敷地内にあるものとみなして、建築規制(接道義務、容積率制限、斜線制限、日影規制等の規制)を適用する制度。

レントロール [レントロール]

不動産の賃貸借条件を一覧表にしたもの。部屋・賃貸スペース別に、家賃・敷金等、契約日・契約期間等の契約条件が記されている他、賃借人の属性が記載されていることも多い。

部屋・賃貸スペース別に、家賃・敷金等、契約日・契約期間等の契約条件が記されている他、賃借人の属性が記載されていることも多い。

その形式は区々であるが、賃貸不動産の調査・評価に当たって活用されている。

ローコスト住宅 [ローコストジュウタク]

比較的安い価格で建築される住宅。明確な定義はないが、一般的に、設計の規格化、施工の合理化、低廉な資材や設備の使用などによってコストダウンが図られているもの。

ロードヒーティング [ロードヒーティング]

路面を加熱し、融雪や凍結を防止すること。路面下に電熱線や温水管を埋設して加熱する。寒冷地で設置されているが、維持費用が嵩みがちで、その低減が課題とされている。

ロールカーテン [ロールカーテン]

巻き上げ式のカーテン。窓辺のほか、間仕切りなどとしても使われる。和製英語。

ロールスクリーン [ロールスクリーン]

布などを巻き、上げ下げして開閉する設備。「ロールカーテン」も同じ意味である。

吊り下げ式カーテンと比べて面が平らで、図柄の選択の幅が大きく、インテリアの装置としても使われる。一方で、光や音を遮蔽する性能に劣るとされている。

ローン特約 [ローントクヤク]

不動産の買主が金融機関やローン会社からの融資を前提として不動産を購入しようとしているとき、融資を受けることができなければ、不動産を購入する契約を解除して、契約を白紙に戻すことができる特約。

老朽建築物 [ロウキュウケンチクブツ]

構造、材料、設備等の劣化が進み保安・衛生上危険・有害となる恐れのある建築物。旧耐震基準によって建築され(建築時期が1981(昭和56)年5月31日以前)、耐震診断の結果危険性が高いと判断された建物をさすこともある。

老人福祉施設 [ロウジンフクシシセツ]

高齢者福祉のための施設(老人福祉法)。公共目的の施設であり、施設の種類に応じて設置できる主体が異なる。

ログハウス [ログハウス]

丸太を主要な構造材とする家屋。柱、梁、壁が丸太または太い角材によって造られ、丸太組工法(丸太を積み重ねる方法)で建築される。

陸屋根 [ロクヤネ]

屋根形式の一つで、勾配が水平または水平に近いかたちのもの。

路地状部分 [ロジジョウブブン]

袋地から道路まで敷地を延長させた部分のこと。

路線価 [ロセンカ]

宅地の価額がおおむね同一と認められる一連の宅地が面している路線(公衆が通行する道路のこと)について、その路線に面する宅地の1平方メートル当たりの価額を1

ロックウール [ロックウール]

岩綿のこと。玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維。建築物などの断熱材や培地として広く用いられるほか、吸音材としても用いられている。断熱・保温・耐火性に優れている。

ロッジ [ロッジ]

備わっている設備が比較的簡素な、山小屋風の宿泊施設。

ロハス [ロハス]

「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指す用語。英語のLOHASで、Lifestyle of health and sustainability(ライフスタイル オブ ヘルス アンド サステナビリティ)の略語。

ロフト [ロフト]

床から天井までの高さが大きい部屋において、天井近くに設置された物置等に利用できる空間。

ワイドスパン [ワイドスパン]

スパンとは間隔、間(ま)のこと。柱や壁の間隔を広く取ることができれば、光や風を室内に取り込みやすくすることができる。従来は1間からせいぜい2間程度の開口部だったが、3間以上ある全面開口も可能になり、南面する部屋に採用するケースが多く見られるようになった。これにより部屋の開放感も増すことになる。

分かれ [ワカレ]

不動産業界で使われる用語の意味としては、不動産取引(主として売買)の媒介報酬を配分すること、あるいはその際のルールをいう。一つの取引に対する媒介報酬は、売り手と買い手が支払う報酬の総額であるが、複数の宅地建物取引業者が取引に関与した場合には、その配分を決めなければならない。配分についての決まったルールはないが、取引に当たっての貢献度に応じて配分されるのが通例である。

枠組壁工法 [ワクグミカベコウホウ]

木材でつくった枠に、構造用合板等を釘で打ち付けて、壁・床・屋根を形成する工法。

和小屋 [ワゴヤ]

垂直な小屋束によって屋根の荷重を支えるような小屋組のこと。

和紙畳 [ワシダタミ]

畳表が和紙でできている畳。伝統的に畳表は「いぐさ」を素材にして作られているが、それに代えて撥水加工などを施した和紙を使っている。

ワンルーム [ワンルーム]

一部屋で構成する住戸又はその間取りをいう。居室(リビング)、浴室・トイレ、キッチンを備えている。

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