JKK東京、43年ぶり賃貸住宅をリブランド

　東京都住宅供給公社（JKK東京）は22日、新築賃貸マンション「カーメスト大蔵の杜」（東京都世田谷区、総戸数約1,200戸）の入居者募集を9月2日から開始すると発表した。1979年度の新築住宅から使用してきた賃貸住宅ブランド「コーシャハイム」を43年ぶりにリブランドした「カーメスト（CALMEST）」の初弾。
　小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵」駅徒歩18〜20分に立地。旧大蔵住宅の建替事業で、4期に分け賃貸住宅を供給し、敷地内には高齢者・障害者施設も誘致する計画。
　1期では賃貸住宅5棟、総戸数381戸を建設する。鉄筋コンクリート造9階建ての5・6・7号棟と、同5階建ての8・9号棟で構成。間取りは1DK〜3LDK。2022年7月竣工済み。
　受動喫煙防止の観点から、8・9号棟（82戸）の敷地内を専有部内を含め全面禁煙とする。また、スマートフォンアプリでボタンに触れずに呼び出すことができるエレベーター、洗面所の自動水栓化など感染症予防に配慮した仕様を採用する。
　今回募集住戸は、173戸。専有面積は約33〜67平方メートル。賃料は、10万7,900〜18万9,900円。共益費は5,500円。入居開始は、22年11月予定。