既存マンション、全国的な下落傾向が続く

　（株）東京カンテイは31日、2023年4月度の「中古（既存）マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。
　同月は「晴」が21地域（前月：23地域）と減少。「雨」は2地域（同：3地域）、「曇」は10地域（同：12地域）と減少した。「小雨」は3地域（同：1地域）、「薄日」は11地域（同：8地域）に増加した。
　全国で天候が回復したのは6地域（同：7地域）と減少。横ばいが34地域（同：30地域）と増加、悪化は7地域（同：10地域）と減少した。
　47都道府県のうち、前月から価格が下落したのは20地域（同：22地域）と減少。全国的な下落傾向が継続している。