不動産の高額売却・買取の秘訣②一括査定サイトの活用法

一括査定サイトで
複数社に見積依頼

「一番高いところに決めた！」は危険!?

不動産を売却しようと考えた時、手軽で便利な一括査定サイト（HOME4U、SUUMO売却など。）を利用する方も多いでしょう。一括査定サイトは複数の不動産会社への査定依頼を代行してくれるため、簡単に比較検討できるという魅力があります。
複数の会社に査定依頼を行うと、当然ながら査定価格に差が出ます。その差が500万円以上というケースも珍しくありません。
そんな時、つい「一番高いところにしよう！」と判断してしまいがちです。しかし、一括査定サイトの行きつく先は、不動産仲介会社です。不動産仲介会社はその不動産を直接買い取るわけではありません。
不動産会社の中には、媒介契約欲しさに売れないとわかっていながら高い査定価格を提示するところもあります。相場から大きくかけ離れた価格の物件は売れづらく、
「売れ残り感」が出ることでますます状況は悪化、徐々に値下げを提案されたりします。そうなると売り主様の今後の計画が狂ってしまいます。
高額査定に踊らされず、その査定価格が適正なのかどうか判断することが大切です。

3種類の価格

適正価格・売出価格・買取価格の違いとは？

まずは「価格」の種類についてみていきましょう。
「適正価格」とは「不動産を売出し後、3カ月以内で売れるであろう適正な価格」を不動産会社が予想した金額です。そのため不動産会社の過去の実績や得意分野によって適正価格は変わってきます。また、簡易（机上）査定と現地（訪問）査定でも誤差が生じます。
「売出価格」は、不動産仲介会社が仲介して市場に売りに出す価格です。「適正価格」を参考にしながら、価格を設定できます。
「買取価格」は、不動産会社がその物件を買い取る価格です。マンション・戸建て・土地の物件種別やエリア、築年数などはもちろん、その物件が売れる見込みがあるかどうかによっても異なってきます。
一括査定サイトなどで出してもらえる「査定価格」は「売却できそうな価格」の予想であって、確実に売却できる金額（「適正価格」）でも、不動産会社が買い取ってくれる価格（「買取価格」）でもありません。そのため、実際に売却する際には、適正価格より高い場合も低い場合もあり得る、ということです。

買取価格からの逆算

買取業者のホンネ価格から適正価格を知る

では、リップサービス的な根拠のない高額査定に惑わされないためにはどうすればいいのでしょう？　そこでおすすめなのが、「不動産買取価格からの逆算」です。
　「買取価格」がわかれば、その不動産会社が本当に売れると考えている価格がわかります。つまり、不動産会社の「ホンネ価格」がわかるということです。買取価格が高い不動産会社がつけた高い査定価格は、高くで売れると本当に見込んだ正直な金額だと考えられます。また、高額買取の実績がある不動産会社は高値でも売れるだけの販売力がある、ともいえます。
そのため高額査定からの逆算ができれば、リップサービス的査定に惑わされることなく販売計画を立てることができるのです。
査定価格を簡単に比較できる一括査定サイトですが、「査定価格＝実際に売れる価格」ではないことをしっかり頭に入れたうえで判断することが重要です。査定価格に一喜一憂せず、本当に任せて安心の信頼できる、実力のある不動産会社を選ぶようにしましょう。

「不動産買取カウンター」で

「買取価格」を一括査定！

では、「買取価格」はどうやって調べたらいいのでしょう？　「買取価格」は画一的に決められるものではありません。一つひとつの物件によって異なってきます。全く別の物件の価格を確認したところで参考にもならない…。
だから、「不動産買取カウンター」なんです。あなたが売却を希望する物件に対する「買取価格」を複数の業者に一気に査定してもらえます。その業者にとって得意分野である物件の方が、売りやすいため高値がつきます。「不動産買取カウンター」ならデータベースには各買取業者の得意分野が登録されているのでより好条件の会社に査定を依頼できます。売却希望物件の情報も細かく業者に提示するので、実物を訪問査定する前からかなり正確な金額を提示してもらえるのも安心です。
大切な不動産の価値を正しく見極めてくれる不動産会社と出会うために、「不動産買取カウンター」を利用してみてください。

不動産の高額売却・買取の秘訣

• 不動産の高額売却・買取の秘訣①近所の不動産会社と比較！

• 不動産の高額売却・買取の秘訣②一括査定サイトと比較！

• 不動産の高額売却・買取の秘訣③マンション編

• 不動産の高額売却・買取の秘訣④土地編

• 不動産の高額売却・買取の秘訣⑤戸建て編